

琉璃
@ruri-xxx
静かに煌めく言葉を探して、本を読む日々の記録。
エッセイ、詩、物語が好き。
- 2026年6月29日
月とコーヒー ノクターン吉田篤弘読み終わった眠る前に読むのが本当にぴったりの短編集。 寂しい気持ちになるようなお話が多いけれど、夜の静けさの中で読むとそれが心地よく感じられる。 あとがきによるとこのシリーズは続いてゆくみたいなので、次の作品も楽しみ。 - 2026年6月25日
- 2026年6月23日
場末にて西尾勝彦読み終わったゆっくり読もうと思っていたのに、ページを開けば心地よいことばの連なりがさらさらと流れているので、あっという間に読み終えてしまった。 生と死の、夢とうつつのあわいを漂っているような、眠たげでゆるやかな詩にふれるひとときが、心をのびやかにしてくれる。 - 2026年6月21日
椿の海の記石牟礼道子読み終わったゆっくりと読み進めながら、海や空の色、風の香り、花の可憐さなどを心に浮かべていた。 水俣にかつてあった光景のきらめきを想像すると、失われたもののあまりの大きさに胸が痛む。 - 2026年6月19日
- 2026年6月19日
場末にて西尾勝彦買った本屋さんで手に取って、装釘のうつくしさに心惹かれた。真っ白ではなく、ほんのりと灰色がかったようなページの質感も好き。 西尾勝彦さんの詩を読むと、肩の力が抜けてかろやかな気持ちになる。 - 2026年6月18日
世界はうつくしいと長田弘読み終わった長田弘さんの詩を読んでいると、澄んだ水や透明な風にふれているような気持ちになる。 言葉が溢れかえっているような時代だけど、ほんとうはもっとシンプルなことばで、ひとは大切なことを伝えられるはずなんだ、と思った。 - 2026年6月18日
- 2026年6月14日
世界はうつくしいと長田弘買った読書といえば小説一辺倒だったわたしを詩の世界に導いてくれた詩人が、長田弘さん。 心がなんだかくすんでいるなと感じられる日に読めば、くすみがはれて、澄んだ光が満ちてくるような心地になる。 - 2026年6月14日
その姿の消し方堀江敏幸買ったかつて読んだ『魔法の石板』を読み終えてからずっと堀江敏幸さんの文章にふれていたい心地が続いていて、『回送電車』をまず手に取り、今日は『その姿の消し方』を購入するに至った。 端正という形容がとても似つかわしい文章を紡ぐ書き手に出会えた幸福を、日々味わっている。 - 2026年6月10日
赤い月の香り千早茜読み終わった色彩や香りが文章から鮮明に浮かび上がってくるようで、ひと息に読むことが出来ず、ときおり立ち止まりながら読み進めた。 美しさとともに鋭い痛みを感じる物語。続編をすぐにでも読みたくなったけれど、楽しみをとっておくために文庫化を待とうと思う。 - 2026年6月10日
- 2026年6月6日
- 2026年6月6日
魔法の石板堀江敏幸読み終わった「読書は自分の身体をなにかが横切る行為なのだ。痛みが、言葉が、端役が身体を通過する。通過し、横切ったあとに残る意味を彼は探さない。横切る行為じたいに真実があり、痛みであると知っていたから。」 (P.391) 詩人の言葉を見つめるまなざしの真摯さに貫かれるようだった。 書くこと、読むこと、孤独であること、そして生きること。読みながらうまれたいくつもの思いを、今はまだ上手く言葉に出来ずにいる。 - 2026年6月3日
- 2026年6月1日
- 2026年5月26日
椿の海の記石牟礼道子買ったかつて読んだ人は大地や海とつながっている存在なのだ、ということを忘れないために読み返そうと思った。 自分は大きな循環の中の小さな一粒なのだということを語りかけてくるような作品。 - 2026年5月26日
- 2026年5月21日
- 2026年5月20日
川のある街江國香織読み終わった淡々とした描写の中に寂しさや哀しさが溶け込んでいるように感じられた。 三話目が特に好き。記憶の揺らぎに触れて不安になるのに、過去のきらめきが手のひらの中にある気がして、読んでいて心地よかった。
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