停電の夜に

14件の記録
- Marua@imasa_arumin2025年4月3日読書メモ履く湯たんぽを入れながら、昨年は4月に入ってから湯たんぽ作っていたっけ?とぼーっと考えた。朝読書にはまだ欠かせない。 表題作を読んで思ったのは、久しぶりに再読すると、また違う味わい方ができるということ。主人公とその夫はもはや自分のふた周り以上年下だ。果たしてあのふたりはあの後どうなったのだろう、と空想した。一時期は離れて暮らしたとしても、友人関係は続いているといいなあという仄かな希望。
- Marua@imasa_arumin2025年3月31日再読中この本について書かれたエッセイを読んで、また読みたくなった。リレーエッセイ「わたしの2選」で、木下眞穂氏(ポルトガル語翻訳者)が『白の闇』と『停電の夜に』を紹介していた。 『白の闇』はコロナ禍で流行っていたけど未読。読んでみたい。
- RIYO BOOKS@riyo_books2023年3月25日読み終わった蜂蜜入りのドロップや、ラズベリー風味のトリュフチョコ、細長い酸味の焼き菓子などが、絶えずこちらへ流れてきたのだが、それでもわたしは静かなままで、とりたてて応ずる態度を見せたわけではない。ありがとうさえ言いづらかった。うっかり言ったときには──ひらひらした紫色のセロファンにくるまれたとびきりのペパーミント味ロリポップをもらったから言ったのだが、かえって「ああ、またサンキューか」と逆襲されてしまった。「銀行でも、商店のレジでも、図書館に期限切れの本を返しても、サンキューと言われる。ダッカへ国際電話をかけようとして結局つながらなくたって交換手がサンキューだ。この国で死んだら、きっとサンキューと言われながら土に埋まるんだろうね」 ──『ピルザダさんが食事に来たころ』