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まる
@maru04
  • 2025年9月5日
    神さまのビオトープ (講談社タイガ)
    最後まで閉じた世界で生きていくのが斬新だなと思った。信じたいものを信じることも、誰かを好きになることも、自由。秘密と決意に満ちた日々を守れますようにというのが良い言葉だなと思った。いくら秘密があったって世の中は不自由なく回るし結局は自分の問題で。だけどなにが一番幸せなのか自分すらもわからない。今の形を間違っていても信じるしかない。けれど、それは誰のためなんだろうとは思う。この本では決意した人が他人の決意を容認し受け止める部分が多い。そうやって、世界から弾き出された人同士がなんとか手を繋ぐために今を信じるのかもしれない。
  • 2025年9月3日
    憎らしい彼
    憎らしい彼
    ドラマを見たので本を友達に借りて読んだ。ドラマも良かったけどやっぱり本ってめちゃくちゃいいし一層ドラマをあの尺でまとめたのすごいな〜と思えた。噛み合わないまま、だけど好きだから歯車を回していく感じがもどかしくて面白かった。案外人同士って別に理解せずとも好きという感情だけで隣にいていいのかもなと思った。そしてなにより清居が可愛すぎて横転。
  • 2025年9月1日
    星を編む
    星を編む
    両親の人に尽くす善性に苦しんだ主人公が自由になって結局はたから見たらすごく人ために生きているのが面白いなと思った。全ての人に優しくするではなく優しくしたい人に優しくする形なのが両親とは違うけれど。他人に優しくすることって本当に返ってこない場合がほとんどだしあまり意味がないと思う。でもそれでも良いと思って行う善に価値があるのかなと思った。 人の変化や登場人物と世界との価値観のずれを書くのが上手い方だなーといつも思う。
  • 2025年7月15日
    海の見える理髪店
    1番最初の話が良かった。側から見たら罪に問われるべき人間にも、大事なものがあって取りこぼしたもの、その人に取りこぼされたものもある。この人を私は善人だとは思わないし、許されるとも思わないけど。でも、誰かの幸せを祈ることは全ての人に許されてもいいんじゃないかと思った。
  • 2025年7月15日
    デッドエンドの思い出
    デッドエンドの思い出
    すごく面白かったこの人のほかの本も読みたいなと思うぐらい。どれもどこか暗くてだけどその中で光を見つける様な人間らしさがあって好き。この本を書けてよかったって言葉が最後に載っていてすごく考えてしまった。人生の出来事を物語に、言葉にできたら、飲み込むとはまた別の消化の仕方ができるんじゃないかなぁと。これはその意味で作者にとっての記録で、登場人物たちの物事の受け入れの話なのかな
  • 2025年7月6日
    ネオカル日和
    ネオカル日和
    この人の書く物語が好きだなと思った。あまり文章の先にある人格に興味がないけど、読みやすかった。1人の人間からいろんな形の人物が生まれるのって面白い。
  • 2025年7月2日
    西洋菓子店プティ・フール
    めちゃくちゃよかった。
  • 2025年7月2日
    チーズと塩と豆と
    チーズと塩と豆と
    各地方での食べ物の話。それぞれの作者の食によってどういう作用があるのかという考え方が面白かった。食べる側の話も、作る側の話も。 食によって離別したり、縁が繋がったり、できたり。そのぐらい、世界中で同じように食は大切で、それぞれに文化があるってすごいことだなと思った。 食べることほど直接生きることに繋がるものはないと実感した。
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