こころ

24件の記録
茜@dancetek2026年9月5日読み終わった登場人物のこころが誰一人交わっていない。それぞれが個々の存在で、外側の交わりはあるのに内側の交わりがない。なんとも言えない淋しいお話で、この孤独な余韻が時代を超えて評価される要因なのかなぁと思った。 ただ正直なところ、今で言うニートと呼ばれる人達がだらだらと暮らし、うだうだと悩み続ける姿に共感を持てるかと言われれば否で、ちょっとドライな目で俯瞰して見てしまう自分もいた。

彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日*読書で見つけた「読書(する人)」* 《小勢な人数には広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私は行李を解いて書物を繙き始めた。何故か私は気が落ち付かなかった。あの目眩るしい東京の下宿の二階で、遠く走る電車の音を耳にしながら、頁を一枚々々にまくって行く方が、気に張があって心持よく勉強が出来た。》 — 夏目漱石著『こころ』(2016年2月第131刷、岩波文庫)






















