圧倒的名著． Ontology Turnを牽引するTim Ingoldの作品． スティーブ・ジョブズもプレゼン中に"connecting the dots"と述べているように，全ての営みは軌跡を生み，線となる． 文字も線．すべてが線で成り立っている． 『声の文化史』なども合わせて読みたい． 本紹介のスライド作成をし，講義で使用したため，なんとなく理解はできていると思う．

生物学分野から群選択説など批判される面もあるが，利己的な遺伝子が人間を乗り物として扱い，世代を紡いでいく．という仮説を立てたことがすごい． 加えて，原著タイトルが"The Selfish Gene"と利己的な遺伝子そのままである．日本人好みのタイトルを英語でつけるセンスが今までになく素晴らしい．

東北大学の入試で使われた，「AIの手を掴むくらいなら溺れて死ぬ」が記載． 文章が素晴らしい． 人生には意味があるかどうかなんでどうでもいい． 人生は短いんだ．テンションの上がらねえことにパワー使ってる場合じゃねぇ．(宇宙兄弟より)

コンピュータ，天気予報等の現代では当たり前にある装置を作った天才．人類史の中で最も頭のキレる人物であったのではないか．

人類が穀物を使い始めたあとに進歩した？ 通説を覆す。国家とは税収入を生むだけの装置。それ以前に社会紐帯は存在した。

本日，筑摩書房から重版の案内がありました． 生まれながらに経験している空間について，どのように経験しているのか．はたまた，経験とは何か． 当たり前を見直すとても良い本です．

現代では希薄な社会紐帯をマツタケから解く．

モノは人間に進化を委ねているのだろうか？ 人間の進化はモノに支えられているのだろうか？

世界の見方を増やしてくれる．

良い本

現代人にも反映されている二項対立的考え。 特に受験現代文で現れる現代⇔過去、未開⇔文明のアイデアがここから始まる。

色褪せない名著 今の自分を作っている鋳型の1つ

環世界の概念がとても面白い

良い本

良い本

良い本