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@mayoibashi
日々積読
  • 2026年3月25日
    半分論
    半分論
    人生は選択の連続であることは間違のないことなのだが、完璧な正解なんていうものはなく、自分という主軸をもって正解にしていくことなんだと思う。 アイドル・タレント・サラリーマンを縦横無尽に切り替える努力の人が書いた説得力のある方法論。
  • 2026年3月23日
    しらふで生きる 大酒飲みの決断
    まずはじめに私の意思を申し上げる。断酒しようとは1ミリも思わない。ふわふわと脳が酒漬けになり、空き缶を積み、愚にもつかないよしなしごとを語らった翌日便器に頭を突っ込んで「二度と飲むものか」と恨み言と共に胃の内容物を吐き出したとしてもだ。その日一日は殊勝な態度でいても、週末になると「酒が飲める飲めるぞー酒が飲めるぞー」と歌い出し、近所のスーパーで6缶パックを買い物かごに放り込み、簡単なつまみをいそいそと用意しながらキッチンでプルタブを引く。「今この瞬間を全力で楽しもうとする自分」に既に酔っている。そう、飲酒はとても気分が良い。 本書はマニュアル本ではない。というかマニュアル本なら手に取らない。断酒をしている人の本、それも大酒飲みを自称している人が書いている断酒本である。筆者はやめたきっかけについて正気を失った。「ただなんとなく」飲み始めた酒は「ただなんとなく」でやめれるものなのかということに興味が湧いた。 読んでいくうちに冒頭で書いた意思表明がぐらつく。しらふでは狂えないから酒を飲み、調子に乗る、乗りすぎて後悔する、そして懲りずに飲む。飲んでいない日々に蓄積されていく鬱屈さで身体が文字通り重く感じる。悪循環である。するとどうだろう。飲酒のみならず喫煙も極端な不眠・過眠もその悪循環の一角に担い、それらの行為が命の前借りであることに気づく。別に長生きをしたいとは思わないが、「理想の死に方〜ある晴れた日に縁側で眠るように〜」から遠ざかっていくような気さえしてくる。そして遂にはそっち(断酒して人生面白くなる)側の人間になりてーな、などと手放しで憧れてしまった。あーあ。
  • 2026年3月5日
    そしてミランダを殺す
    そしてミランダを殺す
    ほとんどの登場人物の倫理観が終わってて、まさに泥仕合。 最初の犠牲者が出てからは追う者と追われる者が入れ替わり、先の読めない展開にページを捲る手が止まらなかった。 機会があれば違う作品も読んでみたい。
  • 2026年3月2日
    庭に埋めたものは掘り起こさなければならない
    多分診察を受ければなんらかのラベルが貼られるんだろうと思い始めてから10年以上経つ。 筆者の抱えているものと私の抱えているものの違いはなんだろう。 理解できないものでもなく、むしろその生きづらさには身に覚えがある。 今の自分は目を逸らし、環境を変え、折れないようにやり過ごす狡さを得て、世間とやらになんとか適応できるようになっている(気がするだけ、かもしれないが)。 その過程で自分の内側を覗き込むことをしなくなった、心のどこか奥のほうに埋めてしまった。 『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』というタイトルには筆者の意思の強さを感じる。 後半はなかなか受け入れがたい描写もあり、読むのをやめようと何度か思ったけど書くことで少しずつ自己を回復していく筆者のおかげでなんとか読了。 いつか埋めたものからの報いを受けるときに手遅れにならないように少しずつ自分の仕様書を作ってみたいと思った。
  • 2026年2月19日
    ゼロ・アワー
    ゼロ・アワー
    久々に中山可穂作品を読む。 一家殺害の唯一の生き残りである女と彼女の家族を殺した暗殺者の男の物語。 血なまぐさい復讐が中心に据えられているのに、あくまでも優雅で詩的な文体にいつもながら惚れ惚れする。 シェイクスピアにちなんだ言葉遊びがふんだんに盛り込まれているのもさすが。 (15641616=人殺しいろいろ、はできすぎだと思う)
  • 2026年2月16日
    ある行旅死亡人の物語
    ある行旅死亡人の物語
    まったくの偶然だが、本書を読んでいる期間に戸籍の証明書を取りに行った。 身元不明にならざる・せざるをえなかった人生について考えてみても、結局本当のことなんて死者本人にしかわからないし、その気持ちはA4用紙数枚で証明される自分にわかるはずもない。 毎年数百人いるともいわれている行旅死亡人。 数に埋もれていくはずだった一人の人間の足跡を丹念に追い、やがて名のある個人に辿り着く。 現役の新聞記者の熱意と矜持を感じた。 ただ一方で他の方の感想にも書かれていたけど、隠遁生活を送っていた死者からしてみれば、本書を読むことは一種の墓荒らしみたいなものかもしれないな、と。 面白い、という切り口では薦められないなと自戒を込めて。
  • 2026年2月10日
    リオデジャネイロに降る雪
    冬には冬の本の第三弾。 もっともリオデジャネイロに雪は降らないけれど。 健康的で陽気なリオのカーニバル、爆発力をともなうリズミカルなプレイで魅了するサッカー……ブラジルという国の明るく賑やかなイメージとは遠く、郷愁に満ちた筆致で書かれた回想は都市の知られざる顔を覗き見たような気分だ。 ラテン語のsolitude(孤独)が変化してsaudadeになる。 さまざまな意味を内包する、翻訳の難しい言葉を生んだ国への興味は尽きない。 小学生の頃からずっと苦手だったフェイジョアーダに再挑戦したくなった。 巻末の人物索引も初心者には嬉しい仕様。
  • 2026年2月2日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    映画公開日が決まり、今後あらゆる媒体でネタバレを目にするに違いないという危機感から、ようやく読み始めることに。 上巻は半年くらい前に読んでいたので、ところどころ思い出しながら頭の中で繋げていく。 読み終わってみるとネタバレに関する部分は既に上巻で提示されていて、下巻はサプライズはほとんどないかわりにめちゃくちゃ読ませる展開でページを捲る手が止まらなかった。 ジャンルの性質上、SF(理系)と読者である自分(文系)のあいだにどうしても距離を感じることが多いけど、最後まで投げ出さず読めた。 ラーメンのスープを完飲したときのような満足感だった。
  • 2026年1月22日
    内藤礼〈母型〉
    内藤礼〈母型〉
  • 2026年1月16日
    氷平線
    氷平線
    冬には冬の本の第二弾。 桜木紫乃の小説を読むといつも思う。 「その土地に縛られて生きていく人々の悲哀や諦観、したたかさ」を書くのがとても上手い、と。 北海道という土地は内地の人間から見たらとても魅力的に映る。 光が眩しいゆえに、現実の部分(先細りしていく農家、よその家の台所事情など)の影の濃い描写をしっかりと見せつけてくる。 ただその気分は決してネガティヴだけじゃない、というところが作家としての凄みなんだと思う。 またリラ冷え、海霧、氷平線など自然にまつわる言葉もとても情緒に溢れている。
  • 2026年1月13日
    キャロル (河出文庫)
    キャロル (河出文庫)
    冬には冬の本の第一弾。 ネットの友人からおすすめされた映画の原作本。 恋の甘さと苦さを知って、大人になっていく女の子の話。 主人公とキャロルの出会い方がおとぎ話のようにロマンティックなんだけど、作者が実際にあったできごとをベースにしているのはびっくりした。
  • 2026年1月7日
    九龍城寨之圍城 映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」 シナリオ対訳集
  • 2025年12月21日
    九龍城砦2 龍頭
    九龍城砦2 龍頭
  • 2025年12月10日
    カタストロフ前夜
    toi booksで購入。 フランスで発表された三冊を震災三部作として日本語に翻訳し、出版。 『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』に繋がる作家の書くことへの姿勢が示されている。
  • 2025年12月4日
    砂漠の修道院
    砂漠の修道院
    前の本に引き続き、エジプト繋がりで読んだが、あちらが表向きのエジプトだとしたらこちらはある種裏というか知られざる側面だろうか。 修道士たちの生活史とアラブ圏におけるキリスト教の信仰について。 後半は論文調ではあるもののだいぶ読みやすかった。 以下、メモ。 巡礼の末洞窟に住み着いた初期のコプト教信者は権威の象徴であるピラミッドを見て何を思ったのだろう。 政教一致した土地から離脱したのにここでもまた権力者の所業を見て辟易したのか、それとも内なる悪魔との闘いに向き合っていて俗世なんぞ気にも留めなかったのか。 修道院付近を現在の航空写真で見たら、地表に無数のドットがあった。 センターピボット灌漑というものらしい。 この数十年で砂漠を克服しようとする人類。 ナイル川の西側はもう死者のクニではなくなった、気がした。
  • 2025年11月19日
  • 2025年10月28日
    砂男
    砂男
  • 2025年10月26日
    カナダ金貨の謎
    カナダ金貨の謎
  • 2025年10月22日
    インド倶楽部の謎
  • 2025年10月14日
    カメラを止めて書きます
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