ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

25件の記録
- Pipi@Pipi08082025年9月15日読み終わった#読了 #東野圭吾 ⭐️ナミヤ雑貨店の奇蹟 時空を超えた手紙のやり取り。見事な伏線回収。流石は東野さんだ。松岡克郎と和久浩介の話には涙が滲んだ。どうか三人組には更生して幸せになって欲しい。いや、彼らは幸せになるだろう。ナミヤさんと関わったのだから。🐥🐥
- hina@hina2025年9月5日読み終わったかつて読んだ感想ネタバレあり自分用(ネタバレあり) 1、回答は牛乳箱に 牛乳箱って何??イメージがわかなすぎて最後まで牛乳箱を開けるっていう動作の意味がわからなかった。 月のうさぎさん、初っ端からありえないくらい重い相談だった。私はスポーツで生きていけるような才能を持つ人の価値観が上手く想像できないから分からないけど、競技より恋人を選んでしまいそうだな、、、、、 3人が人生に上手くいってないことが感じられるからこそ手紙の返事の拙い文章に納得できる。けどおじいさんのフリをして手紙を書くにはあまりに横暴な言葉使いでかきすぎてないか?敦也がずっとイラついている。更年期か? 2、夜更けにハーモニカを この魚屋ミュージシャンの話は正直イラッとした。言い訳ばっかりだけど売れてないし家もピンチなら大人しく戻ればいいのに、、、?私の価値観だと自分の好きなことだけして許されるのは大学までかなぁ、まあ家にお金を借りたりしてる訳じゃないからその意味では別に家を継がない選択をしても悪では無いのかも? 助けた子の姉が歌手になる展開は意外だった。この3人さえ存在を知ってるってことはかなり有名人になったんだろうね、、、この3人に限らず登場人物はみんな知ってるみたいだけど 3、シビックで朝まで もう浪矢さんの話???これ相場ラストじゃないの???って思ったけどこの構成なのはさすが東野圭吾だなという感じ。 グリーンリバーさんの話良かったなー緑川の娘が魚屋ミュージシャンが助けた子の友達だったことでこの辺でこの本の登場人物が全員繋がっているのではないか?と勘ぐり始める。 息子に33年後の供養を頼むも息子はその頃死んでしまってるのも現実的でいいな。でも三十三回忌やのにネットに出したの曾孫なの正解??浪矢さんが死んだ時息子の貴之にも息子がいたよな???息子がネットで拡散する役になっても良かったのでは???まぁ親子四世代で繋いだ三十三回忌は感動ものでした 4、黙祷はビートルズで 4章やばい。臨場感凄すぎるし思ってない方向に話が進んでいってシンプルに驚いた。ビートルズ出す作家さん本当に多いから少し時間経つとどのエピソードがどの本の話だったのか分からなくなるな。 金持ちが夜逃げすることになったのとビートルズが解散するまでの流れがかなり似てたな〜ほんで何とか生き延びてレコードを全部売った友達の妹の店までたどり着いたこと、友達は死んでいたこと、友達は自分たちが一家心中してしまったと思って死んでいること、喧嘩別れした両親が自分のために一家心中を図って自分が生き残りやすいようにしてくれたこと、かなりここまでスピード感があって面白かった。 5、空の上から祈りを 5章もやばい。暁子さんが空から祈ってくれて起こった話なんですねこれ。通りで質問者がみんなして丸光園の人たちなわけだ。丸光園の自分の子供たちのことも、生涯で唯一愛した男性である浪矢さんのことも、この人が上で操って幸せになれるように、生きがいを見つけられるようにしていたんだな。 白紙の手紙の伏線も自分たちが助けた迷える子犬の伏線もちゃんと回収されて気持ちの良い終わり方だった。最後のとこはちょっと詰め込みでくどかった気がしたけどこれは再読だからなのかもしれない。 普通に武藤晴美だけめちゃくちゃ良い時に未来人からアドバイスされてラッキーだなと思ったけど、これ、暁子さんが丸光園を守るためにこうなるように仕向けたんですかね???凄いな、 ここまで登場人物が全員密接に関わってるの珍しいかも?もしかしたら気づいてないだけで今の館長も新しいゴミ館長もどっかで繋がってたりするのか?? 何はともあれ新発見で楽しい読書だった!
- hina@hina2025年9月5日読み終わったかつて読んだ感想ネタバレあり自分用@ 電車中学生ぶりの再読〜! 昔はそんなに驚きとか感動とか面白みとかあまり感じれなかった覚えがあるけど今読むと全然捉え方が違うかったな〜 色んな人に感情移入してしまって辛すぎた。 丸光園の館長は独身を貫いたけど浪矢さんは別の人と結婚して子供がいる所まで登場人物が良い意味で人間らしくて面白かった。
- 卯月@uzuki_books2021年2月28日買ったかつて読んだ感想物語の一番最後にくる白紙の手紙に対する回答が「君はまだ進むべき道が分からないのだろう。でも、何もないからこそどんな地図でも描ける」というものだったことに、感動しました。 個人的には1章と5章で敦也の心情が変化するのが好き。1章では2人(翔太・幸平)にも相談にも「バカバカしい」という態度だったのが、5章で3人で真剣に相談に回答していたのが印象的でした。