田中達也さんのミニチュア作品にぴったりの、魅力的な人々と少し不思議なあたたかい物語集。自分の本棚に置いておきたいかわいい本でした。

タイトル通り、いろんな形の家族が悩んで踏ん張って生活していく物語。依存しすぎない絶妙な関係性のご近所さん、今の時代は難しい。でも他人への些細な気づきと優しさは、誰の心にも残っていると思いたいな。

育った環境で形成された“女子”の殻を破りたい人には良いかも。まずは素直に、大切な人と対話を。

倫理観を混沌に落としてきた超技巧ミステリ。人には勧められないけど、当分メンタルにくるけど、とんでもない読書体験だった。

復讐は何のために、誰のために。内容は重いけど読みやすかった。

パン屋の日常さわやかミステリ。令和ぽい話題が多くて読みやすかった。

おいしいご飯があれば、人にやさしくなれるのかも、少しだけ。

読み始めたら止まらない。実写映画を観る前に読めてよかった。