秒速5センチメートル the novel
12件の記録
1neko.@ichineko112025年11月8日読み終わった「実写版×映画」、観ました。 「アニメ×映像」とも「アニメ×小説」と流れや細かな設定が違っていて、興味深い。まるで、自分の思い出の「不確かさ」が目の前で、脳外で、再現/再生されているみたい。 知っている話なのに、思い違いだったか的な(映画に没入させてもらえてたから、そのように楽しめたのかも) よし、次は「実写版×小説」、読むぞ! (そして、読みました) 原作を再構築、再演出するのは難しい作業だろうけれど、その難しさ、苦労を上回る楽しい作業でもあったと思います。ありがとうございました! 備忘メモ(映画の記憶が飛び過ぎ😅) ・紙飛行機、飛び過ぎ? ・ロケットが西側方面へ飛び立っている? ・手紙が飛ばされるのは小山駅じゃない? ・天文手帳、そんなに自由ページあったかな?


- 青山@aoyama9122025年11月1日読み終わった2025年11月読了本原作の秒速5センチメートルを読みたかったのに間違って買い、せっかくなのでこちらも読んだ。 新海誠版の原作の方が好きかな…。 映画ノベライズということもあり、描写が淡々としている。これだけを読んで感情移入は難しそう。 オリジナル要素もなんだかなぁ…で読むのに時間がかかってしまった。


ちょこれーと*@5_ogd2025年10月20日読んでる『記憶とは、なぜこんなにも、不在のかたちをしているのだろう。 思い出すのは、たしかに一緒に過ごした出来事だ。それなのに、今も色濃く残っているのは、喪失の感情だ。 言えなかった言葉。伝えられなかった気持ち。叶わなかった約束。 つまり、続かなかった時間のほうだった。 埋まらない空白は、焦燥と苦みに変わり、今に流れ込んでくる。』 『どうしたら、人は喪失と折り合いをつけられるのか。』 『偶然は、実は偶然ではない。無数の分岐の上に成り立つ、限りなく必然に近いもの。』 『何かになりたい、というより、ただどこかへ向かいたかったのだ。 確かな未来なんて描けないまま、それでも、ここではないどこか遠くへ進んでいたかった。止まったような時間のなかで、距離だけが前に進める気がしていた。距離が、未来に近づくための唯一の手がかりに思えた。』 『僕はいつも、過去の手触りや、未来の光にばかり気を取られて、肝心の「今」をどこか置き去りにしてしまう。』 いつでも「今」という時間を大事にできない。 過去への後悔や未来への焦燥に気を取られて、枷をはめられたかのように足取りが重い。行き先も定まらない中、ただただ日常という時間を浪費していく。あの頃に感じていた光をいつどのようにして見失っていったのか。この喪失感をどう埋めていったら良いのか。ずっとその答えを探すように生きている。
ちょこれーと*@5_ogd2025年10月17日読み始めた『人生は進んでいる。あの頃はそう信じていた。でも、大人になってからは違う。次の扉がどこにあるかも、その開き方も、自分で探さなければならない。』 『今の自分はその延長線上に立っているのだろうか。』 『日々は忙しく進んでいく一方で、自分の足で前に進んでいる実感が、どこかで薄れていた。』 ずっと自分だけが同じ場所で足踏みをしているような焦燥感。ただただ進み続ける時間の中で自分だけ、川の真ん中にぽつんと佇む岩のように、取り残されている感覚。時間を共に過ごしてきた同窓生達がとても遠くを歩いているような気がする。そう感じるようになったのはいつからだろうか。 毎日通勤電車に揺られて仕事をして帰ってきて布団に倒れ込む。その繰り返しの中でだんだんと感情の起伏が平坦になり心が摩耗していく。確かにあの頃の道から延びた先にいるのが自分のはずなのに、記憶の中の自分が今とは比べものにならないほど輝いて見えるのはどうしてなんだろう。






