カンザキさん
18件の記録
- 苦行淳之介@howling_moon2026年3月30日読み終わった読んでる最中は嫌な話だと思っていたが、読後感は意外と悪くない。ブラック企業における歪んだ承認欲求の話で、身につまされるところもちらほら。

ちとせ@4wsdig2026年3月28日読み終わったミドリカワさん、なぜこんな会社にいるのかわからないけどなぜかヤバい会社に高確率で存在する善人だ…! パートナーがミドリカワさんからカンザキさんに変わったとき私まで泣きそうになっちゃった。怖いよ〜! すごい怖かったから、ミドリカワさんのところに帰ってこられたときはほんとに安心した…しかし…主人公がカンザキさんから解放されたということは次の犠牲者がいるわけで…モリちゃん…!えーん! モリちゃんの話なんかもうつらくてしんどくて、今すぐこの会社に労基が入ってほしくて…だって普通じゃないよ…ノミくんもモリちゃんも今すぐこの会社をやめなさい…!!! スーパーシゴデキ新人のコンドウくんにミドリカワさんをとられてしまった(いや、職場の人間関係にとるもとられるもないんだけど)とき私まですごい悲しかったし、こいつはカンザキさんと組んだらええのに…とかいうひどいことまで考えてしまったんだけど、そんなことを考えたバチがあたったみたいなラストだったな… このあとどうなっちゃったんだ…という恐怖で本を閉じたけど、序盤でノミくんは「六年前に結婚しました。息子は五歳です」って未来から回想してたから、この会社を脱走して幸福になってることを祈る。
aoi@aoi_712026年3月25日読み終わった悪夢にうなされていて、ハッと目が覚めたような読後感。あとから読み返してみると冒頭のシーンで主人公の未来が描かれており、少し安心するけどそれにしても救いがない、、、!
すべての本読み読み委員会@nadare2026年3月21日読み終わった本屋大賞候補作の小休止で読んだ。好みだと思ったら野間を取っていた。能動「した」受動「された」が明確な意味分けで書かれていて、どこにスポットを当てるかで何度も楽しめる🌼 近年の文学作品では「物流」をモチーフにした作品が増えていて、何故この題材が賞を獲るのか、という点は語りたい…😮💨 僕は少しずつ辞めたいという気持ちを修復していく。「辞めたい」ではなく「続けたい」の比重を意識的に大きくしていく。 p.101-102

nanari@bluebook_mark2026年2月28日読み終わった聖書の影響が色濃い小説でした。カンザキさんからの苛烈なハラスメントが繰り返されるブラックな職場で主人公の“僕”は唯一優しく接してくれる先輩ミドリカワさんを慕い愛されたいとまで思うのですが、一方でそこまで深く信じている彼も困難へ本質的には介入してこず解放してくれる訳ではない。読んでいる人は今すぐ辞めればいいのにと思うでしょう。けれど私は、そうしないところにキリスト教徒の両親に育てられた環境と深刻なうつ病を奇跡的に乗り越えられたというふたつの過去の残響、つまり洗礼を受けていない“僕”の無意識下に芽生えていた《神は乗り越えられる試練しか与えない》という信仰を見てしまうのです。本編自体に明確な救いは描かれていないので、パッと見は徹底的な不条理小説のように感じられるのですが、脅されて服を脱がされる最後(聖書に書かれた粗布の部分でしょう)と「助けて」と乞う最初のシーンが繋がることで、本物の神が物語の先で“僕”へ《逃げ道も用意されている》という言葉の続きを与えたように感じられ、そこは希望だなと思いました。
さとお@satoo_01052026年2月23日読み終わった理不尽な暴力・暴言が飛び交う超絶ブラック企業の配送会社に精神を蝕まれていく主人公・ノミ。誰にでも優しい社内の聖域的存在ミドリカワと、掃溜めの中で生まれた蠱毒の結晶みたいなカンザキに振り回されながら今日も家電製品を配送する。 カンザキに苦しめられたノミは、優しいミドリカワとペアを組むことを切望するが、有能な新人・コンドウが現れたことでまた更に追い詰められていく。 最初から最後まで救いが無い不条理小説なので、嫌いな人へ読ませるのにおすすめ。









