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yoshiaki
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@S071100
  • 2025年9月25日
    幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡
    勤務先が突然倒産した還暦の男。退職金代わりに貰ったキャンピングカーで偶然が重なり不思議な人助けの旅をすることになっていく。 少しご都合主義的な部分もあるが、文章も読みやすく、読後感もとても良い気分になる話だった。 運転中の移動の経過もわかりやすく、一緒に同乗している気分で読み進められた。 人との関わりが希薄になっている現代ではなかなか難しいが、本来は善意の行いの中にこそ本当の喜びがあるんだろうと思う。 そんな勇気をもらえた一冊だった。
  • 2025年9月18日
    運命をひらく山田方谷の言葉50
    地元の偉人の本。 過去、何冊か山田方谷の本は読んだが、言葉を集めた本は読んだことがなかった。 山田方谷とは、備中松山藩の財政再建を実現した人物で、7年で10万両の負債を返済し、10万両の蓄えを残した偉人。 様々な,学問に精通していたが『陽明学』との出会い、到良知等の実践と理論の両方を重んじるかんがえ方に進む。 後の偉人にも多大な影響を与えたと言われている。 有名な言葉に『至誠惻怛』等がある。 知名度はあまり高くないが、実績は凄まじく、まさに物語の主人公のような人物。ただし、全くの聖人というわけではなく、家計が苦しかったり、夫婦関係に悩んだり等、人間的な部分も垣間見える。詳細は別の書籍をぜひ読んでいただきたい。 その中で、本書は名言を解説付きで紹介したもの。 現代語訳しているので、わかりやすいと思う。陽明学の考え方と、方谷さんの慈愛の精神が垣間見える部分が多い。ただし、陽明学に傾倒していることからもわかる通り、当時から考えれば苛烈な表現もある。 現代に置き換えて考えられる内容も多く、何度も読み返しながら落とし込んでいきたい内容だった。 名言集は、その人の生涯(生き様)を知ってからぜひ読んでほしい。 【特に印象に残った名言】 ・それ良知の説や簡高にして、格物の功や切実なり。 良いことをして、悪いことをしないと言うことは簡単で誰でも知っているが、それを実行することは非常に難しい。 ・諫を進むるの臣ありて、容るる能はざるは君の過ちなり、諫を容るるの君ありて、しかも言うこと能はざるは臣の罪なり。 主君の過ちを忠告する臣下がいるのに、それを受け入れないのは、主君の過ちである。また忠告を受け入れる君主に忠告しないのは、臣下の罪である。
  • 2025年9月15日
    本 vs 煙草 5分文庫
    本 vs 煙草 5分文庫
    タイトルが面白そうで独力。 5分文庫なんて初めて知った。面白い試行だと思う。 本を読む趣味はそんなに高価なものじゃない。酒と煙草の方がよっぽどお金がかかっているよ。問題はお金じゃない。多くの人にとってはそれほど刺激的な趣味じゃない。 これをもっともらしい数字を出しながら力説している。借りたが返す気がない本は自分が誰かに貸した本と相殺したり、単価がポンドだったりで計算自体はちょっとどうかと思うが、潔い文章ですっと頭に入ってきた。 以前読んだ『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に少し通ずる部分はあると思う。 これから隙間時間に5分文庫読んでいきたいと思えた。 【個人的に印象に残った文章】 ・多くの人にとって、読書というのはドッグレースや映画、飲み歩きほど刺激的な趣味ではないのだ。べつに本の値段が高すぎるわけではない、と。 ・現代ほど読書に適さない時代というのは、これまでなかったのではないか、と思えてくる。いや、言い方を変えよう。現代は人類史上最も本を読みづらい時代である、と。
  • 2025年9月14日
    最後は臼が笑う
    最後は臼が笑う
  • 2025年9月14日
    義経じゃないほうの源平合戦 (文芸社文庫)
    タイトルに惹かれて読み始めたがとても面白かった。 天才の兄(頼朝)と弟(義経)に挟まれる範頼。 この視点からの物語というのが本当に新しい。視点が変わればそれぞれの見え方も違ってくる。 自分には才能がないと思っているが、兄弟が異常なだけで充分優秀な人だった。気苦労が多く、地味ななことって実は一番重要だったりする。 昔も今も、結局人間関係の積み重ねが歴史を作ってるんだろう。歴史の教科書に書いてあることの裏には、こんな人間模様がきっとあったんだと思う。 個人的には天野さんと一緒に働きたいと思った。
  • 2025年9月11日
    読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)
    読書をするとこうなるよってことと、オススメの本がまとめられた本。 読書は読む目的、読み方によっていろんな意味を持つと思うが、結局は好きだから読むんだと思う。 ネットにより、動画や軽い情報が溢れているが、あえて読書することで自分の中にしっかり落とし込めていける。 【1番印象に残ったところ】 ・「驚く」ことが知のはじまり 知れば知るほど、心の底から驚くことができる。知識がないと、何がすごいのかわからない。 ・知識は細胞分裂分裂のように増える 知識は細胞分裂のように倍々で増えていく。最初は増えていないと思っても、読み進めることである時繋がりがみえて、加速度的に定着していく。
  • 2025年9月4日
    地方を殺すのは誰か
    図書館で一気に流し読み。 地方中小企業経営者の視点に立って、現行の官僚体制、銀行の投資姿勢、地方と東京の経済・社会的格差等の問題点を指摘したもの。 官僚制度の課題としては、納得できる部分もある。ここを出発点に現実的にどのように変化させていくかを考えるのもおもしろいと思った。 スケールが日本という国家単位であることから、少し理解が難しいところもあった。 『無駄な投資』という言葉自体が『投資』を『費用』として見ていることの証拠。これはとても納得した。コストばかりに目がいきがちだか、ベネフィットもしっかり見ながら『してはならない投資』を行わないことが大切だと感じた。
  • 2025年9月4日
    (111)ぼくらは地方で幸せを見つける
    地方で輝くローカルヒーローの話。 色々な分野、課題に対しての事例を紹介している。 地方は多くの課題を抱えていると言われているが、そこで生活し、活躍しているローカルヒーロー達は、課題をただ悲観的に捉えず、自分達が楽しみながら乗り越えようとしていると感じた。 都市でも地方でも課題はある。それは人が住む以上避けては通れない。ローカルヒーロー達は、地域を活性化させたいのではなく、自分のまちでいかに楽しく暮らせるかを仲間とともに追求していた。 地域活性化という大きくて抽象的なものではない、自分のまちの生活を楽しむことが重要だと教わった気がする。
  • 2025年9月2日
    役に立つ古典 NHK出版 学びのきほん
    知ってるようで知らない古典の話。 漢字の意味から内容を考察するのはとても面白かった。 さらっと読めるが、紹介されている古典を一度じっくり読んでみたくなった。
  • 2025年8月28日
    あなたはあなたが使っている言葉でできている
    あなたはあなたが使っている言葉でできている
    思考は頭の中だけで起こっていることで、行動することで初めて現実になる。 感情に流されずにとにかく行動することの大切さに気づかせてくれる。 日常生活にも応用できる考え方の基本になる。
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