イラクサ姫と骨の犬

13件の記録
- 麻乃@asano042025年8月13日読み終わった借りてきた途中で挫折したけど、中間地点は読み飛ばして最後は楽しめた。 普段は全部読まなきゃって思って頑張って読んでたけど、パラパラって読んでみて最後の方は読み切れた。 こう言う読書もありだな。 えっ?主人公30歳なの? 10代のヒロインのファンタジーなのかと思ってたのに。 主人公の幼さにモヤモヤして、話に入り込めなかったな。
- Chico@chico415wabu2025年7月26日読み終わったザ・おとぎ話でファンタジーな中盤からの展開と裏腹に、そもそもの動機が「姉のDV夫を殺す」っていう強烈なもので、あれ?ファンタジーだと思って読み始めたんだけどなんだこのクソ王子は?これ現代みたい...と思ってたら、たくさんのおとぎ話のモチーフが優しく楽しくお話を進めてくれました。 マーラ、いわゆる戦う強い女の子!じゃなくて悩んでうじうじしたり尻込みするの、そうだよねって共感できたし背中を押すんだと思う。 犬がアホでカワイイのは、スーパーマンでも見たしめっちゃ加点ポイントだったなぁ
- Y_KATSUKI@k2_44162025年7月9日読み終わった重い話に仲間たちの存在が軽みを与えつつ、深く踏み込むファンタジイ。骨犬に舐められてみたい。 〈そんなことは関係ない。ふたりは男ではないし、世界の歴史は女の子宮と女の血で記されていて、それを変えることなど許されるはずがないのだから〉
- おかき@okakkie2025年6月30日読み終わったおとぎ話のエッセンスに満ちたファンタジー。主人公の願いは「夫からの暴力・多産DVを受けている姉を救いたい」というもので、ともすれば非常に重苦しい話になっただろうが、旅の仲間たちの存在や昔話に出てきそうな脇役たちが読み味をやわらかくしている。愛嬌ある《骨の犬》は癒しそのものだし、全体的に(筋立てはともかく)優しく・可愛らしい雰囲気。とはいえ、悲痛さそのものが軽くなっているわけでもなく、虐げられ奪われる女たちの寓話としてかなり胸に刺さる。刺激的な話ではないけれど、じっくり丁寧に描いてあって、好きですね。