パラソルでパラシュート

パラソルでパラシュート
パラソルでパラシュート
一穂ミチ
講談社
2021年11月26日
15件の記録
  • Kioku
    Kioku
    @noir14
    2025年11月6日
    美雨は譲ってもらったチケットで行ったコンサートで享と出会う。靴擦れした美雨とスタッフとして働く享が音楽の鳴り響く会場で口パクで待ち合わせをする、という物語の始まりが面白く、心を掴まれたままラストまで読み切った。 美雨は29歳。派遣の受付嬢として働くが、30歳で退職するという暗黙のルールまであと少し。享はお笑いコンビを組んでいて、美雨は享の舞台を観に行くようになることで、享の芸人仲間と親しくなる。私が29歳の時は職場関係でも恋愛関係でもない人と親しくなり、友達と呼べる仲間ができることは結婚退職するより難しかった。令和の世を生きる29歳の女の子はどうなんだろう。
  • piko
    piko
    @pikopino
    2025年10月28日
  • しろ。
    しろ。
    @shiro_book
    2025年10月17日
    コンサートで同じ歌を口ずさんでいたスタッフさんに、口パクで待ち合わせ場所伝えられる世界線に惹かれた。 30歳の壁みたいなものを、世間体を深く深く捉えて生きていかなくてもいい背中を押された気がした。 関西弁の軽やかな掛け合いも読んでて、気持ちがいい。
  • Aki
    @spica-spring-evening
    2025年10月6日
    時々思うのは、自分の思っていることをそのままに伝えるのはなんて難しいんだろうということ。 自分の考えていること、思っていることを純度100%、不純物なし、伝えたいことを伝えたいだけに濾過して、過剰も不足もなく伝えるというのは至難の業なのかもしれない。 自分の中にあるものを取り出して言葉に直そうとするとぴったりくるものはなかなか見つからないし、その時の感情が邪魔をすることすらある。そしていくらこちらが努力しても、受け手も受け取るための姿勢と努力がなければ、多分だめなんだろうな。伝えたい通りに伝わらない。伝えるための言葉が却って誤解を生む。 この本を読んでいて、性別に関係なく、ささやかでもさりげなくてもしょうもないことでも自分の言葉を拾い上げて真摯に向き合ってくれる相手がいることは幸福だろうなと思った。
  • なおこ
    @naoco_1426
    2025年7月23日
  • まる
    まる
    @maru_maru
    2025年5月10日
  • 萠乃
    萠乃
    @flower_hono
    2025年5月4日
  • 水規
    水規
    @aqua3710
    2025年3月25日
    始終不思議な関係と空間だった。まるで綿菓子のよう。そういう付き合い方もあるのかな。
  • 小野
    小野
    @kkkiss07
    2025年3月6日
  • 彗星
    彗星
    @h02wy
    2025年2月11日
    現時点で今年1番楽しんで読めた
  • せごどん
    @Segodon
    2024年12月5日
  • siiiiry
    @siiiiry
    2024年11月20日
  • 村崎
    @mrskntk
    2024年4月29日
    たまに小説読んでいると、ド、ドタイプ………!となる登場人物に出会うのですが、出会っちゃったね、これは私を沼らせる男、その名も矢沢亨………!!!!!!
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