複眼人 (角川文庫)

複眼人 (角川文庫)
複眼人 (角川文庫)
呉明益
小栗山智
KADOKAWA
2025年1月24日
14件の記録
  • ほのめ
    ほのめ
    @udonco
    2025年8月19日
  • 数奇
    数奇
    @suuqi
    2025年7月24日
    難解な作品だった。ワヨワヨ島という架空の島の民族的風習の設定が非常に面白く、次男はその島から出なければいけないという理由で海へ旅立ったアトレという少年が、海に面した台湾の街に辿り着く。環境問題を強くテーマとして押し出しつつ、マジックリアリズム的な描写によりとても不思議な読書体験を与えてくれる。映像的な描写もとても美しく、脳内に不思議な世界を広げてくれる。要素が多く難解で理解しきれない部分も多いがとても印象に残る一冊だった。
  • 序盤で語られるワヨワヨ島のファンタジックな設定が興味深くて、物語にどう関わってくるのかと思っていたのだが、何というか、壮大なスケールに膨らんだ話を、上手く畳み切れなかった印象。まったく予想のつかない展開は面白かったし、明示と暗示を含め、自然と人との関わりについてのさまざまな示唆に富んでもいたけれど。
  • ゆゆゆ
    ゆゆゆ
    @yuyuyu
    2025年7月3日
  • ræ
    @reaeon01
    2025年6月18日
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年6月15日
    単行本を積んでいるうちに文庫が出ていた…… 香君読んだタイミングだし、テーマ的に次これでもいいな
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2025年6月11日
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年5月25日
  • amo
    amo
    @amo_bookland
    2025年5月25日
  • burio
    burio
    @burio02
    2025年4月6日
    クジラが死んだらの絵本を思い出す、一方でもっと壮大なファンタジー。花蓮の海を見に行きたくなる。そして猫。
  • nami
    nami
    @sun_jbm
    2025年3月19日
    ワヨワヨ島から台湾に流れ着いた少年アトレと夫と子どもを亡くし自殺しようとする大学教授のアリスの交流などを描いたお話。この物語からは自然と命への畏敬の念や諦観を強く感じた。初めて読んだ作家さんだったが、優しく漂うような文体がすごく心地良かった。アトレはきっと海で亡くなる。それでも彼はきっと幸せに生きたと言えるだろう。
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