短くて恐ろしいフィルの時代
121件の記録
yo_yohei@yo_yohei2026年2月24日読み終わった@ シンガポール一見、カオスな世界観だけど、驚くほどに“今”を描いている。でも、この原著が発表されたのは2005年らしいから更に驚き。さすがソーンダーズ先生だ。 はっきり言って、今、日本は大ピンチだと思ってるんですが、この本を読んで、「これって今の日本のこと描いてるんじゃない?」と思う人が1人でも多く増えたらいいなと思います。 ここからはネタバレの感想ですが、 とても面白く読んだ一方、フィルの時代を終わらせたのが内側からの自浄作用ではなく、外側からの圧力だったことが暗澹たる気持ちにもなりました。現在、大ピンチな日本、そして世界を変えるには、自分たちの力だけではなし得ないのだろうか。そうじゃないと思いたい。




きのこ@kinokotabeyo2026年2月23日読み終わった今回の衆院選、高市が同性婚も夫婦別姓も賛同してないことを理解せずに投票した人はフィルの全面同意書を見ずにサインしてしまうかもしれない…と思った。

こたか@kotaka2026年2月15日読み終わった本作の登場人物は人の形をしていない。機械や植物が融合したような彼らの姿形を想像しながら読むのが楽しかった。マスコミの者たちが好き。事件がなさすぎて「犬、自身の尻をチラ見しつつ茂みに放尿!」という報道をしたのには思わず笑ってしまった。短くて読みやすいが、いろんなことが起こるので、何かすごいものを読んだときのような読後感を得られる。
青甲羅@ao_coke2026年2月12日読み終わったフィルが己の中で膨らませた怒りによって、他者への認識をどんどん歪めていくのが、本当に馬鹿馬鹿しくて、とても恐ろしかった。全く他人事じゃない感情だ。 最近個人的に興味のある国家というものの奇妙さも、お話の中で存分に味わえた。 彼らの身体や景色を描写する中で馴染みのない言葉がどんどん出てくるものだから、その勢いに巻き込まれているうちに、あっという間に大惨事になってしまう。「そんなこと言ってないよ!」とか「それは事実じゃないよ!」とか、つっこむ間もなく事態がどんどん悪化する。この読書の時間もまた嫌な現実を写しているようだった。 このお話で描かれていることが普遍的な人間の習性だとしても、それを理性や仕組みで乗り越えていきたい。一人一人が幸福になれるような世界を目指したいよ。
yayano@yaya72026年2月9日読み終わった本当に…うんざりとした気持ちで昨日から今日にかけて読んだ。さまざまな部品により構成される内ホーナー国、外ホーナー国のみなさん。フィルは脳が外れる仕様により、これまで良識のもとに判断を重ねてある程度の地位をキープしてきた彼も、全能感を感じることの気持ちよさゆえに脳を故意に外して暴走するのだなと感じた。逆にこの作品が独裁者を生むための教科書になってないか心配だ。






棚@indigoblue_04052026年2月6日買った読み終わった@ 自宅一気読みした。読み終わった後、冷えびえとした気持ちになった。今ここにある現実だと思った。 最後の6行に新たな恐さを感じた。

1129_ymoi@1129_ymoi2026年2月6日読み終わった変で良かった。 「さあ、賛成する者は?私のプランを承認するこの〈全面同意書〉に、我こそはサインしようという者は?」 「で、その中身は何なんです?」とメルヴィンが言った。 「中身が何かなんてどうだっていいだろ」とラリーが言った。「お前、フィルさんが信じられないってのかよ」 (p.105。)
pom@aki_pomme2026年1月21日買った読み終わった積読してたけど、岸本さんがこの本についてpostされてたので早速読んでみた。 寓話なので、「こんな状況実際あるよね〜」と俯瞰して読むのが楽しいのだろうけど、なんか身につまされて気持ちが少し重くなった。 個人の欲とそれに騙され振り回される周りの登場人物と。一度立ち止まって考える勇気と流される楽さと。 すぐ読み終わるけど、胃もたれしてます。
さおり@prn9909082025年11月13日読み終わったドンズバで今、今すぎる、読み進める度にそう思ってしまったな.単行本が11年だから14年前なのか〜ってなって人の芯にあるものは美しいものも醜いものも本当に変わらないんだろうなと思ったしだったらもうそうであると認めた上で優しく穏やかに生きたいよと思いました.
tico@mi032025年11月8日買った河出文庫✖️ヒグチユウコのフェア 描き下ろしのカバーと栞が素敵で 一冊買って帰りたくなったため購入 帰って調べてみると この小説はヒグチユウコが選んだ一作とのこと 翻訳は信頼のおける岸本佐知子 読むのが楽しみ
ぴぐ@pgmn2025年11月8日読み終わったたとえそれが良くないことであっても、複数の歯車が噛み合うと動き出してもう止められない怖さ。 個人的には、何度も同じ話を繰り返す度に少しずつ事実とズレていく大統領の言葉と、本音と建前を一緒くたにして婉曲にだらだらと言葉を重ねる補佐官の物言いが印象に残った。 わかりやすさに流されない思考力も大事だけれど、こういうわかりにくさに振り落とされない読解力も手放したくないと思う。

enoki@en0ki2025年7月27日読み終わった「今」すぎない?驚いちゃった。いやもしかすると自分がいる場所、認識できる場所の外まで見れば、どこかしらずっとそうなのかもしれないけど。 持たざる者からなけなしの所有物を奪い、何もなくなった場所で何もできないことに対し「怠惰」といい、自分たちの「素晴らしさ」「誇らしさ」を唱える人の言葉に満たされて加担していく様子にゾッとした。しかもどんどんエスカレートしていき、内側からも止められなくなっていく。支配者として振る舞うフィルの言動には強い憤りを覚える。 個人が考えることを良しとしない、見ないふりをする、自分の都合の良い方に軽率についていき、情勢が変わったら手のひらを返す。と言った強権的で排外的な様をかなりそのまま描いている気がする。 最後支配者側がめちゃくちゃにされたところも、より強いものが情勢を変えたには変えたが、自分達が正しいことをしたと満足して荒れた場を整えることはせず去っていく、みたいなことかな。 読みながらフィルに因果応報を求めてしまう心が存在してたけど、それ自体も良くないよな。これはこれで「私が私の基準で悪としたものを、自分が正しいからとめちゃくちゃにしようとする」ことになる気がする。あの状態にならないためにはどうしてもよく見てよく聞き、支持しないならそれをはっきり示す必要があるよな。それもなるべく早い段階で。

にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月19日買った読み終わった@ 三省堂書店 神保町本店(小川町仮店舗)三省堂神保町本店で買った本が気になり過ぎて、カフェに寄って完読。 滑稽で胸糞悪い話だが、実際に起こっていることに類似しているし、もっと言えば、昔々から、人間はこんなことをきっかけに戦争や差別をしてきたのだろう。 文学という形になることで、その愚かさが、よりまっすぐに伝わる。
aino@aino82025年7月18日読み終わった笑えるけど笑えない……読み始めたときは文章が不思議でうまく想像できなかったが、でもこういうもんかと中盤で慣れた。翻訳がすごいと思った。本当にすごい。 解説をうっかり読んでしまったので、忘れた頃にまた読みたい。体に機械の部分と植物の部分があるのは素敵だなと思った。
( ˘ω˘ )@nnn2023年5月18日かつて読んだ「登場人物がすべて抽象的な図形であるような物語は書けるか?」と言われたことがきっかけで生まれた作品。それでこれはやはり天才。 ソーンダーズ作品は、内容の面白さだけではなくて人間の想像力と創造力に感動する
































































































