日の名残り

日の名残り
日の名残り
カズオ・イシグロ
土屋政雄
早川書房
2001年5月1日
94件の記録
  • 茅野
    茅野
    @mizuumis
    2025年10月10日
  • kbt78
    @kbt78
    2025年10月8日
  • ぐ
    @busy-lake
    2025年10月2日
    面白い仕掛けの小説だと思った。 一人称小説の中でも特に特に視野が狭い。 主人公の語りだけで話が進むのは当たり前なんだけど、 ミステリーでもないのに見えるものが本当に少なくて、 長年屋敷から出ないし、価値観は固執してるし、 叙述ミステリーでもないのにこんなに視野が狭い小説って珍しい気がする。 主人公は実際には視野が狭いわけじゃなくて、 仕事と主人にしか興味がない。 執事の仕事と主人のことなら、誰よりも察しが良く、細やかな気遣いが出来る、何もかも見えているのだけど、 それ以外のことになると全く見えないんだ。 別に特別気の利く訳でもない読者が当然気付くことに、 主人公は全く気付かなくてもどかしい。 それも過去の回想だからどうにもならない。 そんなのがなんか面白かった。 この著者の他の小説も読んでみたい。 わたしを離さないでの冒頭を試し読みしたけど、 なんか似たような感じ?
  • ありふ
    @0toli
    2025年10月1日
  • 谷→山
    谷→山
    @reads_mm
    2025年10月1日
    映画も、原作の世界観が表現されていて良かった。ひとことで言えば、切ない。友人に薦められた作品。
  • yassh
    @akr1217
    2025年9月28日
    35年ぶり再読 前回はイシグロ初読で大好きな作品だったが、今回、スティーブンスにイラつくこと多し。 でも最後の最後はすごく良くて、自分も年取ったことに気づいた。
  • 吉良
    吉良
    @juny4235
    2025年9月25日
  • ぐ
    @busy-lake
    2025年9月24日
    まだ読み始めたばかり。 紳士淑女しか出てこなくて凄いな。 主人公の細かさと気遣いが、 自分がうんざりしている自分の細かさと気が効きすぎる気遣いに重なって、 これを肯定できる世界線も存在するんだなあって思ってる。 主に家族や友達に向ける自分の気遣いが報われるかは、 受け手の度量次第なんだな。 ここに出てるお金持ちの紳士は、 自身とても有能で気が利く人たちなんだろうな。 そのくらい賢くないと、この執事の価値はわからないし使いこなせないわ。 わしの環境はわしを活かしきれているか。
  • まさにイシグロマジック! 読んでるうちに「いやいやスティーブンス、それは違うでしょ!」とツッコミたくなるんだけど、同時に彼の語り口があまりに真面目で誠実だから、つい乗せられてしまう。で、あとから「あ、これって作者が仕掛けた“罠”だったんだ…」と気づかされる。 これがノーベル文学賞受賞者の実力かぁ。 今更ながらこの作品でますますファンになりました。
  • walkalone77
    walkalone77
    @walkalone77
    2025年9月20日
    今日お招きした本
  • deepend
    deepend
    @deepend
    2025年9月18日
  • ロッタ
    ロッタ
    @rotta_yomu
    2025年9月17日
    いつか読む用。カズオイシグロの小説は静かに心の奥底まで潜り込んでくる。
  • ザジー
    ザジー
    @linette
    2025年9月16日
    最後のおっちゃんのハンカチ差し出すのが素敵すぎる
  • おおしま
    @_carino_
    2025年9月15日
    昭和史の間に挟むものとしては合ってるような気がする内容、時代だけ ズルズル昔のことばっかり考えてるしあんまりなんかプライド高い割に卑屈そうな執事だなって思ってたら終わり方綺麗すぎて一気にめちゃいい本ってなった、てか卿ことも含めて全部ラストのためにあるだろ!!てぐらいよかった。真面目な教訓挟んだ後ジョーク上手くなろうって前向くオチが超いい 訳すの大変だっただろうなあ、綺麗な英語を綺麗な日本語にしたんだろうなって感じ ミスケントンのことはわかっていましたよわたしは!
  • 本好き
    本好き
    @yomu_01
    2025年9月14日
  • 絹
    @kinu_002
    2025年9月13日
  • 『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』で登場人物が好きな小説としてあげてたので。
  • 絹
    @kinu_002
    2025年9月10日
  • seiko
    @bongout_05
    2025年9月8日
  • コタ
    コタ
    @hts
    2025年9月7日
    次はこれらしい。 → BOOKOFFで購入!
  • kei
    kei
    @k3245
    2025年9月5日
    カズオ・イシグロ著「日の名残り」読了。 2025/9 3冊目 ◎サマリ ①古き良きイギリスの衰退 ②執事の品格とは ③変わることが正しいのか ◎書評 大英帝国の国力、文化の衰退を克明に描いた名作。 小説ではあるものの、学びの多い作品だった。 ① 古き良きイギリスの衰退 主人公は名門貴族、ダーリントン卿に仕えた執事、スティーブンソン。 ダーリントン卿は3年前に亡くなり、新たに屋敷の主人となったアメリカ人に仕えている。 そんな新たな主人からスティーブンソンは休暇をもらい、フォードに乗ってイギリスの田園地帯を走り旅に出る。 物語は大部分が過去の回想だ。 第一次世界大戦後から第二次世界大戦前夜にダーリントン・ホールで何が行われていたかがスティーブンソンの回想のもと描かれる。 しかし、古き良きイギリスの衰退はアメリカ人主人との日常のやり取りで色濃く描かれている。 スティーブンソンは新たな主人が飛ばすジョークについていけない。 過去のイギリスではこんなことはなかったのに…と苦虫を噛み潰すような思いをするわけだ。 イギリスの一級貴族の邸宅がアメリカ人に購入されていることで経済的なイギリスの敗北を描き、文化としても潮流はアメリカンカルチャーが中心となり、イギリス文化は古くは臭いものになっている。 執事としてのプライドもズタボロにされていくスティーブンソンは、過去の時代に取り残されている老兵ともいうべきだろう。 カズオ・イシグロはこのイギリス経済、文化の衰退を執事視点で暗に、時には鮮明に描き切っている。 ②執事の品格とは スティーブンソンが過去の回想をする際のひとつのポイントになっているのが執事の品格だ。 スティーブンソンは多くの執事仲間と執事とはどうあるべきかを論議し、その時代の立派な執事へと成長した。 その一方で、父の最期にも立ち会えない、女中頭の恋心にも気づけないような空虚化した存在になってしまったことへの後悔の念も描かれる。 極めつけは主人であるダーリントン卿が第二次世界大戦前に行なっていたことは、決して正しいことではないと薄々気づいていたものの、主人を信じるということを言い訳にダーリントン卿への進言を行うことは避け続けた。 結果、戦後ダーリントン卿は世間からの大バッシングを受け、失意のまま亡くなる。 正しい執事の在り方、執事の品格とは何か。 このテーマを追いかけることこそこの小説を楽しむひとつの鍵になると考えられる。 ③変わることが正しいのか ダーリントン卿が冒した罪とは、親ナチス派になってしまったことだった。 ダーリントン卿自身、古き良きイギリスが大切にしているものなど今の時代には合わないものだと自覚している。 しかし彼が求めてしまったものはヒトラーやムッソリーニといった過激な指導者だった。 確かに大きく世の中は変わるがこれが本当に正しいのか。そういった視点が抜けていたのだろう。 ここから変わることが正しいのか、改めて考えさせられた。 ビジネスの場でも変革、変革とばかり言うが、それは過去を全否定すべきものではない。 そういった大局観のようなものもカズオ・イシグロは読者に伝えたかったのではないだろうかと感じた。
  • takamiiiii
    takamiiiii
    @tkm3_mizuki
    2025年9月4日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年8月31日
  • きむ
    @ayapu04
    2025年8月26日
  • ほやぼ
    ほやぼ
    @-oka19
    2025年8月23日
    友達おすすめ
  • Aya
    Aya
    @Ayaka
    2025年8月20日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年8月16日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月14日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月14日
    最後ほんのりと温かい気持ちになり、明日からも頑張ろうと爽やかな気持ちになる小説でした♪
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月13日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月12日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月11日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月9日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月8日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月7日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月6日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月5日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月4日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月3日
  • ゆめ
    ゆめ
    @yuyu427
    2025年8月2日
  • どうやらカズオ・イシグロをちょっとずつ買い集めることにしたらしい。
  • KaRo
    KaRo
    @hua_runchai
    2025年7月24日
    車で旅路を行くのが牧歌的で良かった。 また、そんなゆったりとした雰囲気とスティーブンスの穏やかな語りが合っていて、最後のシーンは切なくなった。 私が、スティーブンスと同じくらい年齢を経た時に読むとどう感じるのだろう。
  • 祝日
    祝日
    @tenugui
    2025年7月21日
  • なべお
    @naveo
    2025年7月19日
  • KaRo
    KaRo
    @hua_runchai
    2025年7月15日
  • 青麦
    青麦
    @sqvg00
    2025年7月14日
  • KaRo
    KaRo
    @hua_runchai
    2025年7月14日
  • KaRo
    KaRo
    @hua_runchai
    2025年6月25日
  • swallow
    @TeaCamomile2
    2025年6月7日
  • 総評して仕事(執事):恋愛=8:2ぐらいの比率とは良い例え 映像化だと激変するらしいのでそちらも気になる。
  • JACK
    JACK
    @corvuscorax
    2025年5月28日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年5月14日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2025年5月13日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2025年5月12日
  • majo
    @mahokog
    2025年5月11日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2025年5月11日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2025年5月10日
  • mikanz
    mikanz
    @mikanz
    2025年5月2日
    映画のジョーカーをちょっと思い出した
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年4月27日
  • @kmngh
    2025年4月14日
  • ひさ
    ひさ
    @hsysy
    2025年4月12日
    映画がとてもよかった。原作も読みたい。
  • kasa
    kasa
    @tool
    2025年4月8日
    素晴らしく丁寧な物語。 その舞台となるイギリスのリトルコンプトンやウェイマスの風景も素敵で(画像検索した)読みながら主人公のようにちょっとした旅行気分を味わった。 執事であるスティーブンスの信念には確固たるものがあるが、時々かいま見える人間らしさに一息つく。
  • これ途中までしか読んでないから、読みたいな。イギリスの根っこを感じられてよし、!
  • jollyjoker
    jollyjoker
    @jollyjoker
    2025年3月27日
  • 犬川
    犬川
    @nekoiruyo
    2025年3月24日
    丁寧で選民思想が強い主人公。自分自身も「執事」という職業も、イギリスも夕暮れ(斜陽)を迎えて切ない
  • ひひる
    ひひる
    @hihiru
    2025年3月21日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月14日
  • いしお
    いしお
    @1shi0-san
    2025年3月13日
    くそ真面目執事くん良い
  • Nagi
    Nagi
    @nagi72
    2025年3月8日
  • 萌英
    萌英
    @moenohon
    2025年3月7日
  • 廣 亜津美
    廣 亜津美
    @hiroatme
    2025年3月7日
    とてつもなく繊細に、ひとびとの感情を描き出す才能に脱帽。映画版も、原作なみに繊細で美しい映像で好きです
  • marimo
    @marimo
    2025年3月7日
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月7日
  • comi_inu
    comi_inu
    @pandarabun
    2025年3月7日
  • うたたねこ
    うたたねこ
    @ne9o
    2025年3月6日
  • eisei
    eisei
    @bluejasmine
    2025年3月6日
  • 夏しい子
    夏しい子
    @natusiiko
    2025年3月6日
    凄かった。 スティーブンスの不器用さ 執事としての執務への入れ込み様が 読んでいて切ないほどだった。 ミス・ケントン側の方からの物語も読めたらもっと、もどかしてく泣いちゃうような物語だったかもね。 辛くて、切ないのに読了後は「読んで良かった!」としみじみと思えた小説だった。
  • じん
    じん
    @jiny_reads
    2025年3月5日
  • sasai
    sasai
    @sasai_74
    2025年3月5日
  • 駄駄野
    駄駄野
    @enmr310
    2023年10月28日
    一日で最もすばらしい時間帯が日の名残りが見える夕方だと言えるような人生を送りたいものです。
  • *読書で見つけた「読書(する人)」* 《「何をお読みになっているのかしら、ミスター・スティーブンス?」 「ただの本です、ミス・ケントン」 「そんなことは見ればわかります、ミスター・スティーブンス。何のご本ですの? とても興味がありますわ」》 — カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳『日の名残り』(2009年8月11刷、ハヤカワepi文庫)
  • マラドーナ
    マラドーナ
    @tai
    1900年1月1日
  • "The Remains of the Day"という原題の響きも美しいけど、日本語にしても趣深い秀逸なタイトル。英国紳士の旅のお供はフォードなのね。
  • az
    @moln12
    1900年1月1日
  • bmb
    @bmb_baibe
    1900年1月1日
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