図書室のはこぶね

18件の記録
- り@ryohei_132025年9月7日読み終わった・謎の本とメッセージ ・体育祭 ・クラスで一丸となる競技と、それに参加出来ない人 ・体育祭実行委員との対立 青春って感じでとても良かった。ただエンタメなだけでなく、ちゃんと主張のある話だった。すごく好きなタイプの人も、すごく嫌いなタイプの人も登場して、キャラクターが豊かで話に引き込まれた。
- ユメ@yumeticmode2025年9月7日読み終わった感想クラスメイトに図書当番の代理を頼まれた主人公・百瀬花音が、図書室で10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』と、その本に挟まれた不思議なメッセージの記されたメモを発見したことから広がってゆく物語。図書室に突如現れた謎の真相には苦いものも混じっていたが、伝統をよりよい方向に変えたいという現役高校生とOBたちの想いが響き合い、体育祭当日に結実するのがよかった。 『飛ぶ教室』を筆頭に、実在する本が何冊も登場するので、知っている本は再読したくなるし、知らなかった本はこれを機に手に取ってみたくなる。花音たち高校生の心の揺れ動きが瑞々しく描かれており、自分が同じ年頃の日々に読んだ本の数々も懐かしくなった。野亜高校図書室の蔵書検索機に搭載されている、三択の質問に答えてゆくとおすすめの本を教えてくれる「本ソムリエ」の機能は羨ましい。
- ミリ単位@nahhhhh172025年8月27日読み終わった海の上に浮かぶ艦船の情景や、体育祭の情景が、頭の中で映像化できた。 グラウンドが生徒、先生、観客で一つになる感じがどこか懐かしくて涙目になってしまった。