イラクサ姫と骨の犬

イラクサ姫と骨の犬
イラクサ姫と骨の犬
T・キングフィッシャー
原島文世
早川書房
2025年6月5日
23件の記録
  • イイヤン
    イイヤン
    @h_d_d
    2025年12月22日
    王国の第3王女マーラは、敵国に嫁いだ姉が夫である王子から暴力を受けていることを知る。けれど救いだせば国際問題に発展し、後ろ盾を失えば小国であるマーラの国はたちまち滅んでしまう。姉を救い出すため、マーラは古の魔法を使う墓守女に助けを求め、無理難題の試練を乗り越え、仲間を集め、呪われたしきたりを打ち破ろうとする。 ファンタジーの要素が強めだが、主題としてはジェンダー小説の傾向が強いかもしれない。SNSに試し読みを放流するなら、そのときのタイトルは「法で裁けないモラハラ夫を完全犯罪で殺す話」だ。いちばん印象に残っているのは、幽霊を信じないというフェンリスと墓守女の会話。 「幽霊を信じてないんだね。だったら墓は荒らせるかい?」 「まさか!もちろんそんなことはしない」 「そういうことだよ」 「あんたの言うとおりかもしれない。でも、墓を荒らすことには恐怖ではなく嫌悪を感じる。その行為は恥ずべきことなんだ。報いを恐れるわけじゃない。そういう真似をしたらどんな人間になってしまうかを恐れている」 …間を要約してしまったが、こんな感じのやり取り。ハックするのが賢い人間の生き方、みたいな精神性が広まりきった現代で、このフェンリスの考え方はどれだけ受け入れられるのか。読みながら、道徳や良心について考えていた。
  • ゆいちゃん
    ゆいちゃん
    @yui__arm
    2025年12月17日
    パン焼き魔法のモーナも好きだったけど、こっちも好き! 30歳のヒロイン、小国の末娘マーラが、姉のために奮闘するストーリー。清々しいほどのクソ王子が登場します。 健康を授けるゴッドマザー、アグネスがとても良い。 健康はそれが1番良いことだ。与えられているものは気づかないだけで。骨の犬も可愛いし、表紙に色々秘密があります。
  • ゆいちゃん
    ゆいちゃん
    @yui__arm
    2025年12月16日
    今週の通勤本 後半どんどん面白くなるな〜〜 表紙に色んな秘密が隠されてるね。
  • 柚子
    @tc_orange
    2025年12月14日
    すごく最近の海外ファンタジーなのだけど、なんだか堅実な印象だった。前作も読みたい。
  • aino
    aino
    @aino8
    2025年10月22日
  • walkalone77
    walkalone77
    @walkalone77
    2025年9月27日
    本日お招きした本
  • たるたる
    @miyabi
    2025年9月23日
    読みごたえのある、魅力あるハイファンタジーandジェンダー小説。 ジェンダーに触れるか触れないか迷いましたが、主人公達が「女性だから」の要素が強く(それが作品の要素として完璧に作用している)触れないのは不自然なので入れました。 大枠のあらすじとしては、小さな王国の第三王女が、姉達が嫁いだ北の大国の王子を魔法の力で殺しに行く話です。以下ファンタジー要素とジェンダー要素について分けて雑感。 前者については、最近では稀な童話や古典で出てきた魔法が前面に出てくるワクワクな物語運びが面白かったです。人と違うルールや魔法が普通にあることで起こる様々なシチュエーション。それ故冒険が「この先はどうなるんだろう」と魔法が物語の牽引力にもなっていて魅力的でした。 後者については、この世界に限らずですが、女性が押し付けられる側の性別であることの苦しさや辛さ・選択肢や逃げ場のなさが随所で語られています。 そのぶん男性は読むのに少し居心地が悪い部分もありますが、「制度や抑圧からの解放」が物語のもう一つのテーマかと思うのでここは外せません。 救いは、男性優位世界ではありつつも女性が上手く男性を転がして秩序を作ったり、力ある主人公側の殆どが女性で様々な能力で凡百の男より強いこと、また一人の男性の存在によって、物語がバランスの取れたものになっているように僕は感じました。 ただその存在自体や展開がフェミニストの方によっては非常に好ましくない、と感じられるのも予想されるのでこの辺りは解釈や好みでしょうか。 ともあれ、物語として面白かったのは間違いなく、お勧めです。
  • ありふ
    ありふ
    @0toli
    2025年8月28日
  • 麻乃
    麻乃
    @asano04
    2025年8月13日
    途中で挫折したけど、中間地点は読み飛ばして最後は楽しめた。 普段は全部読まなきゃって思って頑張って読んでたけど、パラパラって読んでみて最後の方は読み切れた。 こう言う読書もありだな。 えっ?主人公30歳なの? 10代のヒロインのファンタジーなのかと思ってたのに。 主人公の幼さにモヤモヤして、話に入り込めなかったな。
  • Chico
    Chico
    @chico415wabu
    2025年7月26日
    ザ・おとぎ話でファンタジーな中盤からの展開と裏腹に、そもそもの動機が「姉のDV夫を殺す」っていう強烈なもので、あれ?ファンタジーだと思って読み始めたんだけどなんだこのクソ王子は?これ現代みたい...と思ってたら、たくさんのおとぎ話のモチーフが優しく楽しくお話を進めてくれました。 マーラ、いわゆる戦う強い女の子!じゃなくて悩んでうじうじしたり尻込みするの、そうだよねって共感できたし背中を押すんだと思う。 犬がアホでカワイイのは、スーパーマンでも見たしめっちゃ加点ポイントだったなぁ
  • Ub!K
    Ub!K
    @cherub_0802
    2025年7月14日
  • Y_KATSUKI
    Y_KATSUKI
    @k2_4416
    2025年7月9日
    重い話に仲間たちの存在が軽みを与えつつ、深く踏み込むファンタジイ。骨犬に舐められてみたい。 〈そんなことは関係ない。ふたりは男ではないし、世界の歴史は女の子宮と女の血で記されていて、それを変えることなど許されるはずがないのだから〉
  • ばば
    ばば
    @bababa
    2025年7月3日
  • おかき
    おかき
    @okakkie
    2025年6月30日
    おとぎ話のエッセンスに満ちたファンタジー。主人公の願いは「夫からの暴力・多産DVを受けている姉を救いたい」というもので、ともすれば非常に重苦しい話になっただろうが、旅の仲間たちの存在や昔話に出てきそうな脇役たちが読み味をやわらかくしている。愛嬌ある《骨の犬》は癒しそのものだし、全体的に(筋立てはともかく)優しく・可愛らしい雰囲気。とはいえ、悲痛さそのものが軽くなっているわけでもなく、虐げられ奪われる女たちの寓話としてかなり胸に刺さる。刺激的な話ではないけれど、じっくり丁寧に描いてあって、好きですね。
  • sr
    sr
    @sr_orc
    2025年6月23日
  • 面白くてゆっくり読んでる
  • 麻杉
    麻杉
    @asasugi_0306
    2025年6月7日
  • 汐入
    汐入
    @yogishaninotte
    2025年5月29日
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