大聖堂
52件の記録
MizMiz@MizMiz2026年2月11日読み終わった相変わらずソリッドで生活感あるシンプルな言葉で市井の人を描いているので、すいすいと染み込んでくる。この短編集は彼の完成度高い作品が多かった。『コンパートメント』の緊張と弛緩。『ささやかだけど…』の痛みの共感。『列車』のここにいる意味を問わない不可思議さ。そして『大聖堂』の体験からくる発見。鋭さも感じる最後の一言に、いつもぐっと鮮烈なイメージが感じられる。良い短編集だ。







つつつ@capyandtsubasa2026年1月21日買った本屋で見つけて、表題作、読みたかったんだーと思い買って帰ったら、過去の自分がもう既に買ってたみたい。家に2冊ある。 先週も穂村弘の『はじめての短歌』で1ペアを作ったばかりなので、これで2ペア。
本を翔ける魚@shokan1272025年12月5日読んでる短編一つ一つについて誰かと語りたい 英語版も持ってるけど平易な言葉に込められた深さに圧倒される 共有項のなさが外国語と母国語の区別なのかも、他者と自己の区別に似て- 後藤@wombat_cute2025年11月30日読み終わった読んでいる最中は(もちろん光る作品もあったが)こんなものかと肩透かしをくらったような気持ちだったけれど、解説と共に一作ずつ振り返っていると「そうそう、こんな話もあった。これはすばらしかったなあ」とすべての作品に対して思ってしまった。訳者の妙かカーヴァーの腕かはわからないが、こういう瞬間はすごく幸せに感じる。 白眉は『ささやかだけれど、役に立つこと』、次点で『大聖堂』。『コンパートメント』『ぼくが電話をかけている場所』も特にすばらしかった。

1neko.@ichineko112025年11月4日読み終わった先日、この短編集の内のひとつ『大聖堂』がタイトルになっている展示を見た。 場所:東京都墨田区京島2-24-8 gallery TOWED(ギャラリー トウド) 期間:2025年10月18日(土)〜11月9日(日)の内、土日祝のみオープン 作家:古川諒子さん https://gallery-towed.com/2025-10 ***** レイモンド・カーヴァーの短編『大聖堂』の主人公は、自分の内に閉じこもり、他人に偏見を持っています。彼は妻の友人である盲目の男に言われるがまま、一本のペンを二人で握って紙に大聖堂を描きます。そうするうちに、彼は盲目の男としだいに重なり合う感覚になります。 この展示では、私の友人に依頼して「話すほどではないけれど、言葉にすれば伝えられること」を集めています。それらの言葉を、布片の色や形の組み合わせによってあらわす「キルト語」という人工言語を創りました。それを読むには、日本語・英語・フランス語・アラビア語など、複数の言語に対応した変換表が必要で、ひとつのキルトに対して複数の読みが生まれます。例えばクッションの形をしたキルトでは、英語とフランス語の対応表を使用することで、それぞれ違う意味へと変化します。 ***** 素敵な展示だったので、『大聖堂』を読んでみた。『大聖堂』はお話として良くできていると思ったけど、展示会のタイトルを『大聖堂』とされるあたりが、とても素敵だ。 脱線して、ケン・リュウ『紙の動物園』の「結縄(けつじょう)」(=縄の結び目が文字となり記録となる文化、手法をタンパク質の立体構造の解析/製造に医学応用しようとするお話)を思い出した。








歌子Bookland@bekobook731900年1月1日読み終わった実は、初めて読むレイモンド・カーヴァー。理由なく遠ざけていましたが、読んでみたらものすごく物語の導入が視覚的であり、絶妙な設定であり面白くて一気に読んでしまった。『大聖堂』の、あの気まずさの中に訪れる奇妙な食欲と衝動が興味深かった。そして、白鳥さんと美術館に行きアートを言語化する感覚ににたものが、この作品の中にあってよかった。






























