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@m15ar
  • 2025年5月3日
    頭のいい人が話す前に考えていること
    "話しているうちに、話始めと言いたいことが変わってきて、発言の頭とお尻とでトピックが異なっている"状態に気をつけていないとなってしまう、という課題感があり、克服したかった。賢い人や上司たちはスパッと短い文章で言いたいことを完結させていたので、どうしたらそうなれるかのヒントを知りたく、本書のタイトルに惹かれて手に取った。 結果、上記課題感の解決に直結するような直接的なソリューションは無かったが、もっと大きな視点からコミュニケーションを捉える視点を学べた。 本書によると、 偏差値など、人の賢さを測る基準があった学生時代と比べ、社会に出ると"賢い人"の定義はない。 では人の賢さを決めているのは誰か? 普段、自分が接している周りの人である。 つまり"賢い人=他者から信頼され、慕われる人"である。 上記のように"賢い人"を再定義し、"賢い人"であるためのコミュニケーションにおけるポイントを、 「知性と信頼を同時にもたらす7つの黄金法則・5つの思考法」 として解説している。 中でも印象に残ったのは、「承認欲求をコントロールできる者がコミュニケーションの強者になれる」(p.116)のトピック。 ・周囲からカリスマと言われ、絶大なる信頼を得ている政治家や経営者は、往々にして承認欲求のコントロールに長けている ・自分の承認欲求は抑制し、他者の承認欲求を満たすことが出来れば、コミュニケーションの強者になれる ・コミュニケーションの強者になる条件は2つ ①自信を持つ ・自尊心が低く、自分に自信がない人間は他者をうまく承認することができない ②口(自己アピール)ではなく、結果で自分自身の有能さを示す  ・他者の承認は結果によって得られると強く認識する  ・他者は褒めつつ、自分はなんでもない人間ですという顔をする   ・肩書きだけで承認してくる人間は、立場を利用したいという下心のある媚を売る人間だけ ・人が他者を承認したくなる時は、親切にされた時 ・結果を出した上で、他者に親切にできる人が他者から信頼を得て、承認される この部分を読んで、一番に頭に浮かんだのが新卒の石田くんだった。 私が彼と働き出した時から、彼をすごく素敵な人だと思っている理由が言語化されていた。 おそらくそれを石田くんに伝えても、全然そんなことない、と本当にそう思っていないように笑うと思うけど。そういうところが、上記のカリスマを体現しているように思う。 彼のすごいな、私もこうなりたいなと思う部分が言語化された機会に出会えて良かった。 私は自分の仕事の時の人格が今は好きではない。 それは、"自分を認めて欲しい"があまりに前に出ているからのように感じる。 私も石田くんのように振る舞えるよう、この本を胸に留めたい。 社会で働くうえでのバイブルのような一冊になった。
  • 2025年4月17日
    幸福の測定
    幸福の測定
  • 2025年4月1日
    花咲家の人々
    花咲家の人々
    妹がおすすめしてくれて読了。 妹曰く、"私たちはこういう愛を求めてる"とのこと。 村山早紀さんの、世界はひとだけで出来ていない、天上と地上とがあり、ひとびとは不思議な力で護られているという世界観が好き。
  • 2025年1月30日
    光のとこにいてね
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