これからの男の子たちへ

17件の記録
- yh@yh2025年4月29日読み終わった古本一気読み日直中に一気読み。 p45飲酒によって子供のように退行することで周囲にケアさせる行動が見られる p71男性は達成か逸脱のどちらかで自分の存在証明をしようとする p83自分の属性にマイノリティ性があると、経験の言語化を迫られやすい p85 DVとかモラハラ加害者の典型的な行動の一つとして、「コミュニケーションの意図的な省略」 p140強い感情に向き合うためには、言語化によってそれを対象化することが必要 p202「私作る人、僕食べる人」というキャッチフレーズ p225男の子を育てる上で大事なのは、母親が自分の欲望を口にすること p237勇気とは、自分の弱さについて考えるという、いちばんしたくないことをできる力のこと p247『気づかずにすむ人々』『知らずにすむ人』『傷つかずにすむ人』こそが特権を付与されたマジョリティ *** p171牧野葵『さよなら、ミニスカート』集英社 を読んでみたい。
- さとう@ast__3102022年1月19日読み終わったこれからの男の子たちへ 昔から性別的な社会問題だったり そういうものに興味関心が強い方で、 ずっと気になっていた本。 やっと読めた一冊です。 主に「これから大人になる男の子」へ 向けられているけれど、 性差別のこと、未だに残る男性優位な社会のこと、 色々なことが書いてあります。 著者は女性弁護士の方で、 その方の意見や考えが多く書かれているので この本を読んで、うまく自分の中で噛み砕いて 自分なりの言葉にしてみながら、 うまく取り入れていくべきだな (自分の考えをアップデートしていくべき)と 個人的には思ったり。 この人の意見が全て正しい!とかではなく (間違ったことを書いているとか、そういうことではありません) 考えを取り入れて、自分がどう考え直すか、が大切。 ここはすごいわかる、という点 ここは自分はこう思う、という点 それぞれあったので、自分なりの考えを 言語化して手帳にでもメモしておこうと思います。 読んでいく中で一番印象に残った言葉は 「自分の気持ちへの解像度がどれだけ高いか」 という言葉。 ボキャブラリーが豊富だったり乏しかったり もちろんそういうこともあるだろうけど、 今自分が感じているこの感情は こういう状況から来ているもの、と自分自身で どれだけ理解できているかが大切、と書いてあって それは性別年齢問わず、確かになあと感じた。 本を読んでいると、 自分の経験、知識不足等が原因で起こっただろう これまでの悩み(現在進行形含む)、失敗したこと、 あの時こうすれば良かったかもな、というちょっとした後悔 (ポジティブに言えば、より良いと思う選択肢を 自分が考えられるようになったということでもあるけれど) とかが頭の中にワーー!と浮かんで大変になるんだけど、笑 次こういうことがあったらこうしてみよう、とか こう伝えてみよう、と 少しずつ知識がつくことで 前に進めている自分がいて安心する。 本の中で、アセクシャルの言葉も出てきて もっと世の中に浸透してほしい〜と思ってしまった。 次はAセクとか、そのあたりのこと詳しく書いてある本を読みたい。 今までほんの僅かの友達とそういう話をしたり ネットで調べた知識だけで考えたりしていたので、 やっぱり困った時は本に頼って 色んな人の言葉や考えを取り入れて、 これからの生き方をちゃんと模索していきたい。 20代も後半戦に入ってしまうから。 LGBTQ +等に関しても、 関心はあるものの詳しいわけではないから もっといろんなことを知りたいな、ととても思う。 夏休みの読書感想文のようになってしまった。笑 一年後の自分が、この投稿を読み直して なんて思うだろう、と気になるので 読み終えた直後の新鮮な感想を 荒い文章のまま残しておきます。