私的生活
21件の記録
- mamo@reads_mamo2026年9月28日読み終わった静かに終わりゆく二人の関係を、雪に埋もれて物音の絶えた野尻湖の景色とともに、自らの手で断ち切って人生を変えゆく乃理子の強さと、すがる剛のプライドと怒りが混じり合う、最後の旅行の章からが秀逸だった。 見たくない結末なのに、自らの手で変えねばならない故に、その目でしかと見ねばならない一種の残酷さと、これから待つ明日への希望が交錯することの、矛盾する美しさに感動。





なゆあっく@GGS-20002026年9月13日読み終わった『人間はさびしいもので、共同性格者を求めながら、それでいてつねに、愛とプライドの重みを両手ではかって、苦しまずにいられない。』 田辺聖子さんのあとがきも良かった。ほんとに男女が心から幸せを感じながら生活を継続していくことは難しい。男女の心が変わっていく様。なんとリアル。そして決して我慢しない女、乃里子の生き様がかっこいいし、これからどうなるのか次作も楽しみ。

チコ@yomu06092026年7月26日読み終わったちゃきちゃきした軽快な語り口が新鮮で読んでて楽しい一方、途中に差し込む情景描写がハッとするほど美しい。 ハッピーエンドは迎えたあとからが本番という感じで、ボタンの掛け違いのように感情のやりとりが上手くいかなくなることの徒労感や、期待をしなくなっていく過程、相手をしょうもなくて愚かで、けれど可愛いやつだと甘やかしてしまいたくなる乃里子の気持ちがくるしい〜。 母の形見を叩き壊す剛の感情もわからなくはない。でもやっぱこわい。
noirlog@noirlog2026年2月18日読み終わったのりこ三部作の2番目。 いつ別れるんかなあ、と思いながら読み始めた。 50年くらい前の話って信じられないくらい、あるあるって感じるのりこの感覚。 ケータイとかデジタルな娯楽のない時代の生活って贅沢でいいなあと思う、不思議な感じ。 好きなところ。 p79 私は人間の会話というものは、やたらぽんぽん、手妻使いのように飛び交うものではないと思う。気の利いたことをみせあうのもいいけれど、私はそれは、ようく知り合った古い友達のあいだでなければ、礼儀にはずれるような気もする。良質の機智は、沈黙にあることもある。
彩@aya_toto2026年1月17日読み終わった剛と乃里子が結婚して、夫婦生活をメインに話が移る。 乃里子が剛の家族付き合いや、成金的な趣味にうんざりする様子、よく分かる。 剛の機嫌が悪くなって、ご機嫌取りをするのに、心底疲れたと思ってるところとか。 剛の相続争いを有利になるように振る舞うように言われ、嫌だなぁと思う乃里子。 結婚するってこういうことだよなぁ、と思うと同時に、 隣に誰が特定のひとがいる心地よさも。 結婚することのいいところと悪いところ。 田辺聖子さん、さすがだなぁと思う、











