

SHIORI
@xiaoliu25
- 2026年3月11日
- 2026年2月8日
カフネ阿部暁子読み終わったたとえ家族でも恋人でも人と人は赤の他人なのだから、完全に理解し合うことはできない。目の前にいる愛しい人が何を思い、何を考えているかなんて細部まで理解することは不可能である。 そんな当たり前のことであり、時折忘れてしまいそうになることを『カフネ』では丁寧に扱い、それでも私たちは人を思いやることができると様々な登場人物が教えてくれた。 また大人になり何かと自己完結する癖がつき、人と深く関わる機会や関わろうとする意思が薄まっている私にとって、この作品はとても心に響いた。私は人のためにどこまで心から寄り添えるのだろうか。 そして「卵味噌」を作った。読んでいる途中で一度作り、読み終わった勢いで二度目を作った。写真は二度目のもの。小ネギとみりんを足して砂糖を少し多めにしたから、せつなの作った卵味噌にきっと近い味になっているだろう。
- 2025年12月18日
汝、星のごとく (講談社文庫)凪良ゆう読み終わった久しぶりに小説を完読した。小説に抵抗がある私でもあっという間に駆け抜けるように読めた作品だった。 物語は暁海と櫂の出会いから別れまで凡そ15年ほどの時間を様々な人間模様を映して描いていく。 ✍️印象深いところ ・母親が子の荷物として描かれており、親を支えて生きる子の人生が想像を絶する過酷さであること。また若い女性である暁海がその生活を成り立たせながらも、人生に絶望する瞬間がありながらも、時間をかけて自分の人生、夢のために行動する姿がよかった。人生のどん底に行き着いたとき、「死にたい、終わりにしたい」と考えるが、私はそこから立ち上がる力はあるのだろうか。 ・人の言う正しさとは?何を基準にして正しいと言うの?という言葉が印象に残っている。 人は自分のフィルターを通してでしか物事を見ることができない。だからこそ何を自分が信じるかが大切なのだと。 周りの目を気にして、自分の行動の指針は自分であろうと思ってるけれど、でもやはり母に相談したりして…という自分に刺さった言葉だった。 周りからなんと思われようと、周りが言う正しさは他人にとっての正しさで、自分の人生の主人公は自分であり、自分はこう思うという軸があればとても生きやすくなるのだなと思った。 ・お金は他人に依存しなくていい道具。仕事は自分で生きるための最低限の武器。妊娠や出産で一時的にしまっておいてもいい。たまにメンテナンスすることも大事。
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