ファットガールをめぐる13の物語
22件の記録
DN/HP@DN_HP2025年11月1日かつて読んだarchive「小説のようにストーリーを追って聴きたいラップ・ミュージックというのがあるけれど、この翻訳、文章はラップ・ミュージックのフロウを楽しむようにも読みたい。」というのは、別の大好きな小説について書いた文章だけど、その小説を訳していた翻訳者が共訳しているこの小説の翻訳も同じようにとても素晴らしかった。物語のなかで流れる音楽にラップ・ミュージックはないし、登場人物たちも好きじゃなさそうだけど、やっぱりそんなふうに読みたいと思った。首が振れる翻訳とフロウ。世界と自分、自分と世界、それに自分と自分。その間にある拭いきれない「居心地の悪さ」、そんなコンセプトで作られた13曲入りのアルバム。という例えがあっているか分からないけれど、そんな想像をしながら読み進めていくのもしっくりきていたりもして。通して読んだ後にはまたお気に入りの一編を繰り返しリピートすると思う、これもそんな一冊になりました。
波@kasa_292025年9月23日読み終わった読み進めるにつれ、自分の中でうまく言語化できなかったもの(ボディイメージについて、他者との性的な接触について)の固まった思考が解けるような痛みがあった。 エリザベスが心ではNOをいいながら流され続ける様はすごく共感してしまった。 ボディ・ポジティブ、ルッキズムをいま一度考えたい。自分の身体について、そこに付随する事柄についても。


oyui@ii33_2025年3月5日かつて読んだまた読みたい・自分が自分をどう思うか、セルフイメージの話な感じだった ・体型のことだけじゃなくて、性格とか、人づきあいとか、そういうあらゆること、自分を許せないから、相手を憎んだり憐れんだり見下したりする、そういう気持ちは相手に伝わって、自分に返ってくる、それで、やっぱりそうじゃんって自分をどんどん許せなくなる、嫌いになる、そんな感じ ・自分がそこにいちゃだめな感じ、誰からもそう言われてないのに、周りで起きる出来事をいろんな風にわるく捉えて、もろくなって、居心地が悪くなる、自分で自分を閉じ込めて苦しくなってる、そういう女の子の話だし、私もその1人だなっておもう




























