冬の夜ひとりの旅人が
8件の記録
jirowcrew@jirowcrew2025年11月24日ちょっと開いた「いや、あなたは一度新しくあったからには永遠にそうであり続けるような真の新しさに出会うことを望んでいるのだ。」 たった一冊の本にさえ、そんなことを求めてしまう。はっとさせられる。そこに命がかけられるということも納得ができる。
𝚗𝚊𝚝@sapphicalien2025年6月17日読み終わったわたくしはカルヴィーノのいう純粋な読者ではないので、ナンバリングされた章の読書論っぽいところをつまみ食いするばかりで、小説内小説はかなり斜め読みした 不純だわね!
ハンク@lardenkaizer2025年6月8日かつて読んだ読書メモ感想読書日記小説海外文学文体のない作家として名高いイタロ・カルヴィーノだが、本作しか読んだことはない。けれども本作のみで、文体のない作家たる所以を理解することになる。なにしろ、この一冊の中に書きだしだけの10冊の全く異なる小説(その断片)が盛り込まれているのだ。 この斬新な構成、そして破天荒な書きっぷりには脱帽した。曲芸的で、尻尾を掴ませない、ケレン味がたっぷりの作品。好みが分かれるところだろうが、個人的には既視感のない世界を小説には求めたいと思っているタイプなので、アタリを引いたなという感触だった。 未読ではあるが、カルヴィーノはSFも書いている様子。そちらもぜひチェックしてみたい。







