わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い

13件の記録
- くりこ@kurikomone2025年8月16日まだ読んでるp.91から どうやら著者は反ポルノのフェミニストのよう。もちろんポルノに女性の抑圧を助長するものがたくさんあるのは知っているのだけど、テーマである「沈黙させられている」のはセックスワーカー当事者も含まれる。周縁化されてるセックスワーカーの権利にふれず、ポルノの危険性だけ取り上げてしまうと最近話題になっている買春処罰化のようにセックスワーカーをより危険に晒す議論に流れてしまう
- くりこ@kurikomone2025年8月16日p.39 ベルフックスのことば 家父長制が最初に男性に要求する暴力行為は、女性に対するものではない。そうではなく、家父長制はすべての男性に心理的な自傷行為にいそしむことを求め、みずからの感情的な部分を抹殺することを求める。感情を抑え込むことがうまくできない男性がいると、家父長的な男性たちが代わって権力の儀礼を執り行い、彼の自尊心を傷つけるだろう。
- 珪乃冬@keinofuyu2025年7月23日読み終わった“これはフェミニストの本だが、女性の経験だけではなく、私たちみなの経験について語るものだ。男性、女性、子ども、そしてジェンダーの二項対立と境界に挑戦する人たちの。”(p.007)
- socotsu@shelf_soya2025年6月22日"女性というカテゴリーは、階級、人種、貧困や富といった多くの別の道路と交差する大通りのようなものだ。この大通りを歩くことはほかの道路にも分け入っていくことであり、沈黙の都市における重要な街路や経路がひとつきりなんてことは決してない。現在、男女のカテゴリーを疑うことは有用だが、ミソジニーの根底にはこれらのカテゴリーが実在するという盲信(あるいは、しかるべき性役割を実践することでカテゴリーを強化しようという試み)があると覚えておくこともまた役に立つ。" p.34