休みの日にめいっぱい予定を入れようとする人間にはどうもなれないなあと思っていたけど、そういう人もそれなりにいることに安心した。 遊び紙が表紙にも使われているクロス模様、喫茶店のようで良い…

タイトルが私そのもので惹かれて買った。

月に一回選書をお願いしている本屋さんから今月はこの本が届いた！ 無名であろうとこうして誰かに見つけてもらえて一冊の本に自分の名前が残るというのはとても夢があること そして月に一回の選書もこの本で最後！半年間あっという間だった、そりゃあ夏にもなる

「日曜日」という言葉をとっても千差万別。いや、この本にまとめようと思う話のみの「日曜日」なのかもしれない。もっともっとたくさんの「日曜日」があるはず。

映えない休日の過ごし方。 続編というか、いろんな方の過ごし方を読んでみたい。※映えない人に限る。

表紙も題名も好みなのですが、内容もよかった！ 17人の日曜日の過ごし方が書かれていて、 年齢も職業も様々。 次の日のことを考えて憂鬱になりがちな日曜日を どんな感情で、どんな場所で、どんな風に過ごしているのか。 それぞれのエピソードはもちろんのこと、 お話の後に載っている一問一答もおもしろかった。

休日の過ごし方は人それぞれ。 共感できるところもあった。 孤独と聞くとネガティブなイメージがあるけれど、孤独＝寂しいではないと思えた。私もジャーナリングを始めてみようかな。

軽やかなんだけど、一人で過ごす休日や、一人で過ごしたくなる平日に、きっと思い出すだろうなってシーンがたくさんあった。しっかり後味のある1冊だった。

月と文社さん、「かざらないひと」がとてもよかったので気になる

日曜日に「私の孤独な日曜日」をゆったりと読む。 私のなんてことのない日曜日も、ほんのちょっと愛おしく思える。

私の日曜日はどういうふうに書けるだろうかと思った

> 日曜の午後にドトールでひとりで過ごしている人たちも、他者の目を気にしていなさそうな点で、「人に見せない自分」に近い状態にあるように感じる。 >大半の人にとって明日から仕事が始まるというその時間、それぞれが自分のタスクに向き合ったり、自分を甘やかしたりするためにひとりで何かに集中するのだと思うと、ゆるやかな連帯感をおぼえる。

月と文社X

わたしも寄稿させていただきました。 同じように孤独を感じる人々がいるという安心は、自分が特別だというエゴに気づくきっかけにもなる。ひとりで過ごせることは特性ではなく選択だとこの本を通して感じた。孤独も孤立もあるあるという視点で世界を見るとどうなるんだろう。

また楽しみな本が！