こどもの頃のこわい話 きみのわるい話
22件の記録
ごとー@ptk5102025年10月17日読み終わった文章がめちゃくちゃ読みやすくスッと情景が浮かぶのでたいへん好きな読みごこち。 「くびぞろえ」「北見先生のDVD」「餓鬼ねぶり」が特にイヤ〜〜なものを味わえて最高でした。これがリーダビリティの高さというやつかも。 自分に語れる怪談的な怖い体験って全然ないなぁと思ってたけど、「記憶の底にあるアレってなんか今思うと不気味かも」とか「いつになっても覚えてる嫌だった夢」みたいなシーンも呼び起こされてきて嬉しい。今一番求める“こわい”がここにある…!





DN/HP@DN_HP2025年10月14日感想書きたいな、と思いつつも3周目を読みはじめている。うちに少しづつ思い出していたわたしの「こどもの頃のこわい話」も仕上がってきたような気もする。神社の境内のお祭りで、気がつくとお父さんが入れ替わっていた話。
DN/HP@DN_HP2025年10月10日記憶について「だけど、いいですか?僕にしかない記憶は、つまるところ誰のものでもない僕だけのかけがえのない記憶で、いまでも僕はベスとの思い出を胸に抱いて生きているんです。それを否定することは、誰にもできないんです。」 ——「それはベス」

DN/HP@DN_HP2025年10月7日「死柱にこうべを垂れよ」という話は怪談採話ルポ、報告文学として読みたい話だった。聞き取りの場面から作者の視点で書いていく、それが感情的でウェットなら私小説的(好き)になっていくけれど、理性的にドライに書いていけばこういったルポ的なものになるのではないか、とか考えてみる。怪異自体もかなり強いからそれを書く、その部分だけでも成立しそうだけれど、まるッと全部書くことで立ち上がる怖さや分からなさがあって、あるいはそうしないとこぼれ落ちてしまうものがある、ような気がした。最後の一行あけた後の一文が現在形で終わっているのにも痺れた。





DN/HP@DN_HP2025年10月6日読んでるさっき読んだ話で、草冠に亡「芒」でススキって読むの知ったけど、縁起悪るそうでいいなと思った。亡は「尖っているもの」という意味みたいで別に縁起悪くなくて、ああ、五芒星ってそういうことか、とか今さら納得もして。まあ、それは良くて、怪談で普段開きがちな漢字だったり、異常に画数の多くてうねうねした漢字使ったりするのって、話の分からなさや不気味さを増すためのテクニックだと勝手に思ってるけど、あれ良いですよね。わたしが勉強不足だというのも、まあ、あるけれど。



has@11lotuslotus112025年10月3日読み終わったKindle Unlimited9/29 読み始めた たぶん後で紙で買うんだけど、とりあえずKindle Unlimitedで。 読了。電書で読み終えた日に蛙坂さんのサイン会で紙の本を買い、サインをもらってきた(うれしい)。文庫の装丁がマットな感じなのめずらしい。めずらしくないですか? 蛙坂さんに本の中での好きな話を訊かれて、「オボザワススグ」を答えた。こんばんは、が音声で生々しく聞こえてくる気がしてすごく嫌だった(褒めてます)。 ほかに特に好きだったのは「それはベス」「無貌三題」「死柱にこうべを垂れよ」。わたしが怪談に求めるものは、ジャンプスケア的な驚きじゃなくて、じとっとした手触りとか、肌がぞわぞわして壁に背を付けていたくなる感覚とかなんだけど、それが存分に味わえる怪談本だと思った。



















