デッドエンドの思い出

51件の記録
- あさだ@asadadane2025年8月26日読んでるまたいつか小説辛く悲しい出来事がありながらも、それを契機に自己や他者を見つめ、前向きに生活を生きていく人たちの話。最初の2作品まで読了。今後悲しいことに直面し立ち上がれなくなったときのために、続きは取っておこうと思う。
- pamo@pamo2025年8月2日読み終わった感想図書館本中学生のとき、はじめて吉本ばななと出会った本。 人生のどん底のような悲しみを経験した人々の、再生の物語の短編集。 内容はすっかり忘れていたけど、でもこの本に敷き詰められた切なさと悲しさと孤独、そして幸福感が、私の土台にしっかり組み込まれていることを再確認した。 ついでに20年前には、「救い」といえばラブストーリーだったという固定観念にも改めて年月を経て気付かされる。私はこの頃の価値観をしっかり内面化しているので恋愛に救いを求めるけど、もっと他の生き方がある現代では読者も限られるかもしれない。
- りん@rin_04142025年7月15日読み終わったすごく面白かったこの人のほかの本も読みたいなと思うぐらい。どれもどこか暗くてだけどその中で光を見つける様な人間らしさがあって好き。この本を書けてよかったって言葉が最後に載っていてすごく考えてしまった。人生の出来事を物語に、言葉にできたら、飲み込むとはまた別の消化の仕方ができるんじゃないかなぁと。これはその意味で作者にとっての記録で、登場人物たちの物事の受け入れの話なのかな
- あこ@jt-aw05246-8882025年7月9日読み終わった借りてきた心に残る一節同じ金額でも、妹と旅行できると思うとオレンジ色に輝くイメージ・元カレにもい一度会えるダシとして考えるとどす黒くて後ろめたいもの。 悪気があってわざとかえしてもらえないものなのだと思うと、彼のずるさが悔しくて胸の中でさらに黒くなり自分はすっかり被害者になり恨み言と同じ様な濁った色ねイメージになった。(P222) ちょっと略したけど、この表現すごいわかりやすかったな。。。
- not_six@not_six2025年6月4日気になる話した好きな本の話をして、1番好きです、と言っていた。 まるい、すーっと入ってくる文章が好きなんです。との事。 最近図書館でよしもとばなな読んだばっかりだったから、次はこれを読んでみようと思った。
- atomin@atomin_1272025年4月24日読み終わったかつて読んだ再読中『デッドエンドの思い出』より 「いい環境にいることを、恥じることはないよ。武器にしたほうがいいんだよ。もう持っているものなんだから。その場所で大きな輪を作っていけばいいんだ。君にはそういう力があるし、それが人生なんだから、誰に恥じることもないよ。 … 世の中には、人それぞれの数だけどん底の限界があるもん。俺や君の不幸なんて、比べ物にならないものがこの世にはたくさんあるし、そんなの味わったら俺たちなんてぺしゃんこになって、すぐに死んでしまう。けっこう甘くて幸せなところにいるんだから。でもそれは恥ずかしいことじゃないから。」 ここ好き🫰
- 空気@lumemolle2025年3月7日読み始めた辞めてしまった同期と大阪で会って、お互いの好きな本を薦め合ったときに買った キッチンと西の魔女が死んだと卒論とそれに付随する人を思い出している あと仄めかすんじゃなくてちゃんとエンドがあってニコニコしちゃった あのときどき、わたしは君と分かり合えていたんだろうか
- ppp@a___222025年2月23日読み終わったどうしようもなくどん底の人達が沢山出てくる。けど最後にはちゃんと光を添えてあたたかく包み込んでくれる。 ただ生きて、暮らしているだけでいいのだと肯定してくれる。
- やま@may_abook2025年2月14日読み終わった表題作含む5つの短編集。 心にさまざまな傷や痛みを抱える登場人物たち。 家族、友達、恋人、生い立ちなど、 痛みの種類はそれぞれです。 読んでいて切なくなったり、 自分の過去の痛みもぶり返したけど 読了後にはその傷の手当てまで終わったような 不思議な感覚になりました🫧