
hina
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記録 自分用
- 2025年9月23日九度目の十八歳を迎えた君と浅倉秋成ネタバレあり感想自分用@ 図書館「感想&ネタバレあり」 年齢のところ、多分あんまりちゃんと説明もされてなかったけど本当に意味がわからなかった。結局なんで18歳を9回も出来たんだ?26歳が29歳を名乗るのは普通にできそうだしそもそもその設定は後出し過ぎないか?????って感じだったけど本当に18歳を何年も続けてるのが意味不明だった。どういう異常現象?どういう不可思議状態? 主人公めちゃくちゃ良かったなーストレートな純粋恋心がちょくちょく出てくるんだけどそれが本当に素敵すぎてなんか言い表せない気持ちになった。懐かしさを感じるような羨ましさを感じるような気持ち?8年前の恋愛をまだ引きずってるのかと最初は思ったけど、そういう恋愛をした人って普通にいっぱい居そうだよな、ちょっと羨ましく感じた 二和の友達の理奈?が主人公のことを好きになった意味が全く分からなかった。大人の男性ってことを差し引いてもそんなすぐにすきになるか?しかも二和のことが好きって分かってるのにあんなもてあそばれたかのような反応できるか?高校生ってこんなに自分の感情に素直で自分勝手だっけ?? 教頭めちゃくちゃ良かったな、神人間だった。ゴミ箱行きよって言いながらちゃんと全部引き取り先を探してくれたの素敵すぎるな。 教頭だけじゃなくて主人公の言葉も何個も素敵なものがあったので、シンプルに浅倉さんの言葉選びが結構好きなのかもしれない 二和のことはあまり好きになれなかった、前半はただのいい子だったけど後半はもう自己犠牲がすごすぎて何がしたいのか分からないし急に大人になりたくないってキレ初めてなんだコイツは?となってしまった、高校生ってこんなもんだっけ??? 最後に大慌てで色んな伏線回収した感じだったけど綺麗な終わり方だった、いや主人公がよく分からないトランスエイジだったのは納得してません私は そもそも24→29ならかなり違うけど26→29は誤差だろ、叙述トリックにもなってないわ 先に結果だけ出しといて後から回収するスタイル、斬新で面白いな、何回か「え?こんな情報でてきたっけ???」って見返したけど後から回収されるパターンが多かった。なんか多分私側に問題があってあんまり集中して読める感じじゃなく、小田切って誰でしたっけ?ってなったけど全体的には面白かった!恋愛系の本も呼んでみるかなー
- 2025年9月23日九度目の十八歳を迎えた君と浅倉秋成読み終わった@ 図書館恋愛系あんま読まないんだけどすごく良かった! というか内容はいまいち理解できないところとか納得できないところもあったんだけど、主人公が二和を思う純粋な恋心が素敵すぎて総じて良い本だなと感じた! 高校時代の俺の夢に縛られてたまるかってすごいいい文章だな、夢も永苔流転して人生の歩みと共に変わっていけばいいよね
- 2025年9月5日ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)東野圭吾ネタバレあり読み終わったかつて読んだ感想自分用(ネタバレあり) 1、回答は牛乳箱に 牛乳箱って何??イメージがわかなすぎて最後まで牛乳箱を開けるっていう動作の意味がわからなかった。 月のうさぎさん、初っ端からありえないくらい重い相談だった。私はスポーツで生きていけるような才能を持つ人の価値観が上手く想像できないから分からないけど、競技より恋人を選んでしまいそうだな、、、、、 3人が人生に上手くいってないことが感じられるからこそ手紙の返事の拙い文章に納得できる。けどおじいさんのフリをして手紙を書くにはあまりに横暴な言葉使いでかきすぎてないか?敦也がずっとイラついている。更年期か? 2、夜更けにハーモニカを この魚屋ミュージシャンの話は正直イラッとした。言い訳ばっかりだけど売れてないし家もピンチなら大人しく戻ればいいのに、、、?私の価値観だと自分の好きなことだけして許されるのは大学までかなぁ、まあ家にお金を借りたりしてる訳じゃないからその意味では別に家を継がない選択をしても悪では無いのかも? 助けた子の姉が歌手になる展開は意外だった。この3人さえ存在を知ってるってことはかなり有名人になったんだろうね、、、この3人に限らず登場人物はみんな知ってるみたいだけど 3、シビックで朝まで もう浪矢さんの話???これ相場ラストじゃないの???って思ったけどこの構成なのはさすが東野圭吾だなという感じ。 グリーンリバーさんの話良かったなー緑川の娘が魚屋ミュージシャンが助けた子の友達だったことでこの辺でこの本の登場人物が全員繋がっているのではないか?と勘ぐり始める。 息子に33年後の供養を頼むも息子はその頃死んでしまってるのも現実的でいいな。でも三十三回忌やのにネットに出したの曾孫なの正解??浪矢さんが死んだ時息子の貴之にも息子がいたよな???息子がネットで拡散する役になっても良かったのでは???まぁ親子四世代で繋いだ三十三回忌は感動ものでした 4、黙祷はビートルズで 4章やばい。臨場感凄すぎるし思ってない方向に話が進んでいってシンプルに驚いた。ビートルズ出す作家さん本当に多いから少し時間経つとどのエピソードがどの本の話だったのか分からなくなるな。 金持ちが夜逃げすることになったのとビートルズが解散するまでの流れがかなり似てたな〜ほんで何とか生き延びてレコードを全部売った友達の妹の店までたどり着いたこと、友達は死んでいたこと、友達は自分たちが一家心中してしまったと思って死んでいること、喧嘩別れした両親が自分のために一家心中を図って自分が生き残りやすいようにしてくれたこと、かなりここまでスピード感があって面白かった。 5、空の上から祈りを 5章もやばい。暁子さんが空から祈ってくれて起こった話なんですねこれ。通りで質問者がみんなして丸光園の人たちなわけだ。丸光園の自分の子供たちのことも、生涯で唯一愛した男性である浪矢さんのことも、この人が上で操って幸せになれるように、生きがいを見つけられるようにしていたんだな。 白紙の手紙の伏線も自分たちが助けた迷える子犬の伏線もちゃんと回収されて気持ちの良い終わり方だった。最後のとこはちょっと詰め込みでくどかった気がしたけどこれは再読だからなのかもしれない。 普通に武藤晴美だけめちゃくちゃ良い時に未来人からアドバイスされてラッキーだなと思ったけど、これ、暁子さんが丸光園を守るためにこうなるように仕向けたんですかね???凄いな、 ここまで登場人物が全員密接に関わってるの珍しいかも?もしかしたら気づいてないだけで今の館長も新しいゴミ館長もどっかで繋がってたりするのか?? 何はともあれ新発見で楽しい読書だった!
- 2025年9月5日ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)東野圭吾ネタバレあり読み終わったかつて読んだ感想自分用@ 電車中学生ぶりの再読〜! 昔はそんなに驚きとか感動とか面白みとかあまり感じれなかった覚えがあるけど今読むと全然捉え方が違うかったな〜 色んな人に感情移入してしまって辛すぎた。 丸光園の館長は独身を貫いたけど浪矢さんは別の人と結婚して子供がいる所まで登場人物が良い意味で人間らしくて面白かった。
- 2025年9月5日ラッシュライフ伊坂幸太郎ネタバレあり自分用(ネタバレあり 感想「共有後」) 「最高時速240kmから物語が始まる」の表題はてっきり志奈子の乗っているのぞみ500系のことだと思ってたけど実は河原崎の見ていたMaxやまびこE4系であり、物語の一番最初も河原崎であることを知って驚いた。確かに時系列的に考えれば志奈子のシーンはおそらく4日目の最後であるため、物語が始まるのが志奈子のシーンであるはずないけどこんな所まで作り込まれていたのか!という感想。 あと最後のシーンがみんなタワーのエレベーターに乗るところなのは気づかなかった。 河原崎、父に会うって自殺するってことやったんか、、、、つら、、、、、 黒澤がトイレに行くふりをして仕事をしてきた(舟木の家にもう1回入ったシーンが入る)ように見えたけどあれ違うんだ、ミスリードなんだ。確かに時系列あわなくね?とは思ったけどあれはほんまにトイレに行っただけなんや。確かにあれ、黒澤(2日目)じゃなくて豊田(4日目)のシーンの描写やったな、、、 登場人物 河原崎…高橋を教祖とする宗教にハマった大学生。幹部にはめられてバラバラ殺人の犯人に仕立てあげられる。(かける?) 塚本…河原崎をはめた幹部の1人。高橋の名声をあげるため、洗脳しやすそうな河原崎を選んだ。 高橋…宗教の教祖。幹部の暴走(俗物的になるなど)を止める。 河原崎の父…17階から自殺。河原崎が心の奥で慕っていた人物。屁理屈理論多め 黒澤…腕利きの泥棒。捕まったことは無いが本作で泥棒中に主人と遭遇するミスあり。伊坂幸太郎節。 佐々岡…戸田から独立し、仕事と仲間を全て取られた人間。泥棒になりかける。黒澤の高校の友達。妻の京子とは心が離れているものの別れるべきでないと思っていたが黒澤と話して離婚を決心。 京子…佐々岡の嫁。青山と不倫しており嫁を殺そうと企てる。最後に青山に裏切られており嫁と自分を殺す計画を立てていたことを知った&バラバラ死体が生き返った(実際は死体が河原崎により入れ替えられており、生き返ったと思った人間は青山だった)と勘違いし廃人に。発狂してハサミ女となり犬を殺そうとしたが豊田に取られた。 青山…京子の不倫相手。嫁をどう思っていたのか、京子をどう思っていたのか最後まで不明。死体をひき逃げした。バラバラ死体が車にあることを京子が警察に通報したためその後は不明。 豊田…舟木にリストラされ、職なし。銃で郵便局と襲ってきた若者のうちの一人の太ももを撃つ。億超の宝くじの当たり券がが犬の首輪の中に入っていた(黒澤により)ため金持ち確定 舟木…豊田を含む会社の人間の多くを理不尽にリストラしたゴミ。黒澤に泥棒にはいられて20万取られる&2回目の強盗未遂で遭遇。 志奈子…戸田に金で買われた絵描き。佐々倉を裏切った。美人なため戸田に良いように使われるが最後賭けに勝ったのでどうなったかは不明。 戸田…画商の才能のあるサイコパスゴミ。志奈子と賭けをするが豊田が金になびかなかったため負ける。
- 2025年9月2日ラッシュライフ伊坂幸太郎ネタバレあり読み終わった感想自分用@ 図書館(ネタバレあり 感想「共有前」) 1日目、河原崎 宗教の話とかめちゃくちゃワクワクするーって思ったので序盤で一番気になったのはこいつの話。 塚本の話し方が完全に人を宗教にはめる犯罪者の話し方で、共感の仕方とか感情の揺すぶり方がとても嫌な感じだったので、最後に河原崎をバラバラ殺人の犯人にしようとしていたことを知って納得した。 河原崎を騙すことでバラバラ殺人の犯人を指名させて更に世間から神のように扱われて欲しいという願いから結局高橋(神)のことを1番神格化してたのはこいつだったのか?と思いきや宝くじは幹部で盗んで使おうとするし?そもそも高橋のことを神だと本当に思っているはずならこんな意味わからん殺人事件起こさないしなーと思いつつ、才能や力があるのに表舞台に出て力を示さない高橋にやきもきして無理くり事件を起こして世の中にもっと彼を知らしめようとしたのか?とりあえず一番俗物的で一貫性のない人間的な人間なのかなと思った。 高橋も使わないのに宝くじを当てるメリットがどこにあるのか?そして宝くじの当たりって法則性があるのか?本当に法則性を読み取ってるのか超能力みたいなのがあるのかよく分からない話だった。ほんでなんで「目を覚ましてください。生きています」ってわざわざテレビで言ったんだろう。本当に河原崎のためだったのか?だとしたらカカシくらい未来が見えすぎてないか?実はカカシみたいな感じなのか?高橋さんだけ2次元を3次元で見てるみたいな説明があったからカカシ的立ち位置だった可能性はあるな。行方不明の男の子、きっと信者だったんだろうなー。確かに騙されやすそうではあるけど本当にそんな理由だけで犯人にしようとしたんだろうか?でも解体に納得してくれるくらい洗脳しやすい人じゃないと厳しいから合理的かもな 結局お父さんと同じように山から飛び降りて終わるのだろうか。お父さんが絵描きになるといいって言ってたけどそれも含めてやることなすこと全部裏目に出たんだなと気づいた瞬間鳥肌が立った。 まぁ幹部に犯人に仕立てあげられて結局終わるだろうな。こいつだけ未来無さすぎる 2日目、黒澤 黒澤カッコよすぎる。一番伊坂幸太郎節が効いてる主人公だった。なんでこんなに手に取るように家主のことがわかるんだ?と思ってたら高校の同級生だったし、家の事は隅々まで調べてから泥棒するって言ってたのになんで幼なじみって気づかなかったんだ?と思ったらこの幼なじみも強盗だったし、なんでこの家主の家に着いて詳しく知りすぎてるんだ?と思ったらまさかの自分の家だったの、どんでん返しを3回もしてて凄かった。そりゃ自分家なら鍵閉めないで入る可能性もあるわな。 幼なじみの佐々岡が不憫過ぎて辛い。そりゃ画家はお金をくれるパトロンの方がいいに決まってるので見通しが甘かったんだなとしか言えないな。戸田はカスすぎるけど。 この泥棒の話は5人の中で一番ワクワクしたかなー。序盤にでてきたカウンセラーになりたいですって言う電話を黒澤がかけてたのはかなり意外だった。言われたとおりに言われた言葉を電話で言っててめちゃくちゃかわいいな。カウンセラー編も読みたいまである。 3日目、京子 がちゴミ。瞬間沸騰機すぎてやばい。こういう奴が店にクレームとか入れてくるんだろうなと思って勝手にイライラした。このおばさん更年期かよってくらいずっとイライラしてる。 確かになんでサッカー選手の青山がこのおばさんと結婚したいんだ?って疑問に思ってたけど普通に殺そうとしてたなら納得。てか青山は何がしたかったの????2人に恋愛関係はなかったのかあったけど青山側は離婚なんてとんでもないって感じだったのに京子が遺産ほしさで近づいてきて殺す計画を立てたのか?結局青山がどう思ってたのかの描写がなくて何がしたいのかよく分からなかった。こんな八方美人なことしておいて鬱でナヨナヨとかほざかないで欲しい。 あんま人って事故っても即死ってことは無いやろうに死んだって決めつけてたの普通に疑問だったな、冷たい時点で既に死んでるって気づけよ、血もそんなでなかったやろうに。車で人を引いた時点でもう殺人(京子に対するも、嫁に対するも)は中断すべきだったのになんで無理してその日に殺そうとしてもーたんや、あとサラッと書かれてたけどトランクに死人と一緒に妻を入れる青山かなりサイコパスすぎる。京子は最後裏切られてたことを知った&バラバラ死体がくっついて歩いたと勘違いしたショックで廃人になって飛び降り未遂下からまあ変人レッテル押されて終わりやけど、青山嫁はどっかで青山に殺されそうやな。 バラバラ死体がくっついて歩き出すみたいな噂は結局なんやったんや????河原崎が父と話すシーンも現実味なかったし黒澤の瞬間移動もかなり無理あったし結構ファンタジーな話なのか?これ。てか黒澤と舟木って同じマンションに住んでたことになル?ヨネ?タブン。なんなら河原崎達が解体した現場も?双子マンション怖 4日目、豊田 かなりどうしようもない話で一番ワクワクしなかった。40代とかでリストラされると人生終わってしまうなと改めて思った。舟木はクズすぎて最悪だったし殺してしまっても良かったのでは?と思いつつこいつのために殺人者になるのも癪だと思った。強盗が入ったっていう電話をかけたのは豊田なのにたまたま黒澤が仕事に来てて見事あってしまうのは面白い展開だった。よく分からんけど犬さん強くてすき。犬が内蔵出て死んでたみたいな描写あったけどあれなに?こいつ生き返ったのか?よく分からなかった。郵便局に強盗しに行って全員逃げたのどゆこと?って思ってたけどまさかの黒澤の仲間だったとは。こいつ1番運ないように見せ掛けて一番運強いの凄すぎる。結局車椅子の息子がいる同僚もリストラ切られてて可哀想だったし彼を救って上げたという一縷の満足感で生きていただろう豊田もかなり可哀想だった。舟木もっとお金を取られてしまえ。 まあ普通のサラリーマンだったはずなのにちゃっかり郵便局と襲ってきた若者を銃で撃ってるのかなり 肝が据わってるし、最後戸田に志奈子との賭けで仕事とお金と引き換えに犬を交換しろと言われた時も首を縦に降らなくて、割と一貫性のある強いひとだなと思った。無職だけど。高齢でリストラされたなら40連敗とかで挫けるなよもっと受けろ。こいつは億を超える(恐らく)宝くじが手元に来たので未来は明るいですね。良かった。犬大事にしよう 番外、志奈子 戸田に金で買われたとはいえ奴隷になりさがるほど絵が描きたいのか?若いし美人なら普通のOLになるべきなのでは?????金の力でどうにかされるのかな、戸田まじで死んでくれすぎるし早く黒澤に泥棒にはいられるべき。戸田に対してなんの制裁もなかったのがちょっと残念だったな 佐々倉の嫁が京子なのではっていう予想は当たったけど他は全く当たらなかったしそもそも時間がズレてる事に全く気づかなかったのでまたしてもしてやられた、、、、という気持ち。伊坂幸太郎天才過ぎる!
- 2025年9月2日ラッシュライフ伊坂幸太郎読み終わった面白かったー!!!! オーデュボンの祈りの伊藤出てきたー!!額屋でアルバイトしてて、人生やり直しててよかったー!!!カカシの話一般人に話してるの気狂ってるけど。 全員の話が上手く噛み合ってて、それでいてそれぞれ1日ずつ主役が決まってて、その日は他のメンバーが脇役になってたことがあとからわかって、めちゃくちゃ面白かった!伊坂幸太郎天才過ぎないか???
- 2025年8月25日100分間で楽しむ名作小説 夜市恒川光太郎気になるReadsで知ったんだけど
- 2025年8月25日オーデュボンの祈り伊坂幸太郎読み終わった感想自分用(ネタバレあり&感想共有後) 日比野の祖先が徳之助なの気づかなかったー!!! 伊坂幸太郎は音楽が好きでそれが全面的に現れてるって考察見たけどたしかにそうだ。ビートルズとかよく出てくるもんな バターとナイフを持ってきた理由がよく分からんかったけどそれによって伊藤は優午が本当に未来が見えることを信じたのか! (登場人物) 伊藤:主人公。冴えてる。人間らしい。一応強盗 城山:警察官になってたサイコパスゴミクズ 静香:伊藤の2個上の元カノ。存在価値が仕事。島になかった音楽を置いた伝説の人に 祖母:鬼辛口。伊藤を育てた人 優午:カカシ。荻島を守っていたが存在することが嫌になった&大きな流れに抗う為自殺。曽根川殺し 日比野:愛すべき変人。変人だけど犬みたいに素直で結構島の人に可愛がられてる 轟:いわゆる商社マン。曽根川を唆して島に連れてきたクズ。何してんの?後城山もつれてきた。機転がまるで聞かない熊って感じ。音楽独り占め 園山:画家。奥さんは強姦されて廃人に。死んだことにして逆さのことしか言わない狂った人間のフリをしていたが作中で奥さん死亡と同時に恐らく自殺。毎日おなじ行動をするので島民の時計代わり。 曽根川:絶滅寸前のリョコウバトで金儲けをしようとしたクズ。他にもクズそうな面あり。嫌われ者。 伊藤と同じく外の世界から来た 若葉:女の子。優午の使いを頼まれ、罠を作る 草薙:郵便配達。奥さん大好き。伊藤とも割と仲良し。百合が言ったことが全て 百合:草薙の妻。5年前に死んだと言われていた園山の妻の事実を知る&看取った。 桜:法。殺人が許されてる天災扱いの美少年。理由になってないが決めゼリフ。城山、安田、笹岡、妻をレイプしていた税理士、弟をいじめた兄を殺害。伊藤を気に入っている ウサギ:デブちゃん。市場で寝泊まり。ええやつ 田中:足が生まれつき不自由な男。優午の自殺に付き合う。伊藤が出した自転車の光をみてブロックを落としただけ 佳代子と希世子:日比野をからかうゴミ美人姉妹。佳代子は優午に言われて日比野とデート(曽根川殺人に関与) 小山田:警察。日比野の幼なじみで何かと面倒を見ている。城山と違いマインドは警察。伊藤が外から来たことに気づいていた。 禄二郎:鎖国時に優午を作った。鎖国に反対したことで権力者からリンチされ死亡。 徳之助:禄二郎の友人。カカシを完成させた 笹岡、安田:島で女性に乱暴し桜に殺された
- 2025年8月25日オーデュボンの祈り伊坂幸太郎ネタバレ読み終わった感想自分用@ 図書館(ネタバレあり&間奏共有前) めちゃくちゃ面白かったー!これ一作目らしくて伊坂幸太郎節は控えめやけど伏線回収力とか悪者がやっつけられるところとかとても爽快で良かった。 最後まで伊藤と城山の現代での関わりがあんまり出てこなくて個人的にはそれも良かった、城山不快すぎるから過去の回想以上の絡みが出てきたら嫌だなーと思いながら読んでたのでそこはホッとした。城山まじでゴミクズ人間すぎて最初から最後まで不快だった。こんな人が世の中に存在してたらどうしよう。桜に打ってもらう意外で成敗できる方法があるのか、、、? 島の人間はみんな変わってるけどいい人で心温まるんだが静香といい城山といい本島の人間は何?静香は可哀想な子って言及されてたけどにしても狂っているというかあまり好いところがなく終わってしまったので残念だったな。これは自分が作中の島での生活に慣れてしまったからなのかもしれないけど、あんなクズ城山が目の前で打たれて最初の言葉が警察に通報しなくていいの?だったのがちょっ理解出来なかったな。 それで行くと個人的には優午に言われたとはいえ半年前に別れた彼女に手紙を少なくとも3回出してる伊藤も若干キモイなとおもった。しかも普通に知らん熊みたいな親爺が自分の家を把握してて手紙持ってくるの怖すぎだろ、そんでそれが元彼からの手紙だったら尚怖いだろ。別れ方覚えてないからそう思ってしまうんかも? 伊藤は最後の方かなり冴えててよかったな、でもちゃんと轟の地下の秘密(音楽を聴いてた)に関しては推理が外れているところが作中で何回も明示されてる小説の中の名探偵とちがってて良かった。ついでに小説の中の名探偵と違って事件をちゃんと未然に防ごうとしてたところも良かった。 優午のキャラ良かったなー喋るカカシって何?って感じだし途中で集団催眠なのでは?みたいな示唆がされてていなかった説が流れていたこともあり、ちゃんと優午が居たっていう証明が最後になされるの良かった。確かにカカシが無条件に人間が好きって判断するのはかなり早計で、最後も人を何人も使って間接的に曽根川殺人をしてたし、作中でも明示されてたようにシンプルに人間嫌いだった可能性あるの面白かった。曽根川を殺すために優午を殺す必要があった犯人とかがいるのかなって予想だったけど全然ちがいましたね。結構こちらが推理できるように色んな情報を渡してくれていた感じがあったけど当たり前に全然分からなかった残念。 普通に草薙か百合ちゃんが黒幕だと思ったな 主人公がこの島から出ることを決意した理由だけがよく分からなかった!お前は逃げるよから抗うためなのか?コンビニ強盗は一応失敗してるしこの島にあと20年くらい住んでほとぼり冷めてから出ればいいのにと思ったけど、きっと伊藤は本島で罪を償ってその後島に戻ってくるんだろうな。ちなみにコンビニ強盗をした理由はよく分からない 気づいたら朝4時みたいなことがあって熱中できる本はすごいなと思った。伊藤と一緒に異世界に来たみたいな感覚を楽しめてとても好きな本だった!
- 2025年8月7日十角館の殺人 <新装改訂版>綾辻行人ネタバレ読み終わった感想自分用@ 図書館【ネタバレあり〜感想共有前】 面白かった!カーにすごくイライラした、、、結局カーがどんな気持ちだったのか、なんなら個々がそれぞれのこととか過去のこととかをどう思っていたのかの描写があんまりなくて一人一人に感情移入するのが難しかった。ほぼ基本的に三人称視点で書かれてるからこう感じたんだろうな。 地下室あるかも?とか11個目の部屋あるかも?とかの場面がほんとにワクワクした。ここだけ冒険小説。 守須だけなんでニックネームでてこないんだろ?出てきてたっけ???って何回も戻ってたから惜しかったなー、さすがにこのオチは全く思いつかなかったけど。現実問題、本島から島まで何回も往復することが可能なのか?って感じではあった。普通に寝てないし水飲んでないしまぁ不可能そうだなって印象。結局十角館で何人死んだんだ????いわく付きの島すぎるだろ 最後恐らく自白するんだろうな、けど実際どうなったのかは分からないしなんなら半年前の4人の殺人の件も真相は分からないままでこれはこれで珍しいけど悪くないパターンだなと思った。
- 2025年7月19日汝、星のごとく凪良ゆうネタバレ読み終わった感想自分用@ 図書館【ネタバレ】 1日で読み終わったー!面白いかどうかというより考えさせられるような?島のカップルのドキュメンタリーを見ているような気分だった。 最後に話はまとまっていて良かったんだけど結構クズというか、自由に生きていらっしゃる方が多いなという感想。これも島の人たちと同じように湿った同情、無意識な可哀想のおしつけ、過干渉で見当違いな批判なんだうなと思った。 とりあえず親たちの身勝手なこと!!!櫂のとこも暁海のとこも圭ちゃんのとこもみーんな三者三様親が身勝手で悲しかった。櫂の母親は本当に最初から最後まで息子が見えていなかったな、 子供時代は都合のいいペット、成人してからは金の成る木としか見てなくて、胃がんになったって知った時も「怖い」を免罪符に何もしなくて。男もクズばっかだしなんで母親になったんだって感じだった。 でもその恋愛脳的なところは1部遺伝してて暁海が好きと言いながらその場の感情でどうでもいいや!快楽に逃げよう!って次々に女と寝て、でも純愛です!みたいな雰囲気を出してたとことか、金使いにルーズなところがかなり人間味があってクズの素質ありだなと思った。逆にこの弱みに付け込まれても優しくしてしまう弱さとかは父親から遺伝してて、だからこそ櫂の父親はこのクズ母親と結婚してしまったのかなと思った。何気に胃がんも遺伝してるし。 前半では櫂は顔が整ってて優しくて才能もある子って感じでかかれてたけど結局理性的に振舞っていた子供でしかなくて、うまく成長できなかった部分が成人期の櫂の行動とか言動とか心情に大きく影響を与えていたなと思った。無意識とはいえ暁海のことかなり見下しすぎだろ、無意識とはいえ暁海のこと順従なペットだと思ってた節あっただろ。なんだ節約して精一杯買ったであろう芋っぽいワンピースを着てて可愛いって!モラ気質あるだろ!なんださとるはそんなんじゃない島の価値観で喋るなって!それはさとるがショートカットで好みじゃなかっただけで理恵さんが来てたら速攻寝てただろ!! なんだ金はいらないけど少なくとも7年は関係をもてる…って!ほんとにいらないなら北原先生みたいに使わないで置いとくことも出来ただろ!ほんでよってたからと言え4万は無理?はかなりキモすぎて引いた。なんで手取り14万でゴミ母親がいるって知っててそんなこと言えるんや、なんやその優しい(笑)な性格は。でも京都弁可愛いんだよなぁ〜 暁海は最初から最後までずっと可哀想だったな、母親結構初手の父親の家に火をつけようとしたところから鬱入ってただろ、いつ爆発するのかとビクビクしてたわ。まぁ普通に父親の方がカスなので仕方ない部分はあるけど。とうこさんがなんでこのカスを略奪するほど好きだったのか最後までよく分からなかったし、確かにとうこさんは素敵女性風で一つ一つの発言も素敵女性風なんだけど略奪の正当化の仕方がきもすぎて全然頭に入ってこなかった。なんで父親取られて母親おかしくさせられたのにこいつに心頭してたのか謎。学費出す〜の流れも当たり前だしなんなら母親が作った借金と交通事故代もこいつらが払うべきだろ。何がショップ作るからお金ないだよ。この辺がかなりしっくり来なくて気持ち悪かったな。母親も娘が一生懸命稼いだお金で宗教につぎ込んだりちょっと責められたからって自動車で交通事故起こしたり短絡的で後先考えれないどうしようもなさが際立ってたな。死ぬなら一人で焼身自殺してくれなんで自動車で死のうとしたんや、部外者の私がお前早くしんでくれ、、、っておもってたわ。娘のことを一応思っている純粋さとかどうしようもなさが櫂の母親より感じられてより厄介で鬱陶しい毒親だなと思った。 毒親といえば圭ちゃんの両親も例外ではなくて、息子の性的志向を理解できなかった結果罪のない人を沢山巻き込んで事件に発展させて結局息子を世論の標的の的にしていて最悪だったな、事件化しなければ大学を辞める必要もなく顔写真付きで性的志向が世の中に出回ることもなかったのに…圭ちゃんもどっかで自殺していると予想。 尚人が自殺するのは意外だった。あそこの再出発できそうな雰囲気のあった最後の夜のところは少し泣いてしまった。楽しい気持ちで、再出発できそうな雰囲気で夢を見れた時に死にたかったんだろうなって思う。櫂も同じようなことを言っていたし。 櫂が死ぬことと北原先生の元に戻るところは想定できる内容だったな。北原先生いいひと過ぎて泣いた。良い人というかこの人も自分が昔起こしたこと(教え子を妊娠させる)を正当化するためにその後の人生を歩んできた感じあったけど結果オーライで櫂のことも暁海のことも救っていてよかった。 結局なんで教え子が出ていったのか不明だし最後もなんでよりを戻さなかったのか微妙だけど。ほんでこの島に残り続けるメリットってあるのか??? この互助会的結婚が自分の理想だなと思う。 やっぱり田舎と東京の遠距離って無理なんだなあー島の息苦しい感じとか逃げられない感じが経験したこともないのに凄く強く感じられて没入型の小説だなと思った。 プロローグとエンドロールが同じ文章なのに感じ方が変わって面白いなぁと思った! あと2人の話が交互に出てくるからこれ相手はどう思ってたんだろ?ってモヤモヤすることがなくて個人的に凄く読みやすかった。主人公たちの行動にも矛盾とか理解できないところがなかったので入り込みやすかったのもある。 恐らく伝えたかったことは他人にどう思われるかじゃなくて何が正解かとかじゃなくて自分がしたいことを突き進め、って事なんだろうけどこれができる人間がどれくらいいるのだろうか。結婚観もだし人生観もだけどかなり刺激をくれる本だと思った。 普通に1部斜め読みしたけど あと普通に人生環境ゲー周りの人間ゲーすぎる。暁海に北原先生が、櫂に植木さんがいてくれて良かった 色々あったけど全体的に書かれていないことはないんじゃないかってくらい綿密に練られている気がして良い本だなぁという感想。最後のタイトルの伏線回収も良かった。暁海も櫂を星みたいって言ってたけど櫂も暁海を星みたいに思ってたんだね。この星に当てはめてるイメージは2人とも違っている気がするけどそれも綺麗だと思った。
- 2025年7月16日あなたが誰かを殺した東野圭吾ネタバレ読み終わった感想自分用【ネタバレあり】 面白かった!普通に分厚い本なのに全然癖がなくてスラスラ読めた!最後まで飽きのこない本だった。 正直怪しいと思ってたのは的場さん?理恵の旦那だった。いちばん誰が死んでも気にしないだろうし櫻木家になんか思いを抱えてそうな感じしたし戦略結婚な雰囲気がすごくあったし。でも全然違ったな、もちろん見殺しにしたという意味では殺したことになるんやろうけどこれは罪に問われなさそうやな〜確か的場の心の中でしか暴露されてなかったし。でも普通に考えてそれを知らんかったとしても理恵が関係を修復しようとしてたのは無理あるやろ。戦略で近づいてきてたのに?ほんで好きになるのも無理やろ。好きになりそうな雰囲気やったけど。 【あなた】が《誰か》を殺した 的場→櫻木主人 理恵→的場(俺は今理恵に殺されたんだなとかいうよく分からない文章が明記されていたため) 櫻木主人→患者(医療ミス) 櫻木嫁→旦那の部下(パワハラ描写あり) 栗木主人→資産家&猫 栗木嫁→美容院関係?&猫 朋香→櫻木嫁(殺人) 山之内静江&春那の旦那→春那(浮気によって春那の心を殺した?) 春那→旦那(殺人) こんな感じ???一応タイトル伏線回収って感じなんかな。殺された人達はみんな因果応報じゃないけど殺されても仕方ない理由は持ってたって感じ。檜川は4人殺してるけどSNS上には英雄視される呟きもあるって言うのがかなり現代風の話だなと思った。結局死んだのは3人だけやし朋香が1人殺した事が明らかになったので若干罪軽くなって死刑にならないのでは、、、、?朋香は言わずもがな少年法で無期までしかならないしそもそも1人しか殺してない(もう1人は殺人未遂)からそこまで重い刑にならなさそうで結果思うように行かずっていう結末なんかな? 面白かったけど朋香の事件当日の描写全然なかったくない?どんでん返しではあるけど描写されてないならこちらとしても考察しようがなくない?と思った。主人公っぽかった春那も同じ感じ。信用出来ない語り手だとこちらに何の情報も伏線なくすべてがひっくり返るから面白いけどずるい。 いくら14歳でも親がどっちも他人と不貞行為をしていたとか自分を押し付けあってるとことか猫を殺したって理由だけで2人は離婚する→私はほっとかれる→殺さなきゃ!!!!ってなるか?????かなり短絡的過ぎないか???と思った。 朋香は確実に逆送されて少年刑務所行きか精神疾患持ち扱いになってまともには生きていけないやろうけど、大量の金塊もあったし(闇かもしれないから警察に没収されるかもやけど)恐らく遺産も沢山あるから生きていけそうやな、普通に羨ましいなと思った。そいえば警察が事件現場の車の下を探さないことあんの???加賀さんが優秀なのはよくわかったけど2日でしかも証言しかない中で真相にたどり着けた刑事がいるのに他の奴らは2ヶ月間くらい何してたわけ?????警察加賀だけでいいやん普通に。 名前がいっぱいでこんがらがったのと金持ちたちがどいつもこいつもかなり嫌な奴でちょっとモヤッとしたな、良さげな人っぽかった静江も恋愛脳のクズやったし!みんなゴミでよかった。
- 2025年7月3日ジャイロスコープ(新潮文庫)伊坂幸太郎読み終わった感想自分用@ 図書館【ネタバレ】 1、浜田青年ホントスカ →普通に騙された!まさか本物は死んでて偽物がいるとは!よく見たら確かに伏線が張り巡らされててびっくり、、、「この街にいることはわかっていたんですがどこかまでは知らされていなかったんです」 って文章に違和感あったんやけど全然気づかなかった。この話、1番小説にできそうな内容やったからスピンオフみたいなのだしてほしいなーー相談所って普通に面白い発想やなって思った。 2、ギア 訳分からんくていちばん苦手だったーー。描写が2メートル近くて足が八本ある銀色のゴキブリみたいな感じでただただ気持ち悪かった。運転手さんなんか曲者感あったけど何も触れられなかったな、主人公も普通にやかましいおじさん銃で殺すしゲーム機持った子供は死ぬ直前に癇癪起こしてゲーム壊したりするし倫理観とか合理性とかがあんまり無い世界やった。最後何?踏み潰されて死ぬん???運転手何者???なんでみんなバンに乗ってんの????他の人どこ行ったん???なんか世界線がよく分からなすぎた、伊坂幸太郎は本当はこういうの書きたいんやろうな多分 3、2月下旬から3月上旬 訳分からん。砂漠的なオチなんやろなとはなんとなく想像が着いたけどにしても難しすぎてよく分からんかった。考察サイト見なければ絶対理解できなかった。自分はアイネクライネナハトムジークもやけど伏線ありすぎたり工夫が凝らされすぎてるとこんがらがって逆に楽しめないタイプのかなっておもった。結局坂本ジョンは存在してたんか??急に出てきて急に消えるみたいな描写が多かったから主人公の妄想上の人間なのかなって思った。あとがきに多重人格?みたいなことが書かれてたけど多重人格っぽい話ではなかった気がする。強いて言うなら60歳の主人公の中に10代の主人公、20代の主人公…って感じでたくさん存在してるみたいな感じかなと思った。でも回想というよりは10代の頃から順番にその時々の人生で思ったこととか起こったことについて描写されてた感じやったから違うのかも? 考察みたけどなんで12年ごとの話って分かるん??みんな怖すぎ 4.if パラレルワールド????って思ったけど現実的な話で(?)良かった。結局やり直してもやり直さなくても未来は変わらないと思う派🙋♀️︎ 2回目の方は周りのお客さんもみんな勇気出しててよかった!短いけどいい話だった 5.1人では無理がある サンタ株式会社の話!!!めっちゃ良かった!!!素敵!一見関係なさそうな話が全部繋がった時凄い爽快感があった。最初のストーカーの話怖すぎだし鉄板があったとしても子連れの妊婦がストーカーを倒せたのすごすぎ。 松田さんだっけ?ポンコツな主人公っぽい人がポンコツなのに何故か良い結果を起こしてて部署のみんなもミスをあえて正さないって言うのが良い関係だなと思った。結果論すぎるミス多すぎて怖いけど 恵まれない子限定のサンタだけど夢がある話で良かったしぜひスピンオフかいてほしい 6.彗星さんたち これもめちゃくちゃよかった! 新幹線の号車によってそれぞれの時代の鶴田さんが乗ってるってありそうだけどなかったタイプの話だなっておもった。本当に鶴田さんの人生なんだったらかなり波乱万丈で可哀想だと思ったけど「見て欲しい」っていう話があったりちょこちょこ回想シーンがあるおかげでかなりまとまりがある話になってた。人生が新幹線でやってきた→鶴田さんはそろそろ亡くなっちゃうのかな、オチ覚えてないな。 繋がってるっぽいのに繋がってないのがいいね パウエル国務長官のくだりが伊坂幸太郎って感じ!重力ピエロの春みたい 7.後ろの声がうるさい はいこの最後に全てを回収して全てを繋げるタイプのエピソード大好きです。読後感良すぎる。 2回目のバスジャックを起こしたのも浜田青年の稲垣さんの指示だったとか坂本ジョンが登場するとかこの展開はみんな好きだろ!
- 2025年6月14日ゴールデンスランバー伊坂幸太郎読み終わった感想自分用@ 図書館【ネタバレ】 よかったー!!でも他の砂漠とか重カピエロの方が好きかも??? 2章目で伏線が先に回収されてしまうという新しすぎる手法で斬新だった! 基本的に自分が主人公が陥れられる系の物語が嫌いだから途中まではかなり厳しかった、中盤から(キルおが仲間になったところから)だんだん味方が増えてきて面白くなった。きるおはかなり何がしたかったのか謎。結局殺されてるしなんかあんなに大量殺人をしてなお生き残ったやつが罠にハマって相手を避けきれずに亡くなるなんてなんだかなーと思った。そんだけ逃げてきたキルオでも殺されてしまうくらい相手が大きかったってことなんやろうけど 樋口さん結局なんで別れたのかよくわかんなかったな、やっぱスペードの10やったからキングを求めて別れたって感じなんかな???他の人は最初は青柳を裏切ってて途中で改心したみたいな感じが多かったけどこの人だけ純粋な心で青柳を救ってて良かった。この人がいなかったら間違いなく逃げ切れてない。 伊坂幸太郎節全開の回想シーンがめちゃくちゃ良かった。森田森吾が本当に好きすぎる!みんな最初はそんなことあるわけないって言う気持ちと借金という状況で青柳を裏切っちゃうけど最後はゴールデンスランバーをかいたビートルズのように繋がって味方になる展開がとても良かった 佐々木一太郎こわすぎないか???こんな警察の違法捜査が許されるわけないけどもしかしたらこんな首相暗殺みたいな状況の時はこんなことも有り得るのか???だとしたら法治国家の終わりって意外と近くにあって怖いと思った。 20年後のやつ、あれ青柳の手記って書いてる人いてびっくりした。たしかにそーかも、??というかカズ以外全ての青柳罪被せに関与した人が死んでるの怖すぎる。自然死っぽくしてて多分殺されてるんやろうな。結局カズがなんで生き残ったのか、佐々木一太郎がなんで庇ったのか謎。 整形で生きてるオチは最初の1章読んだ後に考えた予想と一緒だったからちょっと拍子抜けした、それ以外は驚きがいっぱいでよかったと思う。 落ちの回収は綺麗だったけど最後のよく出来ましたのハンコが本当に良すぎたな、樋口さんは全部分かってて、沢山裏で支援したのに話しかけるでもなくそっと人生から出ていってるのいい大人すぎた。というか青柳側も樋口さんの支援を知ってるし樋口さんも青柳のために色々やったり時には殴られもしたのにお互い干渉せず生きていくことに決めたのカッコよすぎる。これが大人…??? これまで出会った人はもちろん、逃げてる間に出会った人もみんなが良い人で、その信頼の上に青柳が逃げきれたのでやっぱり人間は習慣と信頼が大切だなと思った。 きるおがしんでることも青柳が生きていることも誰も知らないのでこの世は意外と想像通りではないのかもしれないと思った。 やっぱり面白かった!!!! 【追記】 20年後の手記かいたの本当に青柳くんだ!!!森の声もだし若者のアメリカの話もだし完全にそう、やっぱさすが伊坂幸太郎だわ
- 2025年5月17日死神の精度伊坂幸太郎感想自分用他の作品を読んだ時に思い出せるようにあらすじと感想 1.死神の精度 音楽プロデューサーだろうがなんだろうがクレーマーで声聞いてくるやつキモすぎて草、 音楽をよりよくしてくれるかもという理由で作中で唯一「見送り」にした藤木一恵。千葉さんあまりにも恣意的な判断基準すぎるやろ 普通に顔面イケメンでスマートやのに死神だから故に所々ズレてる発言してくる千葉さん沼すぎて、一恵は多分一生忘れられへんやろなと思う とりあえず音楽プロデューサー、もっと色々近づく方法あったやろ。結果的に20年後に売れてるっぽいから上手くいったんやろうけど 2.死神と藤田 任侠って感じやけど身内にいたらだるいやろーなー、綺麗事が許されるような世界じゃないし藤田は公務員になるべきだったのでは? 後輩の阿久津馬鹿やけど可愛いなぁ〜組織も裏切れず憧れの藤田も裏切れず板挟みで可哀想ではあるけどいいキャラやった。千葉とのやり取りが好きすぎる 最後、千葉が「おい、藤田が負けるのか?」「おまえは、藤田を信じていないのか?」って言ったのがとても良かった。もちろん結果を知ってたからってのはそーなんやろうけどなんか千葉のクールやけど不器用なところとかが出ててよかったとおもう。 伏線回収というかどんでん返しがあって結構好きな話やった 3.吹雪に死神 オリエント急行の殺人もびっくりな展開。なんで別人も次々に死ぬねん。童顔の料理人だけ名前出てこんから犯人やと思ってたら全然違った。真由子くずだなー殺されたからなんとも言えんけど結婚詐欺はコスパ悪すぎないかーー絶対足着くもんな 千葉が死神だったことによって狂った殺人計画が複雑な結果を起こしてて面白かった。1番結末がわからんかった。ほんで結末かかれてなかったけど田村聡江はなんで死ぬんやろ?? 4.恋愛で死神 死ぬところから始まる珍しいパターン。荻原はガンで死ぬ予定なのが刺されることで若干早くなっただけっていう解釈やったけど本人が満足そうなのでハッピーエンド。結局古川朝美は70まで生きるし20で初恋だったって明示されてるからちゃんと両思いになってたしよかった。ピザのくだりでストーカーに家バレるのよく分からんかったけどこっわいな。でもここでストーカーが動いて刺してなかったら捕まらず、古川朝美が刺されることになるから荻原が刺されるのは必要不可欠だったの辛い。イケメンなのに厚底メガネかけて美貌を見せないようにしてたのがこちらからすると羨ましすぎるけど人には人の乳酸菌って感じ。なんでストーカーは刺しに来たんや??? 5.旅路を死神 長かった!面白かった!母と深津がグルじゃなくてよかったし深津ただのいいひとすぎてしんだ。深津を拉致っても金なんかでんやろーになんで?という感想は心に閉まっておく。森岡も馬鹿やけどいいキャラしてたな。ステーキと人参の下りが過去一好きやった。なかなか瞬間沸騰機すぎてこのまま世の中に出しておくのは危ないと思うので体力が無くなる50代後半辺りまで刑務所にいるべきだとは思う。直ぐにナイフでさそうとするな。お母さん刺されて可哀想やけどわけを話せば分かってくれそうやな〜てか死神と出会えて罪のない人間を殺さずにすんで良かったな…最後多分母親を刺して逃げてるのが森岡って分かってるはずやのに優しい笑顔で迎えてくれて普通にいい人すぎた。結局森岡も不慮の事故で死ぬけどな ハルが出てきたのあとがきを読むまで気づかなかった!たしかにモブやのに見た目の描写がしっかり書かれてるしなかなか退場せんし珍しいなぁとは思ってた。たまたまやけど重力ピエロ先に読んでてよかったー! 6.死神対老女 孫がどれか知りたくなくて10代の子を集めてもらう朝美はなかなか粋な生き方してるなと思った。色々こじつけられそうやけどネットを見る限りあんまり他のところと関係ないっぽい。 トッケビと同じように1度死神にちかづくと死が常に周りに付きまとう人生になるんだろうか。あまりにも周りの人間が死にすぎていて可哀想。 人間が発明したものの中で渋滞が最も嫌いでミュージックが一番好きな千葉。死神がクールそうなのに不器用な優しさと共感力と個人の考えがちゃんとあるのがよかった。続編も読む
- 2025年5月17日
- 2025年5月17日オリエント急行の殺人アガサ・クリスティ,長沼弘毅読み終わった感想自分用@ 図書館感想 オチびっくりした!犯人はあの美男美女夫婦かな?ここだけアリバイがお互いしか証明出来ないし…と思ってたけど全然違かった。個人的にはポワロが2つの案を提示して重役と医師に結末の判断を求めるのが粋で良いなと思った 誰が誰かわからん!どの人もチョロっと出てきてすぐ退場するからイメージを作ることも出来んしただただこの人は誰だっけ?何言ってたっけ?何人だっけ???とハテナばっかり飛んでた。おかげでごちゃごちゃになって正直よく分からなかったというのが本音 もちろんポワロの推理は凄いんだけどアーバスナット家で働いてた人達っていうヒントはなかったよな????思い込みにすぎなくないか???運転手がいるとか庭師がいるとかどこにもそんなヒントなかったやん!!謎解きをさせるような本ではなかったらしい。ポワロがその考えに至ったプロセスが省略されてたので論理の飛躍がすごいな〜と思いながら読んでた。 人種差別がわからん!こっちは何人はどんなやつみたいな偏見を全くもってないからそこの理解が難しかった。中国人と韓国人でやってくれたら分かりやすいのに…と思った。 訳のせいかよくわからん文章が多かった。全体的にロールプレイングゲームの文章みたいだなと思ってた。サクサク読めたし最後の50ページはワクワクしてたけどなんかちょっとごチャリすぎててよく分からなかった、上手く楽しめなかったっていうのが感想かも
- 2025年5月5日
- 2025年5月5日文庫 辞書編集、三十七年神永曉気になるReadsで知ったんだけど
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