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チコ
チコ
@yomu0609
感想は書いたり書かなかったり 小説・短歌・詩集がとくに好きです ノンフィクションや新書は、そのとき興味があるテーマのものをちまちま読みます📖
  • 2026年10月7日
    結婚式のメンバー
    結婚式のメンバー
    "緑色をした気の触れた夏のできごとで、フランキーはそのとき12歳だった。その夏、彼女はもう長いあいだ、どこのメンバーでもなかった。" という最高の書き出しからはじまる。 自分という存在が一体なんなのか、世界とはなにか、ここではない場所へいきたい、自分以外のだれかになりたい――そんな12歳の少女のアイデンティティの揺らぎを痛々しくも、みずみずしく描いている。自分の頭の中でつくりあげたストーリーが完璧だと思い込んでしまえる世間知らずな全能感、それがことごとく現実に打ち砕かれたときのどうしようもなさ、じりじりと時間の流れが停滞しているように思えた長い長い夏休み、そのどれもに身に覚えがあって、あのころの幼かった自分のことを懐かしく思い出した。 どこか遠くの世界へいきたいという思いにとらわれていたフランキーが、ようやく出会えた友達の存在によって、ぷつりとその思考が絶たれるラストが、"気の触れた夏"の終止符のようで、とても印象的だった。
  • 2026年10月2日
    いま読む『源氏物語』
    いま読む『源氏物語』
  • 2026年10月1日
    愛する源氏物語
  • 2026年9月28日
    源氏物語 2
    源氏物語 2
  • 2026年9月14日
    結婚の奴 (文春文庫 の 16-12)
  • 2026年9月8日
    嫌いなら呼ぶなよ
  • 2026年9月5日
    前進する日もしない日も
  • 2026年9月3日
    この世界からは出ていくけれど
    この世界からは出ていくけれど
    旅立つ人と見送る人の交差を描いた、SF短編集。 前作の『わたしたちが光の速さで進めないなら』も大好きだったけど、今作もすごく素敵だった。 SFらしいダイナミックな設定がどの話にも多分に使われているのに、その世界観がどこまでもやわらかい語り口で共有されるから、すんなりと物語に入り込める。進歩や進化、遠い未来のことを描きながら、人と人が触れ合うことの意味をやさしく、切なく語りかけられている気持ちになる。 他者とのわかりあえなさは常にあり、人は孤独なのかもしれないけれど、それでも相手に寄り添いたいと思うときに、それぞれの世界が少しだけ重なり合う瞬間の尊さ。それが繊細に描かれていた作品だった。
  • 2026年8月31日
    中学生からの哲学「超」入門
    本当にわかりやすい。私でもわかる。 哲学という学問の目指すべきところを、「宗教」「科学」との違いを挙げながら、やさしい言葉で説明してくれている。 現代社会の何が問題か、どう生きていくべきかというところにまで言及していて、わかりやすくも、読み応えのある入門書だった。 宗教とは物語で人を統治するもの、という記述に、最近読んだイン・ザ・メガチャーチでもまったく同じことが語られていたことを思い出した。
  • 2026年8月26日
    ファースト クラッシュ
  • 2026年8月23日
    ランチのアッコちゃん (双葉文庫)
  • 2026年8月22日
    私をくいとめて
    いままで読んだ綿谷さんの作品に共通していた意地悪さや毒気がこの話には全くなくて、こういうテイストの話もすきだなと感じた。 パッキパキ北京でもそうだったけど、綿谷さんが描く「女性が何かを決断して、1歩踏み出す瞬間」には、毎回とても勇気づけられます。 生きている限り自分からだけは逃れられないからこそ、「こうあるべき」よりも「こうしたい」を優先できる瞬間が自分にも増えますように、と思う。
  • 2026年8月17日
    雨のうた
  • 2026年8月15日
    湯気を食べる
    湯気を食べる
  • 2026年8月15日
  • 2026年8月2日
    パッキパキ北京
  • 2026年7月31日
    スモールワールズ (講談社文庫)
  • 2026年7月29日
    完全版 仏教「超」入門
  • 2026年7月26日
    薬指の標本
    薬指の標本
  • 2026年7月26日
    私的生活
    私的生活
    ちゃきちゃきした軽快な語り口が新鮮で読んでて楽しい一方、途中に差し込む情景描写がハッとするほど美しい。 ハッピーエンドは迎えたあとからが本番という感じで、ボタンの掛け違いのように感情のやりとりが上手くいかなくなることの徒労感や、期待をしなくなっていく過程、相手をしょうもなくて愚かで、けれど可愛いやつだと甘やかしてしまいたくなる乃里子の気持ちがくるしい〜。 母の形見を叩き壊す剛の感情もわからなくはない。でもやっぱこわい。
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