
たまこ
@tamako_26
- 2026年5月20日
燻る骨の香り千早茜読み終わった大好きな「香り」シリーズが完結…‼︎ もっといっぱい読みたいような、ここで終わるのが美しいような…。 今回のお話はエピソード0という感じでしたね。 新城と小川がまだ一緒にお仕事してないのは新鮮だけど、空気感は割と最初から一貫してる感じなのね。 先日仕事で京都に行った時に、同僚に付き添ってお香のお店に入ったので、今回のお話の舞台である京都の香の店は、何となく自身の体験との結びつきを感じさせた。 千早さんのこのシリーズは、本当に文章から香りが煙のように立ち昇ってくるようで、何となく周りから遮断されたような埋没感がある。 小川朔がその鋭い嗅覚で、世界や人を捉えている様子を読んでいると、最近仕事でよく目にする「環世界」という言葉が頭に浮かぶ。 - 2026年5月16日
読み終わったとても、いい話を読んだ。 後半などは何だか言葉にはならないんだけれども、温かな気持ちになって涙が止まらなくなった。病院の待合だったので、涙が出るのには困ったものだけれども、かといって読む手を止めたくはなかったので、コッソリと泣きながら読んだ。悲しかったのではなく、温かな気持ちが今の自分の心に凝り固まった泥を流してくれたのではないかと思う。 「猫弁」のことは全然知らず、書店で見かけたり講談社のリーフレットなんかで紹介されていたのを見て知った。シリーズがこんなに発行されているとは知らずに驚いた。 タイトルに違わず猫がたくさん出てくる。猫は好きだけれど、種類などに関してはよく知らないので、猫の種類が書かれていてもイメージは湧かないのだけど、それでも猫の可愛らしさが伝わってきて、特に子猫のテヌーに関しては、自分の手のひらに子猫が乗っているような、頬ずりしているような心地がして大変可愛らしかった。 最初はなんて風変わりな人たちなんだ‼︎と思った依頼人や飼い主たちではありますが、最後には印象が変わっている様子が、とても良い塩梅だった。 点と点が繋がって収まる所に収まっていく構成には感服した。誰も不幸にはならずに、適材適所にハマっていく感じが救いがあって本当によかった。百瀬さんが一役有名になった事件も、百瀬さんの人柄や手腕のおかげで不幸になる人や猫が減ったのも、とてもありがたかった。猫を取り扱う作品では猫が酷い目に遭うケースもあるので。 私が最初に好きだと思った文を以下にメモ。 「黒猫が左手の甲をぺろりと舐める。野呂をなぐさめているようだ。常に野呂のデスクの上でどろんと寝ている太った猫で、そこにいなければ、デスクの下にいる。野呂デスク守衛という職務ならば、二十四時間労働のハードワークで、労働基準法違反に違いない。」 - 2026年5月7日
- 2026年5月4日
天国さよなら藤宮若菜読み終わった帯に書いてあった短歌にすごく引き込まれた。 わたしが死ねば わたしはうまくいくだろう 自販機煌々ひかる夜道に あともうひとつ気に入ったのは こわかった液体になれないことが わたしたちにあるすきまのことが - 2026年5月1日
外の世界の話を聞かせて江國香織読み終わった完全にジャケ買い。 本屋さんで江國香織さんの本がズラっと面陳されていて、どれもとても表紙が素敵だった。 普段読むジャンルとは違うから、 あまり興味を持てないかもしれないと思って、 買おうかどうしようか迷ったけれど、 結局「南天文庫(私設図書館)」に惹かれて、購入。 いろんな人の視点で話が進むのと、 思ったより登場人物の関係性が絡むので、 ちょっとだけ読むのに苦労をした。 「南天文庫」のような隙間の場所が必要っていうのはすごくわかる。そういう場所に助けられてるっていうのは、すごく共感した。 この素敵な 装丁は名久井直子さん 装画はSusan Angharad Williamsさん - 2026年4月26日
大好きな人、死んでくれてありがとうまさきとしか読み終わったイヤミスらしく、1人の死を中心として人間のドロドロとした欲望が描かれていて、ページをめくる手が止まらなかった…。 蒼太が空虚すぎるあまりに、そして欲しい言葉をただ何の気持ちもなく返すばかりに、その死すらも誰かに消費されていく様は人間の嫌なところが映し出されていて大変にイヤミスでした…。 - 2026年4月25日
最後の一行 white斜線堂有紀,法月綸太郎,芦沢央,金子玲介読み終わったテーマと作者の方々をみて、絶対読まなきゃ‼︎と思って購入。特に斜線堂先生がメンバーにいらっしゃったので、是が非でも買わねばと。 「ゼリーに満たされて」 ゼリ郎…‼︎泣、お前、そんなのってあるかよ泣 この手の話は弱いんだよ…‼︎最初は微笑ましくて読んでたのに、そっちのオチか…。ゼリ郎が人間食べるのかと思って不穏に感じてたけど、そっちか…。ある意味怒涛の伏線回収というか。出来が悪いほうだったから気づけなかったのか…。 「人魚の骨を拾い往く」 さすがは斜線堂先生…恋愛✖️地獄を描くのがお上手です。オチとしてはうわぁ…思ったよりエグくてびっくりした。いるのかいないのかわからない存在に最後までドキドキさせられて、結局いないのかと思いきや…。主人公の仄暗い想いは果たして叶ったと言えるのだろうか。そんなことが君の願いだったのだろうか。この先に待っているのはなんなのか。そんなものを愛とでも?執着というか、呪いみたいなものに犯されているようだ。 「次はあんたの番だよ」 ふぅん…?随分と混み合った話だった。なるほど、推理パートと真相?パートが入れ替わりに入る形で、夢なのか現実なのか、読み手にもわからなくなってきた。最後のオチはイマイチよく分からないな部分もあったけど、結局呪いなのか…? 「ひび割れ」 因果応報というのか、なんというのか…。現実問題ありそうな話ではある。最近のモラハラだのパワハラだのという話を聞いていると。言葉で人間を壊すことは起こりうることなんだよね。人はやられた事を学習して、次はする側に回ってしまう。そしてそれを間違いだと、正すことができない。あそこで転職していればな…。生きたまま埋められるのは怖すぎる。思えば盗みを働いてきた時点でもうタガは外れてたんじゃないかな。 - 2026年4月19日
盾と矛方丈貴恵読み終わったやっっと読み終わった。 仕事が忙しくて全然読めてなかったけど、 なんとか読み終わった。 「事件は犯人が分かってからが本番だよね」 ミステリとしては本当に新感覚で、 事件の謎を解いてからが本番なのは面白かった。 事件を解いた端から隠蔽によって推理を成り立たなくされる。その上で更に真相を追究する。 面白い感覚を味わった。 知と暴力のコンビネーションも良かった! ただ…探偵ものと言えば警察が無能なのはお決まりみたいなもので、責められはしないものの…そんなあっさり捏造証拠を警察が信じるのはどうなんだ…?笑 - 2026年4月18日
猫と写真と短歌と僕と仁尾智読み終わった短歌集を読み切ったことのない私が唯一読み切れた短歌集。 短歌の情景に合わせた猫ちゃんの写真が載っていて、 それも合わせてきゃわわだった。可愛すぎる。 猫ちゃんあるあるな短歌もあって、共感度も高かった。 猫好きの方におすすめしたい‼︎ - 2026年4月18日
クジラがしんだらかわさきしゅんいち,江口絵理,藤原義弘読み終わった前から色々な所で紹介されているのを目にして、 クジラも好きなので絶対好きなんだけど、 逆バリの女なのでなかなか手が出なかった。 読んでみてやっぱり良かった。 絵も素敵なんだけれど、 深海の知らない世界が広がっていて、面白かった! 最後のところには 「鯨骨生物群集」のなぜ?どうして? が載っていて、まず「鯨骨生物群」って言葉があること自体驚きだった。カッコイイ。 今この瞬間にも世界中の海に10万頭ものクジラが沈んでいるだなんて衝撃。すごい世界だ。 - 2026年4月18日
まるごとほうせきケーキチョーヒカル読み終わったキラキラするものが好きなので、 例に漏れず宝石も大好きな私にぴったりの一冊。 紹介されているのを見て、 気にはなっていたんだけれど、 タイミングがなくて買えてなかったのをやっと購入。 いや、想像してたよりずっっっと凄かった。 語彙力がなくてこんな言い方しかできないけど、 絵がお上手!! プロにこんな言い方しかできなくてごめんなさい!! 宝石のきらきら感とか鉱物の硬そうな感じとかもそうなんだけど、 卵黄とか、バターと卵黄を混ぜたあの何とも言えない色合い、流し込んだ生地、焼き上がったケーキの生地や生クリーム!!! 質感がすっごい表現されてて、 絵だけど触感を感じるというか、甘い香りが漂ってきそうな程の表現がすごい…。 こう、写真とかとは違う、絵ならではのリアルさというか…うーん!見て!!これは、自分の目で感じて欲しい。 - 2026年4月4日
勿忘草をさがして真紀涼介読み終わった表紙が綺麗だったのと、 植物も好きだし、ミステリも好きなので購入。 帯文いわく、中学・高校入試問題に多数採用されているらしい。確かに、高校生が思い悩みながら、人との出会いを通じて変化していく様子は入試向きって気がする。 高校生が語り部になっていて、探偵役が落ち着いた人だからか、あまり今までにないミステリだった印象。 植物の名前がなかなか覚えられないので、せめて出てきたものは調べておきたいところ。 - 2026年3月29日
猫鳴く森で謎解きを楠谷佑読み終わった前に読んで良かった本の作者さんが新刊を出すということで、あらすじも特に読まず、タイトルに猫が入ってたのもあって購入。 そしたら、前読んだ本の続編でビックリ‼︎嬉しい誤算☺️ 猫ちゃんが出てくるたびに可愛すぎて 「もう事件とかよくないですか…⁇」 という気持ちになりつつ読了。 高校生が殺人事件に巻き込まれるのは本当に痛ましい。論理パズルのような推理は圧巻。 今回もとても良かったので、引き続きシリーズ化して欲しい‼︎ 表紙の猫ちゃんも大変可愛くて良きです💕 - 2026年3月28日
- 2026年3月25日
眠りの牢獄浦賀和宏読み終わったいや、後半の畳み掛け方がエグい。 短いからすぐに読めると聞いていたものの、 後半が怒涛の展開すぎて一気に読まざるを得なかった。 え〜気づいてない伏線がありそう。 新堂の方は、途中から薄々勘づいてだけど、 浦賀の方は違和感がほんの少しあったくらいで、 そう来るとは思わなかったな〜。 北澤は全く気づかんかった。 いや〜でも気づけたな。今思えば結構あからさまというか、ミステリーの中じゃあるあるだもんな〜。 ちょっと悔しいな。 最後の「眠りの牢獄」に囚われる人物が変わる演出は好きだな。 - 2026年3月21日
時計は二度凍らない魚崎依知子読み終わったいや、トーマスが怪しすぎるでしょ⁈ トーマスが犯人じゃなかったとしても、 トーマスがかなりヤベェ人だということが確定するだけな気もする…。 いやだって、行動が良識のある大人の行動とはかけ離れすぎてるし…! いや、まぁ、わかるよ?結果的に志緒の時計が動き始めたのも、それは自分自身で行動したからで、犯人を捕まえることが出来たのも、彼女のお陰だとは理解するけども…。 それはそれとして危ない橋を渡らせすぎでしょ。 いつ、何があってもおかしくない状況だし、ただでさえ不調を抱えてるんだからさ。 蓮士の末路に関しては、確かに、言われてみればミステリーの展開としてはありがちだったな。可能性として全然頭に浮かんでこなかった。というか結果的に1番可哀想なポジションだったのでは…⁇しかも信頼していた相手にだなんて。周りの大人や先輩に翻弄され過ぎてて可哀想過ぎない⁇ 手に関しては、ああ〜ゴールデンカムイで見たやつ…。という意味では、別に特段衝撃ってほどでもなかったかな。 基本的に読みやすい文体なんだけど、途中の「譲葉」だけ引っかかったな。一般常識なの⁇音が人の名前っぽいし、漢字だから余計に混乱した、というかわざわざそこの解像度をあげる必要性を感じなくて引っかかったな。そこまで全体的に植物がヒューチャーされてる感じではなかったし、何故そこだけ具体的に? 全体的には面白かったし、最初は分厚くて怯んだけど、結構すぐに読めた。 - 2026年3月18日
創作のための物理学&哲学&心理学用語辞典えいとえふ,ゆうきゆう,小川仁志,川村康文面白かった。 昔は(もしかしたら今も?) 倫理的にどうなの?って実験されがち。 実験ののち被験者の人たちは弊害なく過ごせてなさそうな所が闇。結果的に人間とは何ぞやということがわかったりするけど、そこまでしてやっぱり知りたくなるものなのかしら。 一方で思考実験の例にも面白いものはあるし、必要性という意味ではどうなんだろう。 誰かパラドックスの例を考えるのハマったのかな、ってぐらい〇〇パラドックスが多い。 - 2026年3月11日
この子のために死んでくれ。(1)魚崎依知子読み終わったいやぁ、面白すぎる‼︎ 夢中になって読むって経験を久しぶりにしたなぁ。 今年に入って1番面白かったかも。 ※以下ネタバレ有り 主人公の手練手管や 品があるようで内心口が悪いところとかが好き。 河田とのやりとりとか、めっちゃ好き。 後半の人がバタバタ死んでいくのが、 もはや人外の領域に堕ちた男のやる事でヤバすぎ。 長田が可哀想過ぎる……あいつたまたま巻き込まれただけなのに…。 最後の 「まだ力の調整が難しくて、気を抜くとすぐに死んでしまう」 ってくだりがゾッとした。やっぱりハッピーエンドとはいかないか…。死ぬって、そんな気軽なものじゃないハズなのに、もはやその辺りの一線を超えちゃってる感あるな。殺すのにも、まぁ、もともとなかったけど、躊躇がさらになくなった感じ。 タイトル回収がその後来るのも、さらにゾッとした。 こいつあと何人犠牲にするつもりだ…⁇ 主人公はオム・ファタール的な人物として描かれてるけど、それは猿神と関係があるのか?神の力は人の畏敬を集める的な⁇というよりは、「レベル100の悪いことをできるやつは、いいこともレベル100までできる」ってことかな。 いやぁ、面白かった。こっわ。 - 2026年3月8日
ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。(1)sinsora,森空亭読み終わった絶対おもろいやんと思ったら 本当にエンターテイメントしてて面白かったんだが。 まず主人公のビジュが刺さりすぎたのはもちろん、 鈍感系というか勘違いされ系主人公の中でも 一二を争うくらい物語が転がり続けてて笑った。 何故そこで拍手…?なぜそんな言い回しをする…? 勘違いされに行ってない…?という感じで、 とんとん拍子に黒幕扱いされててすごい。 というか推しのこと本当に好きなの…⁇ 絶望して絶叫してる勇者をなぜ歓喜していると勘違いできるのか…⁇ 推しが曇るのが好きな闇系ヲタクなのか、 好きと言いながら無関心なのか…⁇ その辺りは二次創作で妄想しがいのある余地のようで ヲタク的には嬉しい。 剣聖(笑)さんは最終的にどう着地するのか気になるところ。 これはシリーズ化していくのかな⁇ いやぁ、勇者をこれ以上どう曇らせていくのか楽しみだなぁ。 - 2026年3月6日
夢食み探偵と眠れない小説家小俵マリコ,綾里けいし読み終わった表紙とタイトルに惹かれて購入。 どちらかと言えばアニメーションで見たくなるな。 できらばシャフトがいい。 文体はそこまで好みではなかったけれど、 世界観は好き。 『夢十夜』を出されちゃあ好きになるしかないよね。 最後のオチが『夢十夜』だからこそ、 この作品を好きになれた気がする。 正直、探偵がなぜ小説家に対してそこまでするのか、 その辺りの納得があんまりできなかったから、 共感とか没入とかはあまりできなかったかも。
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