マッドのイカれた青春
22件の記録
白居易@hakkyoi_hakkyoi2026年1月1日読み終わっためちゃくちゃに面白い、一気読み必至の青春小説。それぞれの傷をそっと見守ってくれるかのような、決まりきった言葉に無理矢理嵌め込もうとしない、断定しない誠実さに救われる心地がした。
橋本亮二@hashi_shi2025年12月5日読み終わった静岡のひばりブックスに同業他社の人と行ったとき、その人が「あ、これこれ」と手にした。聞くと著者が静岡の人という。縁だなと思い自分も手を伸ばしレジ打ちしてもらった。その日の夕方は静岡書店大賞授賞式。二部門を受賞したのがこの著者だった。13回目にして二部門同時受賞は初とのこと。帰りの新幹線で開き、二章分読む。章ごとに視点が変わる構成のようだ。タイトルになっている「マッド」の親友、中学からの同級生(親しくはない)、他校の人、など。これは大切に読むべき、反芻しながら沁み込ませたい作品と確信する頃には、頁をめくる手を止められなくなっていた。 青春がどんなものかはわからない。中学、高校、大学など、限られた年月で出会いと別れが再生される。教室という閉鎖されがちな空間では澱んだ関係が固定化されやすくもある。 著者のスピーチが頭に浮かぶ。喜びと悲しみと怒りと驚きにあふれたような素振りも。この作品を書いてくれた感謝の気持ちを手紙にしたためよう。大粒の涙が伝った。








たにこ@chico75_114272025年11月4日読み終わった人は見た目で第一印象が決まるというけれど、美人すぎるせいで苦しんできた主人公 そのためか人の本質を見るのが上手い子だから魅力的に写った。第一話で見た目が醜いといじめられてきた季子と仲良くなってく姿が眩しかった。 卒業式の季子の答辞、主人公の幼馴染の忍に季子が伝えた「万葉集には、孤独が悲しいと書いてこい、という当て字が出てくるの」「あなたに会えず一人でいることが悲しい、っていう意味なんだって」 主人公の親友になった季子は、主人公の輝き(羨望とか?私の勝手な妄想です)に焼きこがれる前に距離を取り、孤独を引き換えにしてでも主人公の友人でい続ける選択を取った季子が一番かっこいいと思った。 中学〜高校は狭い世界なのに、その世界しかないような錯覚を受け、大人になったら「あんなちっぽけな世界で悩んでたんだ」と思うけど、一番記憶に残るのもその時期で… それを綺麗にまとめられてて読みやすかったし面白かった。登場人物の皆の未来に幸あれ。


り@rior10382025年10月27日読み終わった@ 自宅見た目は1番に相手に入る情報だと思う。中身はそれから。 美しいひとや可愛いひとを見ると、わあと思う。羨ましいな、とも思う。自分と比べて、勝手に気持ちを作る。 それがいかに浅ましいか、マッドに教えてもらった。 マッドを取り巻く人たちから語られる話。特に季子と忍から語られるマッドが1番好きだった。 最後の「忍の孤悲は忍ぶれど」から「マッドのイカれた青春」までが心にしみた。季子のあるセリフがかっこよすぎて痺れた。 マッドのこれからに思いを馳せる。



















