「食べる＝生きる」をコンセプトに、ギャング・兵士・難民・出所者・貧困層などの世界各地の危険な場所・危険な仕事をして生きる人物のもとへディレクターが赴いて密着取材を行い、彼らがどんな食事をして生きているかを伝える、だって。 読みたい気持ちしかない。

世界中の危険な場所で危険な人と会ってその人が何を食べているか見せてもらう。この揺るがない目的のために、まさに命を燃やして書いた本。優勝。

何回でも読める。

テレビ番組の方をちょこちょことよく見ていて、それはたいへん興味をそそられたので購入。 世界のご飯というと、どうしてもきれいな、表向きなソレを紹介されるし、こちらもそういうものを求めがち、なのだが、ひとつ視点を変えると、そこにも国の文化が息づいているのだ…ということを気付かされる。