
dstar10
@dstar10
- 2026年5月25日
ジェイン・エア(下)シャーロット・ブロンテ,小尾芙佐読み終わった素晴らしい この筋の展開を先読みするのは無理というものでしょう 一人称の圧倒的ナラティブがまさに正統世界文学を証明しています グリーン『情事の終わり』を思い出す聖書と人生の関わり 確かにこれは名作です いづれの方も長生き出来なかったブロンテ姉妹の奇跡の作品群の一つであると感じ入りました - 2026年5月24日
ジェイン・エア(上)シャーロット・ブロンテ,C・ブロンテ,小尾芙佐読み終わった「高慢と偏見』も『嵐が丘』も読んでいないのですが、例えば海外読書系Youtuberの世界文学ベスト20みたいな企画では必ずかなりの上位に来るこの小説、興味本位で読み始めてまずは光文社版上巻終了しました 英国調の回りくどさはわずかにありますが、身構えてたのに意外にも読みやすく、あっという間の読み心地でした さて後半どうなるか - 2026年5月21日
- 2026年5月12日
すごい物理学講義カルロ・ロヴェッリ,栗原俊秀,竹内薫読み終わったまた読みたいタイトル通りの内容、なんですが実に高踏的で高等なので雰囲気を完全に伝えてなくて惜しい感じ さすが大ヨーロピアンらしく古典と最先端の知識を縦横無尽に行ったりきたりする深みリッチさがすごい(我ながら酷い文章) ボーアとディラックとハイゼンベルクそしてもちろんアインシュタインは出てくるがシュレディンガーはまる無視されている これは彼の方程式に「時間を含む」ものがあるせいか?花田清輝によるエッセイ『目の鱗』にも通底する関係の網目(の面積)こそ現実の表出である(大意)という記述に出会えて痺れました 超弦理論ではなくループ量子重力理論(初耳)に至る、詩人の語りによるハード理論書 もう最高で他の翻訳書も続々出てたようなので追っかけます 積読してたのが勿体なかったが、他の物理読み物を読んでいた多少理解しやすかったからまあヨシとします ナイス! - 2026年5月10日
- 2026年5月8日
転落カミュ,前山悠新訳で再読した 『カミュ ふたつの顔』で強調されていたように、この小説や主人公の造形にサルトルへの意趣返しや当て擦りをよみとるのは容易かもしれない しかし長い時間の経過した今、その背景から遠く離れて本作品と向き合うことができる 教条主義的思想ではなく、あくまで個人の根源的死生観から距離を置かずに考え、表現し続けるカミュの姿勢は今でも価値を失っていないと私はいつも思っている - 2026年5月5日
ピサへの道イサク・ディネセン,横山貞子読み終わったこ・れ・は仕掛けとオチのきつい昔ながらのお話集でした だいぶ前に読んだ『アウト・オブ・アフリカ』が最高だったディーネーセンの相変わらずの浮世離れぶりと真面目なんだかよくわからないユーモアはおおいにありました - 2026年4月30日
宇宙・時間・生命はどのように始まったのか?:ホーキング「最終理論」の先にある世界トマス・ハートッホ,Thomas Hertog,水谷淳読み終わったこれは大変なスケールの宇宙(創生)論でした え、時間と空間が入れ替わる?ボトムアップからトップダウン宇宙論に変わった?ブルーバックス数冊しかも斜めよみではたちうちできないないようではありましたが、通読はさてホーキングの長く深い道のりの一端を垣間見ることができて満足です - 2026年4月26日
- 2026年4月9日
- 2026年4月7日
- 2026年4月2日
あれは何だったんだろう岸本佐知子読み終わった言葉本来の意味でUnique、唯一無二のエッセイスト岸本氏 最新作はずいぶんとファンタジー方面に傾斜した、が、どれも珠玉の名文なのは今まで通り 想定と挿絵も最高の出来です - 2026年3月25日
海をこえて 人の移動をめぐる物語松村圭一郎読み終わった国境って?国家とは?人類史上、移動する自由が後退してきたのは何故か エチオピア女性の海外移住(出稼ぎ)をフィールドワークのテーマに据えながら移民、難民、人の移動を考察する - 2026年3月9日
フロベールの鸚鵡ジュリアン・バーンズ,斎藤昌三読み終わった30年以上ぶりに再読した ジャンルは筒井康隆『ダヌンツィオに夢中』が如き伝記小説、と言えば良いでしょうか あの手この手のテクニックと流麗な翻訳のタッグがワンダフルです 終盤さらに良くなる ナイスです - 2026年3月8日
- 2026年2月27日
- 2026年2月26日
逃亡派 (EXLIBRIS)オルガ・トカルチュク,小椋彩読み終わったまた読みたい前の章の尻尾を捕まえて流れ出す旅に関する想念 これらのアフォリズムは前後左右水平垂直過去現在未来を自由に行き交う 旅行心理学、ブラスティネーション、解剖学に立ち戻る 訳業は実にご立派 高価ではありますがなんなら図書館で借り出しなどご検討くださいおすすめです - 2026年2月23日
- 2026年2月23日
- 2026年2月20日
完全な真空スタニスワフ・レム,沼野充義読み終わった時事性の濃い章、趣味性の熱い章、そして2026年現在でも通用する問題意識を持つ最後の3章とバラエティ豊かな架空書評集 どの章もペダントリーへ逸脱し、細部に熱が入りすぎるのはご愛嬌でしょう 読むのも疲れたけど翻訳大変だったろうなこれ 最後の3章はまた読み直したい
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