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本棚のすきま
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@maa
子ども3人育てるワンオペ生活に、人文書で一息つくアラフォー母です。思考を深める読書が好き。
  • 2026年8月1日
    青天
    青天
    エモい!!!の一言に尽きる。 2000年代の高校生の青春を詰め込んだような小説だった。 超個人的な感想を言えば、自分も母校が荻窪周辺だったので、出てくる地名や思い浮かぶ風景にもエモさが詰まってた。 アメフト全然分からなくても勢いで読めるしちゃんと面白い、けど、著者がオードリー若林じゃなかったらきっと手に取ってないだろうなぁ
  • 2026年7月31日
    自由より自在に生きるー愉快さと葛藤の哲学ー
    身体知みたいな話がとても興味深かった。 子育てしてると、論理より理性より感覚が大事だなぁって思う瞬間、結構あるから。 あと、贈与するという行為も、子育てしてると感覚として分かりやすい。次の世代に受け渡す感覚というか…単に自分が歳を取っただけかもしれないけど😂 資本主義と対極にあるような贈与行為って、これから大事になっていくような気がしてる。
  • 2026年7月31日
    ブルシット・ジョブ
    ブルシット・ジョブ
    自分の仕事を価値があるものだと思っている人ってどれくらいいるんだろう、、って思いながら読んでました。 ブルシットジョブに関する具体的な事例が続いたかと思いきや、後半にいくにつれて資本主義やジェンダーの話になっていくのが個人的にはアツかったです🔥 衝撃だったのは、創世記が男性の視点で書かれているということと、人間は男には労働、女には出産という罰を神から与えられたという認識、、男からしたら出産は「生産」なんだと… 罰、えぇ、罰かぁ… なぜ?いつから?労働がこんなに尊いものになった?? 問いに対して答えを出すタイプの本ではないから、まだまだ勉強することがたくさんあるなと思いました。読めて良かった◎
  • 2026年7月31日
    文学フリマ物語
    文学フリマ物語
    やっぱり、何かを作る行為って、いいよね!ってシンプルにそう思えた。 文学フリマに関わる人たちへの取材をベースに、その歴史や文学とは、これからの出版業界とは…みたいに話が広がっていく。 本は売れないし書店は無くなるし、出発業界も先細り…みたいなニュースが多いなか、人がいる限り文字も文学も創作活動も無くならないだろうし、今とは形は違ってもきっとずっと続いていくんだろうなって希望が持てた。
  • 2026年7月31日
    LEAN IN(リーン・イン)
    LEAN IN(リーン・イン)
    これを読んで考えたことはたくさんあるけど、最後の「女性よ、大志を抱こう」の一言に尽きると思った。 かつての女性解放運動は、女性に選択肢を与えること、そしてその選択肢を、罪悪感で悩まずに選択できるようにするためのものだったはず。だとしたら、まだまだまだまだ…道半ばだよね。SNS上で散見されるような、ワー専で争ってる場合じゃないのよ。 そして娘も息子もいる自分にとっては、それぞれの接し方に無意識にジェンダー観が反映されてることに気づいてちょっと苦しくなる時があった。息子の方が主張が激しくて娘の方が遠慮がちなのは単に性格だと思っていたけど、そうか、社会的な圧力の可能性もあるか…難しいな… この本がアメリカで10年以上前に書かれていて、今の日本の状況にビタッとハマる感覚があるというのは、やっぱり日本は後追いしてるというか…まだまだ課題はたくさんあるんだなと思い知らされる。 どうでもいいけど、著者がFacebookの人だからザッカーバーグが文中にめちゃくちゃ出てきて、しかもやたら親身で寄り添ってくれる描写があるからうっかりザッカーバーグが好きになりそうです…😂
  • 2026年7月31日
    歩くと心が軽くなるのはなぜか
    タイトルをパッと見て、気軽な気持ちで手に取ったのに、思ったよりもずっと心理学的アプローチについての本で面食らってしまった(副題ちゃんと見てなかった😂 受験生の我が子が、最近、散歩をするようになって。目的もなくただ歩くなんて私には考えられないからずっと不思議だったんだけど、この本を読んで、子どもの気持ちがちょっと分かった…かな?いや、分かったような気になってるだけかもしれないけど。情報過多な世界と、そこから離れた自分自身とのあいだを行ったり来たりしているのかもしれないな。 散歩をしながら何かを見て、聞いて、感じて、考える…確かにこれは、AIには出来ないね。AIに仕事をしてもらうようになったら、案外人間はのんびり散歩して暮らすようになるのかも。 全然違うジャンルの本が読みたいと思ってタイトルだけ見て読み始めたのに、読み終わる頃にはちゃんと「今読めて良かった」ってなるから不思議。
  • 2026年7月23日
    キリスト教ナショナリズム
    キリスト教ナショナリズム
    私にはとにかく難しかった…! 対談形式なので読みやすいけど、アメリカの歴史やキリスト教へのスタンスといった背景知識がないから正直何度も途中でわけ分からんくなりました… 世界の警察であることや世界を救うことにくたびれたとか、リベラル疲れが起こっているとか、そんなことの結果としてトランプ大統領が出てきたのだとしたら、確かに納得はできる…かな 改めて、アメリカという国を考えるとき、歴史や政治はもちろんだけど、宗教も絶対に欠かせないファクターだなと感じた 異性愛者で白人で母語が英語の人は、自らの信仰を批判的に見つめる視点を持ちにくいというのが、なんか翻訳界隈でもそんな話があったような…。マジョリティすぎると自国を外から見る経験は少ないのかも。もしかしてメタ認知が弱い…? 朝井リョウのインザメガチャーチともリンクする箇所があったりして、個人的にはすごく難しいけどすごく興味深く読めた一冊でした。もっと背景を勉強しよう…!!
  • 2026年7月19日
    クー・クラックス・クラン(827)
    クークラックスクラン…大学時代にアメリカ史の授業でやったなぁと単純に懐かしいって気持ちだけでタイトル買いしたんだけど。 KKKの歴史や内情や実態に触れつつ、結局それが組織され拡大した原動力は、社会の変化に直面したときに人々が抱える不安や不満だったという。 グローバル化、排外主義、ナショナリズム、、等々、現代社会も抱える問題を映し出していたりして、なんというか、、歴史って構造的に見ると再現性があるというか、同じようなことをループしてるよね。 アメリカは歴史が浅いとか中世がないとか言われるけど(それこそが西洋中心主義のものの見方そのもので、とんでもないなと思うけど)、今に至る過程を辿ると、物凄いよね…日本もグローバル化についていく(?)なら語学の勉強も大事だけど、他国の歴史はほんと真面目にやった方がいいと思う。自戒を込めて。そんな風に思わされる一冊だった。
  • 2026年7月19日
    存在しない女たち
    存在しない女たち
    SNSで見かけて気になり読んでみた! なんというか…この手の本はいくつも読んできたけど、毎回読むたびに新鮮に暗澹たる気持ちになるな…という感想。 普遍的な人間=男性、という前提で世の中が、社会が設計されているというのは、最近そうだよなぁ、、と思わされることが多い。というかSNSにそういった議論が多く見られるようになってきた。単純に世界の人口の半分は女性なんだから、もっと生きやすくなっても良いのにね。物凄い機会損失…社会損失?だと思う。 個人的に、私は毎日子ども達の送迎やら何やらで細々と街中を蜘蛛の巣状に移動してるんだけど、それにトリップチェインという、ちゃんとした名前が付いていることに感動してしまった!!!一つ一つは大した用事じゃなくても、チリツモで地味に時間と労力を取られるの…ママ友とよくこういう愚痴を言い合うけど、ケア労働を担う人あるあるなんだな。 この手の本は、女性はもちろん、男性にこそ読んで欲しいなと思う。けど、夫にすすめても「なんか攻撃的な本が多いよね」とか言われる、、おい、そういうとこだぞ!!!!?? はぁ。どこから手をつけたら良いのやらだよね本当に、、、
  • 2026年7月8日
    英米文学のわからない言葉
    どの項も楽しく読みました。 「外套」は確かに、私が今まで読んだどの作品にも出てきた気がする〜!! 英米文学あるある話に軽妙な語り口で、時折クスッと笑える。エッセイとして軽く読むのにちょうどいい📖 気になる人はネットで調べて下さい的な締めが多かったので、素直にスマホ片手に検索しながら読みましたよ。イギリスの食のアンテナって独特よねぇ… サマセット・モームを読んでみたくなりました◎
  • 2026年7月8日
    夏帆
    夏帆
    なんと初、村上春樹! 私にとっては「サリンジャーの翻訳者」だけど… どんな世界を見せてもらえるのか、楽しみです!
  • 2026年7月4日
    罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法
    読了! 管理職である夫が、カバーをかけてタイトルが分からないようにして職場で回し読みしていた本😂 私自身は管理職でもないどころか働いてすらいないので、まぁ〜やっぱりプレイヤーとマネージャーって全然違うのねぇ〜って思いながら読んでいたけど。 後半にいくにつれて、あれ、これって思春期以降の子育ても同じよな…?!って思うように。 人の話に耳を傾ける、とか。 自分のやってきたことを次の世代に渡す、とか。 短期的ではなく、長期的な視点で考える、とか。 マイクロマネジメントしない、とか。 「人を育てる」っていうのは、家の中であっても会社の中であっても、あまり変わらないのかもね。
  • 2026年6月30日
    社会
    社会
    読了! 社会について考えることは、この世界を丸ごと考えること。みんな気軽に社会社会というけれど、じゃあ社会って一体何なのか。人間の集まり?そもそも人間って何?言語?言語って何??みたいな、本当に0から社会を考えていく本。 ヴィトゲンシュタイン、ヴェーバー、ホッブズ、ソシュール、マルクス、モース等々、なんかもう色々とオールスター!!って感じでめっちゃ名前が出てくる。これを比較的スッと読めたのは、分からないなりに資本主義や歴史の勉強を続けてきたおかげかなぁ。この辺りの基礎知識がないと序盤〜中盤はキツイかも。普通に難解! しかし!とにかく!終盤の歴史の項が素晴らしすぎる!!!!泣いた。近代を相対化すること、近代がどんな条件で組み立てられているか、その条件が換わったらとわんな社会が出来るのかを考えること…それこそが、「歴史を勉強する意味」そのものだなと思った。 歴史を勉強してると、今の社会が本当に本当にほんっっっとうに、偶然に偶然を重ねて、特殊な歴史的条件のもとで、特殊な文明の伝統のもとで成立したにすぎないということを思い知らされるから…! 世の中は人文知や社会学を軽視しすぎているし、教育に対して必要な投資が全然できてないと感じる。本書の「マルクスやヴェーバーがやろうとした、続きをやるのだ」という一文に涙してしまったけど、本当に、こういう本がもっと出てきて欲しいし、もっともっと読まれて欲しい。
  • 2026年6月22日
    人類の終着点
    人類の終着点
    読了! なんとなく、今までの西洋を中心とした世界秩序が終わる、とまではいかないまでも確実に変わっていくんだろうな、とうっすら思っていたのをパキッと言語化してくれたような本。 インタビュー、対談鼎談形式なので読みやすい。それぞれの立場や研究分野によって現状認識がみんな違っていて興味深い。エマニュエルトッドの歴史認識と解釈はやっぱり独特な気がして不思議だけど、同時に納得もしてしまう。 マルクスガブリエルは、著書を読んだ時は難しくてあまり論理的でない印象を持ったけど、こちらの本では至極真っ当なことを言っていると感じた。 2023年の本とはいえ、現代の社会変化のスピードが早すぎてたった3年前の本ですら古く感じてしまう恐ろしさ。未来からの答え合わせ的に読むのも面白いけど。 それにしても全編通してインタビュアーさん(って言うのか?)が素晴らしい!!!どの質問も的確で、相手をリスペクトしているのがよく伝わってきた。相当事前準備したんじゃないかな、、 ちなみにこれ、夫が買った本かと思ったら、自分が買った本だった。記憶にない、、やばい!
  • 2026年6月17日
    小説のように家を建てる
    読了! 人が家づくりの時に経験するであろう悲喜交々が全て詰まっていると言っても過言ではない、読み応えたっぷりのエッセイ。文体にかなり癖があるというか、「全部資本主義のせいっ」みたいな思想がぎゅんぎゅん伝わってくるのでそういう部分の好みは分かれそうだけど、私はとても楽しく読めました◎ インスタやXの家アカよろしく「やって良かったこと」「後悔ポイント」などかなり具体的に書かれているので、これから家を建てる人は参考になるだろうし、もう建て終わった人もあるある大共感出来ると思います。 家づくりって、本当に選択の連続。一大プロジェクトだよねぇ、、と改めて。そして多分、どのお家にもこういう一冊の本にできるようなストーリーがあるんだと思う。 それにしても、斎藤幸平の本を読んで高気密高断熱の家にたどり着くのは笑ってしまった😂そういうルートもあるのか、、!!確かに脱炭素や持続可能な建材って住宅業界でも大事だけど!
  • 2026年6月17日
    自由と繁栄の弧
    図書館で借りたんだけど、読んであまりにも感銘を受けて後から自分で買い直しました。個人的に、もっと早く読みたかったオブザイヤー。 麻生さんって最近はやれ朝食が豪華だとかやれスーツがお洒落だとかで話題になってるイメージだけど、そんなことよりもまず麻生太郎の国家観、人となりが分かるこの本を読んで欲しい。 外交とは日本人が世界で幸せに誇りを持って生きていけるようにすることであり、海外への支援も「情けは他人のためならず」で長期的なスパンで考えて日本の利益のためにやっていることであると。言葉こそ外交の武器であると。 自分が大人になって、町内会やPTAの活動に参加して初めて「こんなにたくさんの集まりが…」「いろんな人に支えてもらっている…」と気づくことがあったように、この国もものすごくたくさんの人や物や関わりで支えられている、、と、気付かされた。外務大臣の、外務省の、国家間の、なんと会合や会議や組合や機関の多いこと。そしてその事実を、きっと多くの国民は知らないであろうこと。 こんな長期的に、俯瞰的に国や世界を見ることができるなんて、すごい人だなと思った。そしてやっぱり日本には、ビジョンが必要だなと思う。どんな日本でありたいか。ああ、言葉にするのが難しいな、、
  • 2026年6月14日
    倫理的野心を持て あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章
    買いました!今までの自分の読書傾向からして、絶対に買うべきだと思った本です。
  • 2026年6月9日
    ホッブズ
    ホッブズ
    読了! ホッブズの著書への内容は最低限で、主にホッブズの生涯とその思想を時代背景とともに論じた一冊だった。 リヴァイアサンについて知りたかったのでちょっと肩透かし感あったけど、第五章の「近代政治思想上におけるホッブズの意義」がすごく興味深くて面白かった。英仏と日独の違いをこんな角度から論じることができるのか、、 ホッブズ、ロック、ルソーの時代の流れと思想のバトンは鳥肌立つ。国づくりってやっぱり、哲学が必要なんじゃないかなと思える。そして一世一代で語られるような短期的なことではないなと。そして歴史上「市民革命」が一度もなかった日本は、民主主義の捉え方がちょっと違うなと思うことがある。 ということで、次はロックやルソーを読みたくなっているのでした。本丸(?)のリヴァイアサンも読みたいね。読めるかなぁ、、
  • 2026年6月8日
    ハングルへの旅 新装版
    読了! 素晴らしいエッセイだった!! 私も一応(本当に一応)韓国語学習者なので、他人の「韓国語を学ぶようになった動機」を知るのが楽しくて楽しくて。そんな話がたくさん出てきて、ひとの人生、をすごく感じることができる一冊。 あとはやっぱり私たち日本人にとって韓国語というのが他の外国語よりもセンシティブなんだなっていうのが、じわじわしみじみと分かる。これが書かれた当時、韓国語学習者は「あまりにも少数派」だったということで、、現代のこの第何次か分からない韓国ブームを著者が見たらどう思うのだろう、と。KPOPの台頭で、今や若者世代も全然ハングル読めるし喋れるもんね。時代の変化ってすごい。 私は推しの話す言葉を分かるようになりたくて勉強を始めたという、まぁよくあるパターンだけど、勉強していくうちにこれは単に言葉を学んでいるのではなく、彼らの文化や哲学、思考のフレームワークを学んでいるんだなって気づいて、その果てしなさにクラクラしちゃったのを覚えてる。本書に出てくる韓国語は全部理解できたから、私もちょっとは勉強出来てる、かな?そうだといいな。
  • 2026年6月6日
    動物農場〔新訳版〕
    動物農場〔新訳版〕
    読了! やっぱりオーウェルは天才だ、、1984を読んだ時も思ったけど。 時代が違ってもこの話をスッと理解できるということは、ホモサピエンスの世界における権力の構造って基本的には変わらないんだろうな。戒律がどんどん改変されていくの、怖過ぎるんだけど、現実にもこういうこと全然あるだろうなっていうのが簡単に想像できるからこその怖さでもある。 表紙に描かれているのはナポレオンなのかスノーボールなのか、、 なぜか読んでる途中に「アルジャーノンに花束を」を思い出した。 どうしても山形訳で読みたかったので、書店探し回って買いました。巻末の訳者あとがきも素晴らしい✨大好きな翻訳家さんです
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