誠実な詐欺師
18件の記録
ツキミ姫@mq2026年1月29日読み終わった読了。全然心やさしい物語じゃなかった!終始緊張感があって、アイデンティティがぶつかり合って壊れる物語だった、ダハハ! 物語の構成と感触だけ憶えていても大体忘れて初読のように読む、のはわたしの長所ということにしよう。 トーベ・ヤンソンの、余分を削ぎ落とされた端正な文体(この場合は翻訳者の力ももちろんある。冨原眞弓氏のほぼ新訳に近いくらいの改訳)そして主人公のひとりカトリの奇妙なばかりに誠実であろうとするさまを読みながらなぜか森茉莉を思い出していた…なぜ…(冗長さのなさによる?)(モイラのまったく他人をかえりみない怠惰さと欲望をまったく余分のない文体で描ききる森茉莉がヤンソンと重なったのかな??) 物語は雪解けの日で終わる。ちょうどいい季節の読書になった。一昨日の誕生日にきれいな栞をもらった、その写真も一緒に。


ツキミ姫@mq2026年1月23日読み始めた再読中とんがりモミの木の郷読み終わって、なんだかこのまま心がやさしくなるようなもの読みたくって、チェホフの子どものやつと迷ってこちらにした。15年ぶりくらいだ。 追記1/25 勝手に心やさしいものと思っていたけど(や、最後は確か心温まる感じもあったと思うけど…)そういえばそうでもなかったんだった。カトリの解像度は当時よりグッと上がったな。 追記1/27(誕生日の朝です)〈「服従する。そう、あなたは服従のなんたるかを知らない。服従するとは、だれかを信頼できると信じて、道理にかなった命令に従うことです。それは安堵です。」〉以前読んだときにくっきりと耳折をしている。これは作品の中で反語的に使われてると思うんだけど… でも真理だと思って座右の銘にしてる。
umi 🪿@um_book_2025年3月7日かつて読んだ“この寒さではボード造りの作業場での仕事もできない。村びとは朝寝坊をきめこむ。もはや朝もこないのだ。まっさらな雪の下、村は音もなく横たわる。”

















