誠実な詐欺師
39件の記録
Rica@rica_bibliotheca2026年7月21日読み終わった再読中『急に具合が悪くなる』(映画の方)から考え続けていたことを、この小説を通してまた提示された気がしている(尊重と尊厳について). もう一度最初から.


さや@saya_shoten2026年7月20日買った@ こもれび書房読書会で ムーミン谷の彗星を読んだ事も影響して、 薄らトーべに関心を持つようになった。 トーべの自伝的映画も観て、 日本のムーミンのアニメのイメージ とは違った時代背景や生き様が魅力的だった。 この本も自伝的らしい… 冒頭を少し読んで なんとなく気になって買った!
バスティ@kamecave2026年7月18日読み終わったもしかして傑作なのでは。雪に閉ざされた屋敷で、トーベを思わせる女主人に仕掛けられた駆け引きが良質のサスペンスを思わせるし、登場人物たちのアイデンティティが相互作用で崩れていく描写も良い。長い時間をかけて築いた壁の向こうに、新しい自分への希望も少しだけ感じたりする。
汐見@siomi2509272026年4月21日読み終わったトーベ・ヤンソンの小説。 素っ気ない文体が良い。北欧の海辺の村の風景を想像しながら読んだ。 親切や善意とはまた異なる、「誠実」について考えさせられる。 矜持を持つ人は憎み難い。 計算能力が高く不愛想な若い女性カトリと、裕福でお人好しな老婦人アンナ。あらゆる面で正反対な二人の女性が出会い、それぞれが持っていた指針に揺らぎや混乱が生じる。静かな水面に投げられた小石の波紋のように感じた。 他者と出会うことで互いに生じる影響。混乱のさなかにいる二人は苦しそうだったけど、収まった後には台風一過のような心地で、以前とは少し異なる見方のできる自分がいる。それが無ければ人生はつまらないかもなあと思った。 読書会の課題本に向いてそう。





ツキミ姫@mq2026年1月29日読み終わった読了。全然心やさしい物語じゃなかった!終始緊張感があって、アイデンティティがぶつかり合って壊れる物語だった、ダハハ! 物語の構成と感触だけ憶えていても大体忘れて初読のように読む、のはわたしの長所ということにしよう。 トーベ・ヤンソンの、余分を削ぎ落とされた端正な文体(この場合は翻訳者の力ももちろんある。冨原眞弓氏のほぼ新訳に近いくらいの改訳)そして主人公のひとりカトリの奇妙なばかりに誠実であろうとするさまを読みながらなぜか森茉莉を思い出していた…なぜ…(冗長さのなさによる?)(モイラのまったく他人をかえりみない怠惰さと欲望をまったく余分のない文体で描ききる森茉莉がヤンソンと重なったのかな??) 物語は雪解けの日で終わる。ちょうどいい季節の読書になった。一昨日の誕生日にきれいな栞をもらった、その写真も一緒に。


ツキミ姫@mq2026年1月23日読み始めた再読中とんがりモミの木の郷読み終わって、なんだかこのまま心がやさしくなるようなもの読みたくって、チェホフの子どものやつと迷ってこちらにした。15年ぶりくらいだ。 追記1/25 勝手に心やさしいものと思っていたけど(や、最後は確か心温まる感じもあったと思うけど…)そういえばそうでもなかったんだった。カトリの解像度は当時よりグッと上がったな。 追記1/27(誕生日の朝です)〈「服従する。そう、あなたは服従のなんたるかを知らない。服従するとは、だれかを信頼できると信じて、道理にかなった命令に従うことです。それは安堵です。」〉以前読んだときにくっきりと耳折をしている。これは作品の中で反語的に使われてると思うんだけど… でも真理だと思って座右の銘にしてる。
umi 🪿@um_book_2025年3月7日かつて読んだ“この寒さではボード造りの作業場での仕事もできない。村びとは朝寝坊をきめこむ。もはや朝もこないのだ。まっさらな雪の下、村は音もなく横たわる。”












































