ある奴隷少女に起こった出来事
22件の記録
らこ@rakosuki2026年4月18日読み終わった歴史の事実としてアメリカの奴隷制度のことは誰しもが学ぶと思うが、その実態を具体的に想像するのは難しいだろう。 本書は奴隷少女だった女性が書いた、貴重な手記である。その波瀾万丈の人生について読むと、奴隷制度というものがどれほど理不尽で非人道的なものだったかが改めてわかる。人間が商品として売り買いされるとはどういうことか、それがいかに自由と尊厳を奪う行為か、もちろん実際に経験しなければわからないとはいえ、本書が彼らの苦難に思いを馳せるきっかけとなることは間違いない。 学校教育を受けられなかった元奴隷の女性がこれほどまでに詳細で知的な文章を書いたことに驚く。この素晴らしい作品を後世に残してくれたことに感謝したい。



Lusna@Estrella2026年3月13日再読内容はいいのに、文庫あらすじが嫌。老人に貞操を狙われる奴隷の美少女みたいな書き方が読む気が失せる。わたしの所持しているのは単行本だけど、こちらはトットちゃんの帯が好い。









ありむら@arimuuu02112025年4月4日読み終わった奴隷制が普通に採用されていたアメリカ南部の話。奴隷制が酷いというのは漠然と分かっていても、その具体的な問題点を認知していなかったことを思い知る。 「子供は母親の身分を引き継ぐ」という法の縛りは、強姦によって孕んだこの責任から白人男性が逃れられるという、恐ろしいものであり、奴隷は所有物だというのは、比喩的なものではなく、実際に困窮した家族は所有している奴隷を突然売り捌くのである。親子がバラバラになろうとも。悍ましい。







RIYO BOOKS@riyo_books2024年6月1日読み終わった身内のどんな腐心も徒労に終わったが、神は見知らぬ人々の中で、友をわたしに授けてくださった。そしてその友は、ずっと願いながら得られなかった貴重な恵みを、わたしにもたらしてくれた。友!それはありふれた言葉で、安易に使われすぎる言葉である。世にあるほかの善い、うつくしいものと同様に、ぞんざいに扱うとかがやきを失ってしまう言葉である。だが、わたしがブルース夫人を友と呼ぶとき、それは聖なる響きを持つ。
















