思いわずらうことなく愉しく生きよ
26件の記録
中原メロス@56565656t2025年11月21日読み終わった江國香織さん、やっぱり好きだわあ…となった。 特に好きなフレーズというかシーン↓ ・「永遠不変のものってないのかなあ」 「約束とか制度とかじゃなく、ただ永遠のもの」 ・「家族に愛されると、人は強くなるのね」 ・「でも私たちも異常だわ」 「私たちはたぶんのびやかすぎるのよ」 あとやっぱりタイトルがずるい。 友人に借りて読んだけど好き過ぎて自分用にも買うことにした。 そしてきっと妹にも貸すことになるのだろうと思う。




- m@m15ar2025年10月13日読み終わった@ 自宅江國香織の描く姉妹像が好き。 女性ならではの自由さと、優しさと、思いやりと、強さが感じられて、杉野家の3姉妹や私の妹を改めて愛おしく思える。 江國香織の描く人物が好き。1冊まるまるかけて、生きるって、世界と自分しかなくて良い。その他のことは全部"その他のこと"であり、人生は自由なんだという価値観を胸の中に広げてくれる感じがする。 3姉妹のうち、治子ちゃんにとても惹かれた。 昼は高級スーツとハイヒールで武装して、バリバリと働き、退勤後は、ある日は乗馬クラブへ行き、ある日は妹の育子ちゃんと行きつけの焼鳥屋さんで自由にたくさん喋り、ある日は早く帰宅して恋人の熊ちゃんと夜ごはんを食べる。 そして、シャワーを浴びてほかほかの温かい身体で、清潔な匂いで、寝る前にまたPCを開いて仕事をしたり、勉強をしたりする。留学した時に着ていたスウェットと、無造作に上げた前髪と、片手に焼酎のお湯割を持って。 それから、治子ちゃんが、麻子ちゃんが旦那と喧嘩をしたのだと言い張ることに対して、絶対に違うとわかっていながらも、 "分かった。でも次の喧嘩の時には私も呼んでね。思いっきり加勢する。"と言うところ。 麻子ちゃんの旦那が形式上は自分の家族の一員となっていたとしても、 はっきりと旦那は他人、私が守るべきは麻子ちゃん、という気持ちが全面に現れているところ。 麻子ちゃんがスーパーで出会ったDVを受けている人を連れて、突発的に横浜のホテルに行った時、家からタクシーをすっとばして行ったところも好き。 そして、いついかなる時も、メイクをしていなくても、きちんとした服装をしていなくても、お気に入りの香水をふんだんに纏っているところも。 かっこいい人物像だな。それに、私の心に刺さったのは、片手に焼酎を持って仕事や勉強、ということ笑 そのくらいの気楽さで取り組んでいいんだ、とふと思った。全力じゃなくていい、気楽でいいからその"格好"や取り組みを続けること。そうやって自分のライフスタイルを作っていくのかもしれない。 江國香織の世界から、自由さと気楽さを吸収して、仕事をしているわたしとのバランスが取れたらいいな。


なち@nachi06022025年5月28日読み終わった図書館本三姉妹の生活の一部になったような没入感があった⭐️ キャラクターもそれぞれがとても際立っていて、ストーリーも先が気になってするすると読めた😊 江國さんの作品は言葉選びがとても聡明で美しいと思う🌸

なちこ🛁🫧@nachico_202503182025年1月6日読み終わった心に残る一節そう思ってみたら、 煩わしい化粧を頑張れる。 _(P.209)____ いつ誰に見られてもいいように、ではなく、いつ誰に見られても良いと思えて、誇らしく安心できるように。
























