『吾輩は猫である』の文体が再現された小気味良い6つの短編集で先生と書生のやりとりが面白く其の一は楽しく読んだけれど其の二で猫が殺されて先が読めなくなった(「猫を殺した犯人を探す」というような話ではない) この作家の文庫は残り7冊積んでいるのだけれど今作のことがチラついて今後もう手に取れないと思う。

『贋作『坊ちゃん』殺人事件』を読了後に三部作を読む順番を間違えたことに気付く

カバーイラスト 板垣夏樹 カバーデザイン 鈴木久美

アニメ『ジョーカーゲーム』繋がりなのかカバーイラストを板津匡覧(絵コンテ・演出・原画で参加。EDカードがとても印象的で好き)が手掛けた新装版ということで2017年12月に購入して積んでいた3冊のうちの1冊目 カバーイラスト/板津匡覧 カバーデザイン/鈴木久美

少年探偵団という感じで小野不由美作品にしては物足りないけれど2003年8月に児童向けミステリの叢書として刊行されたものの文庫化(解説より)なので然もありなん

最終巻。大団円。

カバーデザイン／アルビレオ イラストレーション／よしおか

カバーイラスト:Q-TA カバーデザイン:菊地祐

耽美と毒。旧家・名家を舞台に「バベルの会」で繋がる短編が『儚い羊たちの祝宴』で終焉を迎えそして始まりを予感させるとは予想できなかった。

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表題作とは別の『風の古道』の方が風景が好きかも。