ベンジャミン・バトン 数奇な人生
14件の記録
老いたアミア@maa2026年5月11日読み終わった読了! やややややばい!フィッツジェラルドってこんな面白い話書くのーー?!!?って衝撃を受けた。短編集なんだけどどの話もめちゃくちゃ良かった。フィッツジェラルドはその昔学生時代にグレートギャツビーを読んだような読んでないような曖昧な記憶しかないので今回は新鮮な気持ちで読んだ。 ミステリーのようなSFのような恋愛小説のような、、結局なんの話だったのコレ??って思ったりところどころ意味が分からんかったりもあるけどそれがまた良い◎昨今の丁寧な解説や鮮やかな伏線回収がなされるような綺麗な話ではないところが良い◎「ダンス・パーティの惨劇」と「異邦人」の読後感はたまらない◎!! 推しがベンジャミンバトンのミュージカルの主演を務めるってことで買った本だけど、それ以上(?)の価値があった!推しに感謝!ミュージカルは観ていないけど!映画の方は観てみようかな、、どうかな、、 フォークナーしかりサリンジャーしかり今回のフィッツジェラルドしかり、ここらへんのアメリカなんてちっとも好きじゃないのにこの時代の作品に惹かれてしまうのは、やっぱり好きってことなのかなぁ、、

菜穂@mblaq_08252026年4月22日読み終わった本のある暮らし積読家映画版は切ないラブストーリーの印象が強かったのですが、原作はもっと淡々としていて、「人生とは何か」を静かに問いかけてくる作品でした。 身体も精神も逆行し、最後には自分の人生そのものさえ失っていく主人公の姿に、“記憶や自己の喪失”への恐ろしさを感じます。 また、収録作ごとに作風が大きく異なり、「本当に同じ作家なのか」と思うほど多彩。 比較的読みやすく、フィッツジェラルド入門にも良い一冊でした。
橋本吉央@yoshichiha2025年5月26日読んでる表題作「ベンジャミン・バトン」読了。老人として生まれ、歳をとるごとに若返っていく不思議な話。 最後、ベンジャミンは赤ん坊にまで戻り、過去の記憶を微かに思い出しながら意識が曖昧となって終わっていくのだけれど、これはきっと老衰でも同じなのではないかと思う。だけど、赤ん坊となって人生が終わるというプロットによって味わいが違う。 地域の名士であった人物が歳をとって亡くなるなら、家族や親族その他多くの人に囲まれ偲ばれると思うのだけど、若返り子どもとなり赤ん坊となったベンジャミンのそばにいふなは乳母だけ。 子どもは将来を期待され、周囲から愛されるはずであるのに、ベンジャミンは成長ではなく幼児化していくゆえに、周りの人々は彼を置き去りにしていく。人との繋がりを切り離して、人生の終わり方を他にないかたちで孤独に描いていて、心に残る。













