ネガティヴ・ケイパビリティで生きる
142件の記録
青甲羅@ao_coke2026年6月23日読み終わったTwitterをやめて、色んな友達と会って話す頻度が増えて、このタイミングで読めてよかった。インターネットでの己の振る舞いをやっと俯瞰して見られている気がする。 現代がなめらかに発話することを促される環境だというのは確かにそうで、会社で働いているともうそれがスタンダードで、望ましい能力とされている。私もすごく内面化している価値観だ。人前で話すのも苦手ではないから、褒められる要素になりがちだし。 だから、特定の話題についての自分の考えを伝えるとき、それがプライベートな場だとしても、話がまとまらないと「ちゃんと伝えられなかったな」と後悔することがある。滑らかにに話さなければ舐められるとも思っているから、理路整然と話さねば、と思いがちだ。 でも実際、だらだら話して話題があちこち行く中でやっと出た言葉がしっくりきたりするし、その方が私の心も穏やかだ。プライベートってそうあっていいはずだよな。 最後の方で言われていた、「そこでしかありえない言葉遣いを話すようになる関係性を持つ楽しさ」って、私が他人と暮らすことに見出している面白さにとても近い。 一方で、インターネットで面白いとされていることを会話の中で再現されることへ私が感じる忌避感はこの裏返しで、これは言葉が私に向けられている感じがしないのが嫌なんだろうな。誰でも笑える、誰が相手でもいい言葉だと、私とあなた特有の面白が生まれる余地が少なくて、寂しいと思う。


ピノシキ@kuma142026年6月13日読み終わった即断即決を良しとするビジネス沼にハマっていた自分には雷に打たれた感覚だった。でも、分からないことをそのまま飲み込まず、咀嚼し続けることってとても大事で、時には議論して意見を交わしながら少しずつ咀嚼していくことが大事なのかなと思った。 個人的には和解や合意に至るためにいったん疲れないといけないという話が、あるある!と共感できた。
乖離@karu2026年5月31日読み終わった若き哲学者、公共政策学者たち三名が「陰謀論とナラティヴ」「アテンションエコノミー」「徳とプライバシー」というテーマで重ねた対話の記録。 最近は本を読むときに気になった部分や引っかかった部分に付箋を貼るようにしてみている。本書を読みおわって、この感想を書くために付箋部を読み返してみると、自分の関心が学生時代から意外と変わってないかもということに気づいた。 「言葉とアイデンティティ」「公私と共」「物語」 私に固有ではなく広く関心を集めるテーマだからこうして本になっているのかもしれないけれど、社会に出て過ぎ去ってしまったと思っていた過去の私がまだ存在していると感じられて嬉しい読書だった。 そもそも社会人になって変わってしまった、と最も感じるのは、社内や商談の場のための言葉遣いを学生時代からの友人の前でしてしまったとき。 あ〜昔の私ならこの子と話すときに、こんな単語使わなかったのに無意識に言っちゃった……が頻発すると落ち込む。 本書でも度々、身にまとう役割やアイデンティティによって変わる言葉遣いについても言及がある。 p.59 先に紹介した定量的なヘイトスピーチの研究から見えるのは、何か根拠があって思考を進めている(=推論している)というより、ある言葉を選ぶことで敵味方の陣営分けをするみたいな図式なんですよ。だから、陰謀論者は自分の推論を明らかな形で見せることもないので、一つ一つの主張とその理由のステップを確認する余地がなくなっちゃう。つまり、そこにはコミュニケーションの取っ掛かりがないわけです。 p.182 わかりやすいストーリーに回収するような熟語、定型化されたパターンに回収されそうな言葉を禁止する。前回の「ナラティヴ」みたいな話ですけど、「ああ、そういうことね」という手近な理解に回収させないように、特定の語彙をさせないようにすることで、自分自身の自己理解自体もたぶん変わってきますもんね。 これに対して、対談者の上間さんが切り込んで、「言葉を禁じると何が残りますか」と言ったら、「それはね、うーん、比喩ですね。そう比喩の豊かさです」と言ってたんですよ。 p.200 「変にすれた人間にならない方がいいよ」という話をよくするんです。新しくビジネスのインサイダーになるときに、新しい言葉通いやスキルを身につけて、既存の感覚を上書きしてしまうのではなくて、何かに出くわしたときの然とした感覚とか、何かのタイミングで 「え、こんなことしちゃってんの、この人たち」と驚いたこととか、そういうことを温存して、 その違和感を適切に表現する人の方が、かえって組織や企業にとって有益なビジネスパーソンたりうるんです。 ネガティヴ・ケイパビリティって結局なんだ? 今いまそれを受け入れられるだけの度量が社会にあるのか? とか思いつつ、この消極的な能力に必要性と魅力を感じるのは事実なので個人的なレベルで実践してみたり、できなかったりを積み重ねていきたいと思います。 業界人にならない。公私のアイデンティティを引きつけすぎない。公私の間の共の部分を作り出す。 うーん、やっぱまだあんま自信ないや!
- ちか@poco_a_poco2026年5月19日借りてきた学び!三回目の対話 6章7章は飛ばして、8章最後の自分を振り返る目としてのネガティヴ・ケイパビリティを読んだ。 多角的な捉え方、考え方。結論のない会話。 だから何?と言われるかも知れないけれど、私はそれを知っていると知らないのでは違いがあると思う。これを共有できる人と一緒にいたい。

ねこた@nekotas2026年5月19日読み終わった今年読んだ中でベストヒット賞(話題になっている頃に読めなかった)。 「なにが正しい、正しくない」と決めがちな昨今において 「物事を保留にしておく技術」は非常〜に大切だなと思った…のと もし争った場合はお互いが疲れた時に和解は訪れる(手元になくニュアンスで申し訳)的なところ、 かなり衝撃が走った……… 図書館で借りたものの欲しい!と思いましたが 今年出る補講つきの方を購入したいなと思い候 (なお自分用記録メモとして:本当は別の日に読んだけれども思い出せないので今日にしておく())


- もい@ktkt2026年5月2日読み終わったアテンションエコノミーに呑み込まれて何でも意見しそうになるが、その必要性は検討されるべきであるという話。SNS上の党派性の高いコミュニケーションを行う人たちが、著名人を細かい発言でポジションを固定していく様について考える。本来的に人間の関係性の構築は、曖昧な会話や場の雰囲気で積み上がっていくものだと思うから、俺はあまり断罪する気になれない、とか思った。これしたからアウトです、と言い始めるとどんどん自分も追い込まれてしまうというか。 単純な線引きや基準では陰謀論を一掃できない厄介さ。弱者性を争うゲームに入り込まないように、自分の立場や境遇を客観的に見るようにしたい。公共的なものの背後にあるプライバシー、それを守るための空間や関係性について。
- 本はこ@822025年12月31日読んでる読み終わった本屋さんでジャケ買いした1冊 即物的な解決策は何も書いていないけれど、即物的にならないようにするためのいろいろが書かれている本。 最終的に答えが出るわけではなく、この本を読んだ上で自分で考え続けることが必要
ひろこ@hiloco2025年10月30日読んでる@ 電車いま通勤中に読んでるこの本、まだ読み途中だけどむーちゃくちゃおもしろい。本に顔をめりこませて読んでる(単にド近眼なだけかも)。 それ。まさにそれなんですわ……とぐむぐむ頷きながら読み、その言説に自分がすっかり納得して満足していると、本の中の3人は「でも、それだけじゃないよね」と別の側面や関連話題を挙げて議論をつづけていく。そこで「あっ、さっきの自分、最初の話ですべてわかった気になって気持ちよくなってた……」と気づいて引き戻される。気になっていたことの背景が簡単にわかる気持ちよさ、陰謀論にハマるしくみはこれかとゾクっとした。 ネガティヴ・ケイパビリティ="謎や 不可解な物事、問題に直面したときに、簡単に解決したり、安易に納得したりしない能力"。危うさが加速していく今、南無妙法蓮華経とすがるように読んでいる。


sayo@sayo_6002025年10月23日読み終わった「スマホ時代の哲学」が刺さった方におすすめ。 序章で「『思考の共犯者』というアイデアの元始まった三人の対談本」という旨が書かれているが、読者にとってこの本が「思考の共犯者」となりうるような面白さのある本だった。 読者の関心に応じて、「今の自分だから響く金言」や「思考のヒントになるキーワード」が散りばめられているような本。考え事が好きな方は読んでいてとても楽しいはず。


停好@ODAQ2025年6月10日読み終わった第3章からのアテンションエコノミーの話から、人は一つ一つ検討して決断する手間は避け信頼したブランドを選ぶというのは、確かに、と納得した。 第8章のイベントとエピソードの対比(いつでもどこでも誰とでも成立する言葉かその人とだから成立する言葉か)も面白かった。



停好@ODAQ2025年6月1日読んでる第2章まで。思考する共犯者、物語の誤謬、私たちの疲労といったワードが新鮮で、なるほどなぁと思った。 ネガティヴ・ケイパビリティの実践について、章ごとに出る結論が、聞く(鷲田清一)とか一緒に疲労する(ビョンチョル・ハン)とか、時間がかかるし面倒だがこの手間を捨てないのが大事なんだろうな




ふるえ@furu_furu2024年4月18日借りてきたちょうどこの前聞いていた超相対性理論の話と重なっていて、自分の思考は結果にすぐ結びつけたがるからそれを我慢して、論理と自分の感情とか経験を辛抱強く結果を待つという姿勢も大事だよなと思う。 陰謀論の思考についての話も面白かった。






















































































































