
Nao
@ayase_records
- 2026年8月24日
最後の一行 white斜線堂有紀,法月綸太郎,芦沢央,金子玲介読み終わった感想最後の1行でストンと落とすタイプの作品を集めたアンソロジー。 芦沢央「ひび割れ」が、ホワイダニットの秀作だと感じた。 - 2026年8月23日
読み終わった感想ミステリにおける伏線の技法に特化して解説されているハウトゥー本。 長年ミステリを読んできているので体に染み込んでいると思っていたが、テクニックを細かく言語化されると、なるほどと膝を打つことが多々あった。 たとえば叙述トリックのくだり。 叙述トリックとは、作中人物ではなく読者に対してのみ仕掛けられているトリックなので、小説内で真相を解明させるのが難しい。 どういうことかというと、普通の密室の謎などは、読者と同様に作中人物にとっても謎なため、真相解明シーンが必要だ。 それに対して叙述トリックは作中人物相手に真相解明をする必要がない。 つまり真相解明シーンを入れるためには、メインの叙述トリックとは別に作中人物にとっても謎である事柄を設定し、その真相解明と抱き合わせで行う必要があり、難易度が跳ね上がる。 など。 - 2026年8月16日
昨夜のカレー、明日のパン木皿泉読み終わった感想職場の後輩に勧められて読んだ。 大事な人を失ったときの喪失感と、それを乗り越えることへの罪悪感。 7年経ってようやく折り合いをつけられるようになったテツコとギフ、そしてそれを支える周りの人たちみんなが温かく、優しい気持ちになれた。 - 2026年8月16日
昨夜のカレー、明日のパン木皿泉読んでる - 2026年8月16日
書店を守れ!今村翔吾読み終わった感想書店経営の厳しさについて、具体的な数字なども示しつつ理論的に教えてくれる良書。 ただ書店に同情的な視線を向けるのではなく、こうなってしまった責任は他でもないあなたたちにもあるのだと厳しい指摘も忘れない。 大手ECサイトや、電子書籍、図書館に責任を押し付けて泣き寝入りするのではなく、みんなが手を取り合い幸せな未来を作るにはどうすればいいかを、いくつかの具体的な提言とともに真剣に考える著者の姿勢に心打たれた。 - 2026年8月15日
書店を守れ!今村翔吾読んでる - 2026年8月14日
かわりに嘘鈴木七月読み終わった感想読んでてすごく心地よかった。 好きな芸人さんのコントをずっと浴びているような幸せな時間。 読んでいる間ずっと気持ちいいけど、読み終わっても何も残らない。 その潔さも好き。 - 2026年8月12日
かわりに嘘鈴木七月読んでるユーモアと共感で読ませるエッセイのテクニックを用いて小説を書いている印象が強い。 心配事を延々とスマホにメモしていく主人公、ノリの軽い関西弁の友人、生意気な小学生の女の子、個性的なファッションの眼鏡屋さん、謎の晴れ男、そして開けてはならない謎の扉と、嘘ばかりつく宇曽川さん。 まだ半分しか読んでないけど、物語の着地点が気になる。 - 2026年8月9日
少女は殺人の夢を見る阿津川辰海読み終わった感想身も蓋もないことを言うと、夢のパートよりも読書会のパートのほうが楽しかった。 雑誌掲載の短編のボリューム感であれもこれもと詰め込みすぎているから、散らかった部屋の中を見せられている感じ。 ちょっと疲れた。 - 2026年8月8日
読書スタディーズ桜井政成読み終わった感想紙の本と電子書籍では、紙で読んだ方が理解度が高いという研究結果が出ているらしいけど、それはノンフィクション系の本の話。 小説は紙で読もうが電子で読もうが、理解度にさほど違いはないらしい。ふむ。 - 2026年8月6日
賢者病 考えすぎて動けないがなくなる本土肥優扶馬読み終わった感想この本の中に出てくる、人が動けない3つの理由のうちのひとつ「情報飽和ブレーキ」が、まさに自分のことだった。 何かを始める前にいろいろと調べすぎてやめ時が見つからず、いつまでも実際の行動に移せない。 「これをするためにもっと有益な情報がほかにもあるのではないか」と、本や動画を漁る。 学んだときは納得しつつも行動に反映させないから、知識はボロボロ抜け落ちて、けっきょくまた類書を読んで抜け落ちた知識を拾い治す。 まずは「学ぶ」→「行動」の順番を変えること。 先に行動してみて、わからないところを学ぶ。 漠然と学ぶのではなく、今まさに欲しい知識をピンポイントで学ぶ方が、吸収力が高い。 このやり方の方が理にかなっている。 - 2026年8月3日
【奇譚】都市伝説解体センターリック,きっきゃわー,氏家仮名子,『都市伝説解体センター』(墓場文庫),『都市伝説解体センター』(墓場文庫),集英社ゲームズ読み終わった感想ゲームが楽しかったので、スピンオフの小説も読んでみた。 キャラクターたちがまだ頭の中に色濃く残っていたので、物語の脳内再生がスムーズだった。 ゲームとはまた違ったストーリーなのだけれど、不気味さはゲームの方があるかな。 口当たりの良さを求めるなら、こっち。 でも結局は、読者がゲームをクリアしていることを前提にして書かれているので、これ単体だといまいち楽しめないと思う。 - 2026年8月2日
- 2026年7月25日
楽園夕木春央読み終わった感想シリーズ3作のなかで1番シチュエーションが好み。荒唐無稽なのは間違いないが、こんなにも、どちらに転んでも地獄という設定をよく思いついたなと感心する。派手さはないものの本格ミステリとしての勘所も外していない。シンプルでありながらも独創的なトリックも読みどころ。 - 2026年7月25日
夏への扉〔新版〕ロバート・A・ハインライン,福島正実読み終わった感想この有名作をなんの前知識もなく読んだ。装丁からして、ひと夏の青春物語みたいな感じを予想していたけど、ぜんぜん違った。 初心者のSF入門としては、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』よりも、こっちだな、と思った。 - 2026年7月8日
- 2026年7月5日
死んだ山田と教室金子玲介読み終わった感想どうしようもなくアホで、たまらなくピュアな「男子」という生き物の煮凝りのような小説だった。ゲラゲラ笑ってしまうシーンもあるが、終盤はかなりきつい。 序盤を読んでいるときは、いい意味で泣きそうだったけど、最後、こんなに胸が苦しくなるとは思わなかった。 - 2026年7月1日
- 2026年3月22日
推理の時間です伊吹亜門,北山猛邦,我孫子武丸,方丈貴恵,法月綸太郎,田中啓文読んでる感想ミステリとしての趣向に凝れば凝るほど、推理のエレガントさは失われていく。 こういう企画はにおいては、いかにエレガントなロジックを見せてくれるかをもっとも重要な評価軸にしたいので、その辺が難しいよね、と某収録作を読んで思った。 - 2025年8月16日
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