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絵美子
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@835emiko
読書感想文
  • 2026年9月20日
    彼女たちの場合は
    面白くてはやく読み進めたいのに読むと終わりに近づくのが嫌だなあと思いながら、逸佳の「よく知っている自分に戻る気がする」、とそのあと続く自分のよく知っている自分の描写に少し呼吸がとまった。まったく右に同じだったしそれを最後まで変えることはできないし、そういう事なんだろうと思った。
  • 2026年9月13日
    哲人たちの人生談義 ストア哲学をよむ
    哲人たちの考えた幸福論を読む入口としてはとても読みやすい本だった。ストア派をはじめさまざまな哲学者の思想や著作が、わかりやすく紹介されている。一方で、一つの思想について十分に掘り下げられる前に、次のテーマやへと話が移っていくので消化不良のまま次章へ進むことが多かった。 また、哲学者たちの言葉に対して著者自身がどのような立場、態度を取っているのかもあまり見えてこず、充分な解釈や検討のないまま当たり障りなく結論に至ったように見える場面がいくつかあり、それぞれの主張が所与として提示される前提で話が進む印象を受けた。 その意味では、幸福についての哲人たちの主張広く見渡すための案内書に近い。次に読む本を見つけるための本だった。南無三。
  • 2026年9月9日
    蓼喰う虫
    蓼喰う虫
    いつ読んでも静的にうつくしい描写で、もっと読んでいたいところで終わった。
  • 2026年8月28日
    真夏の死
    真夏の死
    表題作の真夏の死と貴顕がやっぱり好きだなと思った。 やや遠くから読んでしまうのは初読のあやしい瑞々しさがうしなわれたからなのか、単にとっくに十代も二十代も終えて自身の鮮やかさをうしなっただけなのか分別がついてしまったからなのか、まあ後者でしょう 以下好きな箇所メモ 貴顕 それは対象に対する無関心の上に成り立った愛で、どんな人間的義務をも強いることがなく、自己をすこしも譲らずにすむような官能の型式であった。しかしそんなものが人間相手に可能であろうかと彼は疑った。 雨のなかの噴水 その一言を言っただけで、自分の力で、青空も罅(ひび)割れてしまうだろう言葉。とてもそんなことは現実に起りえないと半ば諦めながら、それでも「いつかは」という夢を熱烈に繋いで来た言葉。
  • 2026年8月16日
    日記書いてる場合じゃねえよ
    58回くらい読み返していて、いつでも読むけど少しげんなりしている時に読むと海抜ゼロメートルのじぶんに戻れる本。モヨコせんせいは日記もかなり面白い。
  • 2026年8月10日
    ぞうのマメパオ
    ぞうのマメパオ
    絵本だからかわいいキャラクターメインかと思いきやおじさんやおばさん、力士たちがちゃんと藤岡拓太郎していた。マメパオかわいい。ハッピーエンドで何より。
  • 2026年8月4日
    浮世の画家〔新版〕
    浮世の画家〔新版〕
    はじまりからずっと語り手の不確定な不穏が漏れていて、決定的な描写はなくともすすむごとに語り手と、最期まで唯一(皮肉にも)会話が噛み合った松田の独善性、自己正当化、健康とは言えない楽観が連なって語り手だけが天晴れなまま終わる。 不穏を確定させてもくれず、カズオ・イシグロを読むと毎回はじめての感情をしる、こんな気持ちになるとは思わなんだ、アー
  • 2026年8月3日
    まるごとバナナが、食べきれない
    大久保さんのポッドキャストを聴いてて優しいお方だな、本とか出してないかなと何となくAmazon検索したら出てきた本。口語の語り口が大久保さんの雰囲気そのままで、面白いのに妙に共感するところもあり一気に読み、最後の書き下ろしでうっすら泣きそうになった所で巻末が金原ひとみとの対談で驚いた。素敵な本。
  • 2026年8月2日
    スプートニクの恋人 (講談社文庫)
    夏になると読み返したくなるけど初めて読んだのが夏だったからかもしれない
  • 2026年8月1日
  • 2026年7月29日
    中動態の世界
    中動態の世界
    思いつける(つけないものも含む)すべてから自由に選択できる訳ではなく、限られた中からの選択という行為でも、選択は自らの意思に基づいた行為と見なされるのがどうしても不思議で、というか大体の行為は限定された選択で、じぶんの始まりでさえ1ミリも何も選んでおらず、過去から連綿と続いた事象、誰かの選択の結果わたしが始まったのに能動って何だ?わたしだけの能動は可能なのか???そしてこの教室の中にいる人間各々にもとてつもない量のそれ(過去の数えきれない要素)がある???と言う個人的な解釈に長年精神的に嘔吐、嚥下困難を起こしていたが、第1章から丁寧に助走して第5章で一気にスパークしてがたがたと鱗が落ちて月にタッチして人間に近づいた。そして11ページ後でやっぱりかと膝からくずれ落ちた。(この世に生まれた時点で過去の要素を含まない絶対的なはじまりなど存在しない) スパークの始まりがあまりにも静かに鳴っていたが最終章を読み終わって(謎でもあった)意志についての(能動態-受動態の対立としての)パースペクティブはこれまで持っていたものと全く違うものになった。あとがきにまでも気韻が漂っており、最後の文庫版補遺までも隅々まで読み応えに満ちていた。 進む度に読み返すことで理解に近づく本だったので長いこと鞄におり、読み終わって友達が去っていったかのような気分になっている(読み終えたと言うことはズッ友でもある)
    中動態の世界
  • 2026年7月25日
    油脂用語辞典
    油脂用語辞典
  • 2026年7月25日
    数学ノートブック
  • 2026年7月6日
    螢・納屋を焼く・その他の短編
    蛍を読んだ、すぐに感想を言葉で言えない方のあれ
  • 2026年7月5日
    風の歌を聴け (講談社文庫 む 6-1)
    はじめて読んだ時もいま読み返しても立ち止まる箇所、好きな台詞は全くおなじだ
  • 2026年7月3日
    夏帆
    夏帆
  • 2026年6月24日
    蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
    蜜のあわれのかわいらしい台詞のやりとりも好きだが、われはうたえどもやぶれかぶれの治療中の室生犀星と看護婦のやりとりがたまらなく好きだ。タイトルもかなりよい。
  • 2026年6月3日
    デクリネゾン
    デクリネゾン
    いつもの様なひりひりと切羽詰まるような真理に近い台詞や描写を感じられなかった。が単純に結婚出産に対しての解像度が低いから、ないしは現実では中々無い設定だからか?と思いつつ食事をする場面が多く、つられて辛いものが食べたくなり辛さで靄を払拭したくなったところで読み終えた。
  • 2026年5月29日
    もの思う葦 (1980年)
    初めて読んだ学生の頃は好きな箇所に線を引く代わりにノートにその文章を書いたりしていたが、いまも付箋をしておきたい箇所はかわらず。いちばん好きなのは「かすかな声」でずっと指針となっている。読み返し終わり、そういえば太宰が亡くなった歳になったんだなとふと思った。
  • 2026年5月23日
    ユリイカ 2023年11月号 特集=金原ひとみ ―『蛇にピアス』から『マザーズ』、そして『腹を空かせた勇者ども』へ―
    ユリイカ 2023年11月号 特集=金原ひとみ ―『蛇にピアス』から『マザーズ』、そして『腹を空かせた勇者ども』へ―
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