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おかわり
おかわり
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@Okawari
どんなに忙しくても毎日風呂に1時間入るのが長所であり短所。
  • 2025年9月24日
    暗殺者の復讐
    暗殺者の復讐
    ジェントリー、今作はvsモサド!(現在の世界情勢がなかなか...なだけにモサドだカッケーとは言い辛いが) さらにジェントリーと同じCIAの独立資産開発プログラム(通称AADP←カッチョイイ)を経験した独行工作員も参戦し、画面はしっちゃかめっちゃかの大混戦。これでこそ暗殺者グレイマンシリーズ。 オチはまさかのまさかなので次巻も楽しみ。
  • 2025年9月9日
    NHK「100分de名著」ブックス カント 永遠平和のために
    「世界国家の樹立はどうやっても最強の一国による世界征服でしか無理だから国家連合でいくしかない」とか「支配の形式(君主制/貴族制/民主制)よりも統治の形式(共和的政治体制/専制的政治体制)の方がめちゃくちゃ大事」とか、地に足ついた平和についての議論でめっっっちゃくちゃ面白かった。
  • 2025年9月7日
    生物から見た世界
    生物から見た世界
    たしかfrom人文ウォッチだった気がする(図書館でかなり昔に予約していた)。 受容による「知覚」と行為による「作用」によって環境に意味づけがされ、そうして現れる“環世界”に私たち生物は生きていると理解。 ウニのモデルはいまいち分からなかったけど、私たちは無味乾燥の環境ではなく意味づけがされた世界を生きているという主張には大いに同意です。 その環世界を拡張してゆくにはどうすればよいか?他者同士の環世界はどのように相互作用するのか?など考えるべきポイントも多数浮かびました。これは宿題かな。
  • 2025年9月2日
    ヘーゲル「精神現象学」3月
    「自立しているかに見える主人は、自分ではご飯をつくることもできないし、着替えもできない。実のところは、奴隷の『労働』と『奉仕』に依存しきっているというわけです。」(p.37) ヘーゲルの「主奴の弁証法」について、この例が印象的。どれだけ自立したお金持ちであっても、その生活にはさまざまな仕方(水道業者、生活品の輸送業者、公共交通機関の職員などなど)で生活をサポートする労働者の介在が不可欠で、社会の所得再分配における議論ではそうした存在が抜け落ちた言説が近年多く見られます。 また、第3回(p.72以降)における啓蒙と信仰の戦いは最近話題の外国人問題における重要な指摘だと思いました。本書で1番喰らったのはこの部分。自然科学やエビデンスは勿論大事だけれど、それが全てではない。統計を根拠にどれだけ「外国人による犯罪は増加しておらず、これは差別だ」と糾弾しても、外国人が増える現状に不安を感じる人々との議論は平行線になると思います(現にSNS上で糾弾する人の言葉は全く届いていない)。啓蒙する側は糾弾をするのではなく、どのようにそうした人々の不安を解消するかについて議論を深めるべきであり、そうした人々の声を無視して外国人政策を推し進める政府の怠慢こそが問題だと思います。 とにかく、全人類Twitter(あるいはX)のアカウントを登録する際はなんらかの仕方でヘーゲルの『精神現象学』に触れることを必須にした方が良いと思います。また『精神現象学』はどこかで勉強したいなー。
  • 2025年8月30日
    移動と階級
    移動と階級
    めっちゃ面白かった!ちなみにfrom人文ウォッチ。 年収別の「移動(旅行や移住など)」に関する格差のデータはなかなか数字で見せられるとグロテスクで。特に私の実家は貧困層に位置するので「ほんとにそうですね.......」という気持ちになりました。家族で海外に行ったことない、というか新幹線/飛行機って修学旅行でしか乗ったことなかったし。 そう考えると「修学旅行」は本当に大切な経験をさせてくれるイベントだよなぁと思います。 他にも地方→都市/都市→地方の移住の話や地域別テレワーク実施率がデータで見られて良かった。都市流入者が減っているというのは意外でした(P.29、図表2)。 能登半島地震後に議論が活発化した「地方からの撤退」問題について、かなり問題意識を持つことができました。
  • 2025年8月15日
    NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート
    大学在学時に読んであまりの難解さに挫折した『人生論ノート』の解説書がNHK出版から出ていたので購入してみました。 かつて『人生論ノート』を読んでいる時は何が何だかでわからなかったけれど、かなり用語の整理が必要だと思いました。『人生論ノート』では、現在とは少し違った言葉の意味で使われている用語がある。 例えば「偽善」は『人生論ノート』において、「他社の評価や社会的な評判だけを意識して行動を選択し、所属している組織や地域社会から求められた役割だけを果たそうとする(p.72)」ことだとあります。これは恐らく軍国主義化する日本において、それに順応・共鳴するような当時の国民を指したのだと思います。ただ、現代で「やらない善よりやる偽善」というような言葉が使われる時、ここでイメージされる「偽善」は少し違った意味として現れていると思います。ここのズレがある場合は適宜修正しながら読み進める必要がありそうでした。 軍国主義として暴走しゆく国家・国民を冷ややかに見つめた三木清の視点に立って読むことで『人生論ノート』はその真意が汲み取れるのだということを理解。 好きな部分は「幸福」と「成功」についての三木清の持論の箇所でした。
  • 2025年8月15日
    もしも俺たちが天使なら (幻冬舎文庫)
    爽やかな読後感。 単純明快なストーリーで読みやすく、そのうち実写映画化しそうだな〜〜という雰囲気をビシビシ感じる。 もし映画化する場合はキャスティングやらせてください。 涼一...中村倫也 松岡...若い頃のTOKIO松岡or長瀬 染井...渡辺いっけい 絵美...長澤まさみ 茉莉...吉岡里帆 どうでしょうか。 というわけで監督にはまずタイムマシンか若返り薬の開発から進めていただいて.......。
  • 2025年8月9日
    暗殺者の鎮魂
    暗殺者の鎮魂
    SOS(発見次第即射殺)指令が出ているためアメリカに追われ続ける“グレイマン”ことコート・ジェントリーが、本作では前作で敵対することになったシドレンコらロシアンマフィアに加えて、ひょんなことからメキシコの麻薬カルテルからも追われるハメに。 もうめちゃくちゃ。 これまでの作品からジェントリーの大暴れっぷりもさらにスケールアップし、加えてロマンスもあり、読み応え十分で面白かったです。 ますますマークグリーニーのジェントリーに対しては何やってもいいというドSっぷりにも磨きがかかっている。次巻も楽しみ。
  • 2025年7月25日
    恋文の技術 新版 (ポプラ文庫)
    めっちゃ面白かった、カフェで肩を震わせながら読んだ。 森見登美彦作品は恐らく『恋は短し歩けよ乙女』に続いて2冊目だったはず。また別の作品も読みたい! 出てくる研究室の皆さんが魅力的で読み終わるがすごく勿体なく感じた。寂しい...。今むずむずと能登に行きたい気持ちが湧いてきました、聖地巡礼に行きたくなる作品ですね。 ちなみに「失敗書簡その4」パートが1番好きでした。読み返しても書き出しで笑ってしまう。
  • 2025年7月9日
    客観性の落とし穴
    最近至る所で目にする「ナラティブ(物語、語り)」ってこういうことなのかな。 「経験の重さは言葉にならないものであり、それゆえに不完全にでも語ることを通して私たちは経験の生々しさに対して応用しようとする。不合理で意味を持たない現実に対して、かりそめにせよ意味を与えることで生き延びる試みが物語るという営みだ。(p.118-119)」 「1人の死は悲劇だが100万人の死は統計上の数字に過ぎない」という言葉が頭を過った。社会に存在する困難を統計上の数字に落とし込んだり、あるいはレッテル貼りによる単純化...う〜ん気付いてないところで私もしているんだろうな。 社会に、もっと心と時間の余裕があればそうした1人1人の悲痛な声にも耳を傾けることができるかもしれない。 家庭支援員や看護訪問員の方をはじめ、ケアワーカーの方々がどんなことをされているのかも勉強になった。 終盤、「現象学」というワードが出てきたがここはよくわからなかった。現象学、そのうち入門書か何かいいのが見つかれば読んでおきたい。
  • 2025年7月7日
    コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
    コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
    400ページ超え&アメリカの地理に疎くてGoogleMap参照しながら読み進めたので時間かかった。 内容はめちゃくちゃ面白かったです。 「貨物を箱に入れて運ぶ」という、アナログですごい手前にあるはずなのに誰も実現してこなかったアイデアを引っ提げ、「本気で取り組むには退路を断たなければいけない。(p.77)」のガンギマリ精神で次々困難を突破していくマルコム・マクリーンがカッコ良すぎる。 一番好きなページは320ページ。 世界の物流、そして経済の形がズズズと変わっていく様子が丁寧に描かれていて勉強になりました。
  • 2025年6月23日
  • 2025年6月15日
    方舟
    方舟
  • 2025年6月1日
    ファンたちの市民社会
  • 2025年6月1日
    リカバリー・カバヒコ
  • 2025年5月6日
  • 2025年5月6日
    原子力時代における哲学
  • 2025年4月6日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
  • 2025年4月6日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
  • 2025年3月17日
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