世界終末戦争(下)
10件の記録
ホリモト@wheretheois2025年11月16日読み始めた下巻へ。 この頃のバルガス・リョサってどこでどんな暮らししながらこの小説を書いていたのだろう。 というか、どこでどんな生活してたら、こんな仕事ができるのか⁉︎ 年内には読み終えたいけど、まぁ意味のない目標で、叶わないでしょう。 ゆっくりいきます。




jirowcrew@jirowcrew2025年10月17日ちょっと開いた「「待って、待ってくれ」と、眼鏡をかけて、ひび割れて切れぎれになった細かい世界を目にしながら叫ぶ。「何も見えないんです、お願いします」 右手に誰かの手を感じるーーその大きさと力の具合からしてあのはだしの女のものでしかありえない。彼女はひとことも口にせず彼の手を引き、突然とらえがたいものとなった盲目の世界のなかを誘導してくれる。」 導く者が女であり、裸足であるということ。 細かい世界は見えている。 「何も見えない」というときの、人に縋ろうとしているそのときの、見えないことにしてしまった一切は、彼にとって何を意味するのか。















