

絵美子
@835emiko
読書感想文
- 2025年12月14日
機関車を見ながら芥川竜之介読み終わった - 2025年12月14日
- 2025年12月14日
- 2025年12月13日
図書準備室(新潮文庫)田中慎弥読み終わった著者の話し方、その所作や様子が好きで動画やインタビューを何度も繰り返し見たり聞いたりする訳だけど、この図書準備室も主人公(もはや主人公なのかも不明に思えるがおそらく本人、または本人に近い設定の人物)が口語的に語る場面が続き、行きつ戻りつしながら世捨て人=中学校教師の吉岡の話をする。 そんなに細かいところまで語るから過去からわりと最近に近い方の過去、また戻って古い過去と行きつ戻りつするのでは、と思うような語り手が何か言う度に付随して思い出される記憶をいちいち掬いあげて言葉にしていく台詞が続くが、相手に伝えたいから話している訳ではない気配と、その色もなく語られる行きつ戻りつは全然こちらを離してくれず少しの嫌悪感がうまれ、ある状況を断面ごと記憶しているかのようにいつでも取り出せてしまう人間はこういうあちらこちらへ行く話し方をするし、同族嫌悪かなという気持ちをいちいち捨てながら読み進めた。この行きつ戻りつは自分の頭から放った言葉ではあるが、それを誠実さだとか丁寧さだとかきちんと伝えようとしているとか、受け取り方はあなたに任せると言うような、壁打ちでひとと話しているような長話だとおもった、落語の対極みたいな。 読書に快適さとか心地良さを求めていないけど最初から最後までうす気味の悪い吉岡をさらに上まわる主人公の吉岡への感想から、断面ををよく覚えているのは他者との関係のなさ(感情の取引のなさ)からかな、とふと思った。まあ論理的に話せていないだけかもしれないが主人公の台詞を借りれば、「この我慢出来なさそうで出来そうでっていう時は、けっこう気持いいんじゃないでしょうかね」ということだ。アー - 2025年12月11日
図書準備室(新潮文庫)田中慎弥買った - 2025年12月11日
- 2025年12月9日
地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇芥川龍之介じゅうぶん読んだあからさまに表に出せない感想や想像が読後に強く残る作品が多いという印象があるけれど、その中でも最もそれに当てはまるのはやっぱり地獄変だと思う。気付きたくない自分がこちらを見ている。アー - 2025年11月25日
堕落論 (角川文庫)坂口安吾かつて読んだまだ読んでるじゅうぶん読んだ堕落論のほか12篇もすべて好きだけれど、恋愛論、欲望について、不良少年とキリストが特に好きだ。満員電車でその日持っている本が開けないと青空文庫で読み返すのであたまに染み込んでいる、ばかはしんでも治らずなので、生まれ直してもまた好きになるでしょう。わたしは装幀が水色バージョンの文庫本を持っていてそれも気に入っている。幸~
- 2025年11月18日
- 2025年11月5日
虚弱に生きる (扶桑社BOOKS)絶対に終電を逃さない女読み終わった読むか少しだけ迷って結局あっという間に読み終わった。ダブルで想定外だった。 自分自身が虚弱ではないので共感するところは無いかもしれないという想定と、周りにも虚弱体質の人間がいないので曖昧に想像するだけだった虚弱に対するイメージが完全に変わった。 共感するところはかなりあった。 行動を習慣化するとメンタルが健康になり(というより病みにくくなる)、更につよくなるところ、自分の変化にも景色の変化にも気づきやすく、幸せを感じやすいというのはその通りで、大人になってから善の方向で何かを習慣化したことがあるひとは膝を打ちまくると思う。 あとこれは自業自得で不健康になるひとばかり見てきたせいで、虚弱体質は逆に言えばそれ相応の生活をすれば改善できるイメージが勝手についていた。これは不健康ではない状態だから思いつく考えだと気づいて傲慢だったなと恥ずかしくなった。 そこらの体力ある人間の誰よりも健康的な習慣をもつ終電さんに驚いた。始めることより続けることの方が圧倒的に難しく、でも続けた先にしかわからない境地があり、それについて習慣化界隈といますぐ話したいくらいだった。 「支えてくれる人ができたから体力がなくても何とかなったのだと、女は体力がなくてもお金がなくても結婚すればいいのだと、決めつけられるのも悔しい。こんなに頑張ってきたのに、結局「結婚」ごときですべてが解決したら、それまでの苦労が否定されたような気分になってしまう。」 ここについてはもはや体質とか関係なく(あるのだけど)生きる姿勢でもあり、わたしの気持ちも文章とないまぜになり乗り換える駅を通り越しそうになってしまった。(本を読めばわかるけどマジョリティに対してどうとかではなく、この本の内容は常に自分と向き合って戦って進んでいる) 装丁もとても素敵なので急いで買わず紙でゲットすればよかったな。アー - 2025年11月3日
- 2025年11月1日
また会う日まで(上)ジョン・アーヴィング気になる - 2025年10月30日
- 2025年10月30日
カミュの手帖〈第2〉反抗の論理アルベール・カミュ,高畠正明読み始めた - 2025年10月29日
異邦人カミュ読み終わったじゅうぶん読んだムルソーの無関心、無感動を信じられない、とか人でなしだと思う民は息巻いて饒舌だった検事の方が共感できるのか、それは特にべつにどちらでも良いけど最後の司祭のすべての動作と台詞にはとにかく早く部屋から出て言って欲しい気持ちでいっぱいになりラストは息継ぎなしで風が吹いてゆき本当のことは口に出すと本当になりすぎると思った、みじかい小説だけど最後の3ページのためだけのこれまででした、という感じ(自分のもたぶん含められている) こんな超季節の変わり目で自律神経乱れがちな時期に読むものではないでしょうよと思いながらべつに春の麗らかな夜だって夏だって真冬だって変わらず読み返すでしょうよべつに特にべつにって話、アー - 2025年10月26日
ホリー・ガーデン江國香織かつて読んだじゅうぶん読んだ本編とちょっと話がそれるけど主人公の果歩が尾形亀之助の詩をつぶやくのがすきで、雨の日は「雨はいちんち眼鏡をかけて」を思い出して、何かにお砂糖を入れる時は「おゝ、これは砂糖のかたまりがぬるま湯の中でとけるやうに涙ぐましい」と頭の中でつぶやくようになった。 果歩がマニキュアを塗った爪を眺めて大丈夫、大人なんだからとつぶやく場面もつよく覚えていて、大人になって同じことをするようになった。 果歩と静江を眺めていると(読んでいると)女の子でいるのも女性でいるのも似たようなもので、その性によってうまれるたのしさもつまらなさも同等だなと思う。 雨の日は思い出してなんとなく捲ってみるけど、何度読み返してもばか正直で素直で明るくて存在自体が健やかすぎる中野くんは眩しすぎて仲良くなれなさそうだけどちょっと羨ましいし好い人間だなと思う。静江の恋人の芹沢は気障すぎてうっすらマンスプレイニングな感じが全く相容れなくて南無三、アー - 2025年10月22日
- 2025年10月15日
- 2025年10月11日
最後の講義 完全版 福岡伸一福岡伸一気になる - 2025年10月11日
カフカ寓話集フランツ・カフカ,池内紀気になる
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