さよならに取られた傷だらけ

28件の記録
- よしい@Yoshe2072025年9月30日読み終わったどのストーリーもどこか悪夢っぽい、というか目が覚めたら記憶があやふやになっててなんとなく怖い夢だったことだけ覚えている不条理な悪夢みたいな設定でぞわぞわする(稀にハッピーエンドを迎えられることもあるけど)。でもどんな世界になってもどんなに姿形や概念が変わっても、世界の中心にいるのが同じ「先輩」と「後輩」であるということだけは絶対的にブレないので、例えふたりが最終的に離ればなれになろうととんでもなく凄惨な目に遭おうともはや人間以外の何かとして生まれていようとなぜだかわからない安心感がずっとあった。不条理SFショートショート集としても、一筋縄ではいかないふたりの恋愛小説集としてもたまらなく魅力的。この世界が永遠に続いて欲しいからこのまま読み終わりたくないなあ、と思いながらも読み終わってしまった。何回でも繰り返し読みたい。
- ほんね。@Honne_03302025年7月9日読み終わった250個の先輩と後輩(私)の話。 一気読みは不可能。それするとめちゃくちゃ疲れる。 でもだからこそじっくり1話1話の余韻を感じながら読める。250個、どの話が好きかで読み手の好み分かりそう。色んな人に聞いてみたいな。 宝島社の方も良いよ。
- 🌕@kimimi2025年4月16日読んでるお気に入り「たかが百年のきみ」「天気予報は二度と見ない」「きっと来世も忘れない」「幾星霜」 まだ少ししか読んでいないのに好きなお話がたくさんある…! 様々な世界線で繋がる私と先輩の掌編。 本当に本当におすすめしたいけど、一気読みは出来ない本だと思う。エネルギーが要るからゆっくり読んでいく。 どのお話の何が琴線に触れたのか、いろんな人の感想を聞いてみたい。
- 小海いと@itokomi2025年3月7日読んでるふとさみしくなくなることでそこにさみしさがあったことを知らされ結局さみしくなるような本。まだ読み途中。こんな小話が書きたいのよ〜〜〜!!! って勢いよく3分の1くらいまで読んで閉じた。おこがましくも、初めて人様の感性に嫉妬したかもしれない……。暖かくなったら陽の当たるところでまた読む。
- 村崎@mrskntk2024年12月5日文庫1ページ×250篇の不純文学、絶対なのは「先輩」と「後輩」がいること。一つ一つ短いのでさらっと読めるかな〜と思ってたんですが全て感情が最高に激重なので、さらっとなんてとんでもなかったよ…