ババヤガの夜 (河出文庫)

134件の記録
- 波@kasa_292025年8月24日読み終わったものすごいテンポで読み終えてしまった。 暴力シーンは流石の圧巻で、本当に映画を観てる気分だった。 依子と尚子の、友達でも恋人でもない、連れ添いについて考えている。 誰も彼もが漫然と理解している(のかもしれない)枠組みに自分や相手を当てはめたくないよねと改めて思うなどした。
- あおいとり@aodori3212025年8月24日読み終わった一気に読み終えた。特に中盤からはのめり込み面白かった!激しくキツい描写がしばしばあったが、それを超える爽快さ。「えっ!?」から更に「ええっ!!?」となる場面も楽しめた。女の強さを描く作品は色々あるけれど、この強さは最高だった。著者の他の作品も読んでみたい。
- 草大福@yadokari152025年8月22日読み終わったたくましくて、いかつくて、むちゃくちゃつよい女が、ヤクザの男たちをぶん殴って蹴り飛ばしてぼこぼこにする、という痛快な展開で初っ端数ページから物語に引き込まれてしまった。 あと脱衣シーンがかっこいい。妙齢の女性が命令されて脱がされてるのにエロスが全くなく、かっこいいという不思議。 ミステリーの賞をとったというのが途中まで全然理解できなかった。舞台がヤクザの家なので人はたくさん死ぬが、謎はない。でも先が気になってどんどん読み進めてしまった。 そして終盤、なんでこれがミステリーの賞を取ったのかわかる。 とにかく読んでぇぇ。面白いから読んでぇぇ。暴力表現はR15って感じだし、放送禁止用語連呼してるから若干人に勧めづらいけど、面白いからッ!!読んでッッ!! 王谷晶さんは父の回数に続いて2作目。父の回数とは全然違う話で、作風の振り幅が凄いなと思った。でも王谷さんの描く女性は逞しくて体格が良くてなんか強くて好きだ。 椎名林檎とのっちのコラボ曲「初KO勝ち」の「太くなりたい/重くなりたい」という歌詞が好きなんだけど、太くて重くて強くて周りを薙ぎ倒す、物理的な強さが欲しいと無意識に思っているのだろう。贅肉はタップリついているけど、強くはないワタシ……。 父の回数との共通点もあって、カタにはまらない人間関係が描かれているところは王谷さんの描きたいテーマとして共通しているのではないかと感じた。依子と尚子もそうだし、依子と柳もカタにハマらない関係性だったなと思う。でもどっちの関係にもあった「信頼」が良いなと思う。 王谷さん、どんな方なんだろう。次はエッセイが読みたい。
- ナンシー鈴木@nancy_suzuki2025年8月13日買った@ サンブックス 浜田山明日8/14/2025閉店のサンブックス浜田山にて購入。棚ごとに手書きで可愛らしい昭和なポップがあり、なんていうか「可愛いくてお茶目なおじいちゃん」的な街の書店。 杉並区、書店閉店ラッシュで悲しい🥲
- lily@lily_bookandcoffee2025年8月10日買った読み終わった@ 自宅面白かった!!一気に読めるボリュームなのもありがたい…… 「女性であること」に囚われたり、蔑められたりした彼女らが、最後は自分たちの力だけで支え合って生きていく。闘い抜く。 シスターフッドものとは聴いていたけど、その通りで、でも「シスターフッド」という言葉に典型的な関係に囚われないあり方でよかった。まさに「名付けられない関係性」。
- ペグ@chiaki11282025年8月10日読み終わった王谷晶さんってずいぶん前に面白いサイトやってた人だと思うんだけど記憶違いかな。それはさておき、小説は面白かった。犬とか柳とかもうちょっと活躍してくれるんかと思ってたからそこら辺は残念。途中でえ?ってなる展開は上手いと思った。依子と尚子が幸せだったとは思えないけど、少なくとも二人が出会えてなかった未来よりはいい。ババヤガの意味を調べてみたんだけど、依子はスラブ系ってことかな。
- r@teihakutou2025年8月3日読み終わった最高! 電車乗り換えるのを忘れそうになりながら読んだ。こんなにのめり込んで読むの久しぶりだった。エンタメ小説を読むのが久しぶりだったからな。やっぱり楽しいな。 途中、時空がグラッと揺さぶられて、ここで放り出すわけにいかなくなって、最後まで一気に読んだ。女として生きることや、シスターフッドについての描写を楽しむつもりで読みはじめたので、こんな仕掛けも用意してあったとは…とやられた。 (これが載ってた「文藝」をわたしは持っていたのにこれを読まずに売ってしまったのよ… 別に今読めたからいいけど、これからは文芸誌買ったらせっかくだからお目当てのところ以外も読みたいと思う) 型にはめると理解しやすくて安心できるから、世間は個人にも関係性にもベタベタとラベルを貼り付けてくる。違和感があったとしても、そこに安住しておけば楽ではある。でも、外側から勝手に貼り付けられたものを内面化せず、「どこまでも自分自身」でいられる新道と尚子の胆力がかっこよすぎた。 怪しまれないためにこっちから型にはまりに行くという生き延び方もあるし、偽名のようにコロコロ変えてやることもできる。ラベルなんて所詮そんなもの。
- ぐ@busy-lake2025年7月28日買った読み始めた読み終わった本屋に行った日の夕方、帰りのバスの中で読み始めて、晩ご飯までに読み終わってしまった。 人の温かさの描写なんてなかったと思うけど、読後感がとても温かい。あと爽快感も凄い。 きっとどこかの誰かが映像化したくなるんだろうけど、 この暴力描写は北野武レベルじゃないと無理。 北野武以外の映像化だったら絶対見ない。この文章表現が至高。 あと、来週私は美容院に行って、作者と同じ髪型にする。
- Matilde@i_griega_20252025年7月27日読み終わった先に読んだ母が、夜読まない方がいいかも…って言った理由がわかったw どことなくテルマ&ルイーズ味があって、私は好きだったけどね。 「愛ではない。愛していないから憎しみもない。憎んでいないから、一緒にいられる。今日も、明日も、来年も、おそらく死ぬまで。」 この気持ちもね、なんかわかる。 そんなこと簡単に言っちゃいけないな。 そういう感情はありそう、って意味で、わかるような気がする。
- たな@tana_o2025年7月25日読み終わった感想読書日記面白い!一気に読んじゃった!!好きです!!! 登場人物の名前に何故か知り合いの名前が多く、何だか運命めいたものを感じていたところ、漢字は同じだが読み方は全て違う事が判明。気のせいだった笑 容姿や性別、肩書きや立場…色んな偏見やモヤモヤをスカッと吹き飛ばしてくれる。 今ここに生きているのは紛れもない自分自身だと勇気をくれる。 何度も読み返したい1冊です。
- CHERRY@chericherisan2025年7月17日読み終わった強い女が大好きなので 男たちをぶん殴ったりしていく様子は爽快でした 途中、え?何がどういうこと?となって焦ったけど 最後まで読んですごい人生だった 終わらないでほしい 関係性の話とか いろんな人間になれる話とかもしたい
- youxi@youxi2025年7月15日買った読み終わった女性による暴力がこんなに激しく描かれてる文芸作品て他にないのではと思うほど新鮮だった 主人公の女性は、暴力を楽しんでいる。内側から湧き上がってくる暴力への欲望を発散する機会を待ち望んでいて、それを実行する時間は実にイキイキとしてる。なのに、ある女性との関係性においては女になる。そこで気付かされる。ステレオタイプの女性らしさ、男性らしさに縛られていたのは自分だったのだと。こんな女性主人公どうやったら描けるのだろう 最後のシーンは美しい情景のように残っている。 荒々しい暴力とは対局にあるような、静謐で穏やかで希望を感じさせる情景として
- おんあす@0O0Onars__2025年7月13日読み終わった読みやすさ💯 おもしろさ💯 要グロ耐性 評判すごいから読んでみたけど、スピード感と迫力でスルスル読める。叙述トリック〜!ってなったけどそれが霞むほどの全体の読ませる力のつよさ…! 私が勝手に何もないところでトリックっぽいものに引っかかっただけ説…?
- yorumu@yappatomatokamo2025年7月7日読み終わった読書日記ミーハーなので今ようやく読んだ。私の中の機を待ってた感もある。 でもなんでこんなに面白い本今まで読んでなかったのか〜!一気に読んでしまった。 アクションの描写も迫力あって楽しいし登場人物たちの辿った人生を思うとなんとも言えない余韻が残る。読めてよかった〜!
- MUK@3434yen2025年7月5日読み終わった一気読み いまの私に必要な物語だった この作品が世界で評価されていること含め救われた気持ちになる “人は、誰かと誰かが一緒にいることに名前をつけないと不安になるらしい。” “本人たちですら、これに名前は付けられない。”
- 朱華@zhu1hua22025年7月5日買った読み終わった2025.07.04 ダガー賞受賞のニュースを見てポチリ。 あらすじすごく面白そうでたのしみ! 2025.07.05 一気読み。まさかの展開もあっておもしろかった!
- はな@hana-hitsuji052025年7月3日かつて読んだまた読みたい紹介ダガー賞候補!! なんか知らんけどがんばれババヤガ!! ハードボイルドシスターフッド!! めちゃ面白いから応援してる!! →ダガー賞取ったぁぁああ!! 追記 ゴールド・ダガー賞は、英国推理作家協会が主宰するCWA賞の部門の一つで、最優秀長編作品に与えられる賞。ダガーの意味は短剣
- 空色栞@reads_2025032025年6月30日読み終わったKindleストアで電子書籍を購入。 数時間でスカッと読了。頭の中にもやっとしたものが残ったけど面白かったから、まっいっかー。 🎊英国推理作家協会(CWA)が優れた犯罪小説やミステリー小説に贈るCWA賞(ダガー賞)の翻訳部門受賞🎉→英訳版「The Night of Baba Yaga」(サム・ベット訳)
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月24日買ったかつて読んだまた読みたい以前読んだけど改めて読みたくて文庫を買った。 すごい読書体験だった記憶があり、再読するのが楽しみでもあるし、違う印象になるとしたらそれも楽しみだ。
- 泉花凜@karin_hana562025年3月11日気になる読みたいネット風に紹介すると俺TUEE系女主人公のバトルアクションボディガード小説(だった気がする) やっと文庫になったので早く読みたいです✨️✨️