9月の本

55件の記録
- 1129_ymoi@1129_ymoi2025年9月30日読み終わった心に残るものが今月も多かった。 寺田寅彦「天災と国防」は、いろいろと思うところがあったり、有島武郎「溺れかけた兄妹」では、胃がキリキリしてしまった。 島崎藤村「食堂」、アンリ・トロワイヤ「恋のカメレオン」、萩原朔太郎「猫街」などは、絶対にまた読みたい作品。
- みやちゃん@reads-miyachan2025年9月29日読み終わった『新しき梨と林檎の実とは、果樹園の群を去りて家の棚の上、空しき影の中に熟してあり。その酸くして甘き味ひは滴り、香気は池の水の如くに沈みて動かず。』 九月の果樹園ーマチュー・ド・ノアイユ伯爵夫人
- ましろ@massirona2025年9月24日読み終わったアンソロジーでアンリ・トロワイヤの「恋のカメレオン」を読めたことが個人的にとても嬉しかった。かつて夢中で読んだ日々のことを思い出す。懐かしさにも浸りながら、一気に読み手の心を引き込む、続きが気になる絶妙な展開に改めて魅せられた。セレクトに感じ入る。
- 舳野@henomohe2025年9月23日読み終わった9月の月の下こそ相応しい本。 秋の気配がする話が多い、夏の終わりの水難事故や怪談のような現実ホラー、ビヤホール、そして地震、天災。 6月と同じくらい気に入った本。
- 松本真波@_mm1771772025年9月16日読んでる読書日記@ 電車萩原朔太郎の『猫町』を読み始めた。 ちょうど電車に乗って少し遠出している時に読み出したので、ふと主人公が経験したような景色に出会いたいと思ってしまった。(用事に遅れるので止めたが) いつも見ている街並みが、視点を逆にしただけで幻想的に見えるのは面白い。きっと多くの人が覚えのある経験だと思う。 この後どのような展開が続くのか楽しみ。
- こつ子@kotsuko122025年9月7日気になる朝井リョウさんが言っていた ただ最初から最後まであっというまに読まされた体験が最強。何もそれを上回らない。 と言っていたことと近く、最近読書離れしていたけれどババヤガの夜をあっというまに読んでからまた本の世界に踏みこむことができた。
- なかやま@asheepinthewell2025年9月7日読み終わった「鬼作筵」〜「登高」(重陽の節句)〜「屋上」(高いところに登る?)〜「猫町」(猫)という流れが粋でした。9月は、重陽の節句と、夏の終わりのなんとなく寂しい感じ、でしょうか。
- 松本真波@_mm1771772025年9月1日読み始めた読書日記@ 自宅このところ忙しくて7月8月の本は読めなかった。だが、本を読まないと心が荒れやすい事に気づき、今月からはまた読書を再開したいと思う。 最初のページに書かれた泉鏡花『月令十二態』の「九月」をゆっくり声に出して読んでみると、「ああ、いよいよ9月に入ったのだな」と実感できるようで。このシリーズの本の始めに必ず入っている鏡花の文章が好きだ。
- mayu@yatsu_books2025年8月30日読み終わった@ 自宅今回もとても良かった。はじめて読む北野勇作さんのSF作品はとても個性的。ユーモアがあって楽しめた。西崎憲さんのセレクトが良いのか?アンソロジーはなかなか出会えない作家が読めるのが魅力。 これで半年!並べてみたらなんとも素敵。
- Anna福@reads--2503092025年8月19日読み終わった9月という季節感を強く感じたのは『九月のひと』幸田文、五感に訴える美しい散文詩『九月の果樹園』マチュー・ド・ノアイユ伯爵夫人/永井荷風訳。 でももう現在の気候変動を体感していると… 面白かったのは屍臭漂う自由な夢日記か『尼「陰火」より』太宰治、 全ての政治家と官僚に読んで欲しい『天災と国防』寺田寅彦、 男女の恋心の複雑さ『恋のカメレオン』アンリ・トロワイヤ、 関東大震災後の復興と、ある老女の心理『食堂』など。