ラインズ

16件の記録
- doji@doji_asgp2025年7月31日読み終わった解説でインゴルドがギブソンを批判的に検討していた、というルーツが記されていて、なぜここまでこの本がデザインの世界に示唆を与え続けているのか、その理由がわかる気がした。人間の行為と物質、文化、テクノロジーとのかかわり合いの様相とその歴史を、「線」という視点からやわらかい思考とともにひとつのものがたりのように紐解いといていく。あまりに射程が広いにも関わらず、受け取ることができるのは学問的な美しさというか、領域に問わられずにものごとを研究することのすばらしさ、学際性の豊かさの極みのようなもの。
- ふんわり@funwari2025年7月27日気になる私は、文字を書いたり絵を描いたり、紙に線を引くようなことは好きだが、音楽や刺繍などには苦手意識がある。これらに実感として「線」という共通項が見出せたら、今までとは違った歩み寄りができるだろうか。 むずかしい本かもしれないという予感がある。しかし、とても興味があるので近いうちに挑戦してみたい。
- h@n4gi2025年3月7日かつて読んだ圧倒的名著. Ontology Turnを牽引するTim Ingoldの作品. スティーブ・ジョブズもプレゼン中に"connecting the dots"と述べているように,全ての営みは軌跡を生み,線となる. 文字も線.すべてが線で成り立っている. 『声の文化史』なども合わせて読みたい. 本紹介のスライド作成をし,講義で使用したため,なんとなく理解はできていると思う.