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@ino_to_iimasu
アラサー会社員です。
  • 2026年10月8日
    星の王子さま
    星の王子さま
    買ってから長らく放置してしまっていた。いざ読んでみたら、どうも説教臭く感じてしまうのは、たぶん「星の王子さまから幸せを学ぶ」的なまとめ記事とか解説?本を目にしたからかもしれない。良くないな〜。でも「懐かせろ!」みたいな感じに迫ってくるきつねの話とか、いいな〜と感じるシーンもたくさんあった。何となくセリフが『からくりサーカス』っぽくある。いやそうか?
  • 2026年10月4日
    今こそルソーを読み直す (生活人新書)
    笑っちゃうぐらい分からなかった~~! そもそも「ルソーって何か名前だけ知ってるけどマジで何した人だっけ」ってレベルで読むのはさすがに無謀すぎたかもしれない。けどそれでも、私個人の自由を重視する「自由主義」と私たち全員参加で決めることを原則とする「民主主義」の違いだとか、他者との純粋な交わり(「透明なコミュニケーション」)への憧れ(なんかエヴァの人類補完計画っぽいなとか思ったり)とか、分からないなりに「ふ~~ん」となるところはあった。けど「ふ~~ん???」域を出ない程度・・。さすがにちょっと意味わからなさすぎたので、漫画で読む的な、とことんハードル下げた本も読んでおこう・・。
  • 2026年10月4日
    注文の多い料理店 (角川文庫)
    超有名な『注文の多い料理店』もちゃんと読んだことがなかったので読んでみたら、やっぱり良い。そして他の短編作品は予想通り難しいというか・・上手く想像ができない・・んだけど、何か美しいというか・・。そういう楽しみ方でいいんだよねきっと。 解説の「それまでの童話はあくまで主人公は人間で、人間中心の“天動説”だった。ところが宮沢賢治の動揺は“地動説”。自然と対峙したり、支配するほど人間は偉大でも、飛び抜けた存在として描かれていない。日本の文壇におけるコペルニクスの出現」という一文で、宮沢賢治のすごさが分かる(さすがにそれは言い過ぎじゃない・・? とも思うけど)。
  • 2026年9月29日
    ドン・キホーテ 後篇3
    ドン・キホーテ 後篇3
    ついに読み終わった……! 前編(1)から始めて、ここ半年くらいずっと読んでた気がするので読み終えた時の寂しさもひとしお。解説にもあったけど、ここまで読んだらみんなドン・キホーテのことを好きになっちゃうのが本当に不思議。最初は「なんだこいつやばすぎ……」「ずっと恋バナか喧嘩してない?」としか思ってなかったけど、特に後半はドン・キホーテの「よいかなサンチョ」を心待ちにしてる自分がいた。というか、正直最初っから最後までずっとアルピーにしか見えなかった(もちろんドン・キホーテが平子っち、サンチョがチャンサカ)。 騎士道物語、フィクションを信じすぎて狂ったドン・キホーテの風刺で「文学は現実においては力を持ち得ない」という強烈なメッセージを訴えつつも、一方で高潔な騎士道精神を否定しているわけではない。「ドン・キホーテという騎士を否定しながら肯定している」という解説の一文に深く納得した。う〜ん、さすが名作……。
  • 2026年9月28日
    月の立つ林で
    月の立つ林で
    ラジオが出てくる小説というくくりで(実際はポッドキャストだったけど)紹介されていたので読んでみた。すごい、じんわりあったかくなる〜〜。お粥みたいなお話。「環境が大事って私が思うのはね、(中略)周りの人たちと豊かに関係し合っていくってことよ。そのときのお互いにとっていい距離で、いい角度で」って言葉はいつも忘れないでいたいな。
  • 2026年9月21日
    とんこつQ&A
    とんこつQ&A
    ドンデコルテの渡辺銀次と朝井リョウの対談ラジオ内で紹介されていたので、読んでみたらやっぱり面白い! 「怖すぎて笑っちゃう」という紹介の通り、うへえあっと変な笑いが出ちゃう怖さ。ザ・浅い感想だけど、まるで世にも奇妙な物語を読んでいるかのような・・。ホラーではないんだけど、身の毛がよだつような感覚。5つの短編が収録されていて、朝井リョウさんが紹介していた『良夫婦』も面白かったけど、自分は表題にもなっている『とんこつQ&A』が特にお気に入り。村田沙耶香さんの『コンビニ人間』をよりショートショートっぽくしたらこんな感じになりそう・・みたいな。この、世にも奇妙な物語“っぽさ”って、どこから来るんだろう。
  • 2026年9月18日
    すしそばてんぷら
    こちらもお義父さんのおすすめで読む。これは読む飯テロだー! ほのぼのしていて癒される〜。料理の描写がすごく丁寧で、めちゃくちゃ取材したんだろうな……。
  • 2026年9月13日
    ドン・キホーテ 後篇2
    ドン・キホーテ 後篇2
    不思議なもんで、狂人にしか思えなかったドン・キホーテとサンチョの二人がどんどん愛おしく思えてくる。どこかで聞いた「いつだって笑われてる人が主人公」みたいな言葉がよぎる。特に島主になる(ほんとに?)サンチョへのドン・キホーテの助言はマジで良いこと言うな〜と感心してしまう。爪、切ります。いよいよあと一巻で終わりだ!
  • 2026年9月13日
    レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下
    レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下
    図書館で借りてコツコツ読み進めてきたけど、返却期限が迫ってきたので一旦ここで終わり(p.227)。下巻はかなり科学寄りなので黙々読んでたけど、流石に飽きた……。そのうちまた続きを読もう。
  • 2026年9月11日
    はじめての短歌 (河出文庫)
    この本、すごい! 短歌に限らず、小説なりブログなり、ちょっとぐっとくる文章を書きたい人は絶対読んでおいた方が良い。というか「面白い」の感覚についての理解がすごく深まる・・気がする。「生きのびる」ための言葉じゃなくて、「生きる」ための言葉を使わないと、っていう説明がすご~~~く納得感があった。ぼやっとした説明しかできないのが恥ずかしいけど、ちゃんと本の中で解説されているからぜひ! 良い短歌のどこが良いのかを説明するだけじゃなくて、ダメな例を用意して「これじゃダメよね」って説明してくれるのがシンプルにわかりやすくて良い・・。好きです、穂村弘。
  • 2026年9月11日
    ヴィヨンの妻改版
    どの短編もおもしれ~~!! ついこの間、酒の席で友人といざこざになったので「親友交歓」が五臓六歩に染み渡る感じがあった。マジで・・なんなん? 散々あーだこーだやっておいて最後の台詞が「威張るな!」なのが本当に震えた。でも分かる。そういうこと、言う。「トカトントン」は一生何度も読み返したいな。自分も飽き性で全然続かず、何も身になっていない人間なので。なんかふっと続ける気力がなくなりそうになったら「気取った苦悩ですね」っていう先生の言葉を思い出したい。そして「ヴィヨンの妻」のラストの台詞。「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」って、すごい。こんな勇気がわいてくる言葉ないぜ。・・というところで、又吉直樹作品を読んだ後の感覚をふっと思い出した。又吉が太宰好きな理由が分かりすぎるくらい分かる。しみじみ、いいなあ~~・・。また読み返そう。とりあえず今は『斜陽』を読み返しているけど、また良い・・。というか、最近ようやく小説を読み返す意味が分かってきた気がする。何度も読み返して味わい直さないとダメだな。二周目、三周目での新しい発見もあるし。
  • 2026年9月11日
    救われてんじゃねえよ
    タイトルで惹かれて読んでみたら、ずずずずーーーーん↓↓↓タイプの小説で予想をガッと裏切られた。『ぼくには笑いがわからない』のポップさ(言うほどポップという感じじゃない気もするけども)のイメージで読んだらやられる! 湊かなえの『C線上のアリア』もそうだったけど、介護のシーンが重ために出てくる作品は結構喰らってしまう。しかもヤングケアラーだとなおさら・・。というか、上村裕香(「ゆうか」と思ったら「ゆたか」だった)さんは、笑いに救われる瞬間みたいなのを描くのが上手すぎる気がする。カオスすぎて「地獄?」みたいな状況下で不意にテレビから流れた小島よしおの「おっぱっぴー」に救われる、みたいなの、マジで何か・・何だろう、説得力? リアリティ? が、すごい。 正直、自分は「こんなクソ親なら捨てちゃえば?」的な気持ちになっちゃったけど、そんな簡単にいくわけないというか。又吉直樹の『人間』に出てきた沖縄のダメ親父に通じるものがあった。世界はそれを愛と呼ぶ・・のだろうか。こういう、一言で表せない感情を味わえるのが、小説だよなあ・・。
  • 2026年9月11日
    夏の約束 (講談社文庫)
    お義父さんが「面白かった」と話していたので、読んでみた。主人公のマルオと恋人のヒカル(どちらも男性)が友人たちとキャンプへ行く予定を立てるも・・というストーリー。今から20年以上前に書かれた小説なので、現在ほど多様性への理解が進んでいない、というかむしろ性的マイノリティーの人たちを過激にネタにする場面も少なくなかった時代。それでも、主人公「マルオ」の、周囲の無知、狭量、愚かさから来る嘲りの視線をまるっと包み込む優しさというか、強さというか、そして遠くに感じさせる悲しさみたいなものに胸を打たれてしまう。それを“赦し”と表現し、「“赦し”を得ている感覚に自分が陥ったとき、自分が大多数の側にいることを自覚し、羞恥してしまう」という解説文に深く納得してしまった。ド派手な事件が起こるわけでもなく、けど生活の中に潜んでいる喜びとか悲しさが繊細に描かれていて、これぞまさに純文学・・みたいな気持ち。 同じく文庫本に収録されている『主婦と交番』も良かった。正直、主人公の父親が何気なく言った「ちゃんとせえよ」という気持ちが分かっちゃうっちゃ分かっちゃうけど、そんな自分をちょっと戒めようと思ったり。交番ウォッチを続ける主人公が「わかんないけど、なんか面白いの」という台詞が、なんか、良かった・・。
  • 2026年9月5日
    スラムオンライン
    以前読んだ『ゼロ年代SF傑作選』に収録されていた短編(本編?では後日談的に扱われている)が面白かったので本編も読んでみる。ちょうど読みたかったライトノベル作品という感じで好みドンピシャだった。これよ、これこれ〜! 甘酸っぱい(けど濃すぎない)恋愛要素もあり、友情あり、そして情熱あり・・。あくまでリアルな自分にはメリットのない、ゲーム中でのNo. 1(しかも、その中でも公式な記録が残らない戦い)を目指すことに何の意味があるのか? という問いに対して「それでも、突き動かされる何かがあんのよ」という主人公の姿勢がすごく爽やかで、勇気をもらえた。意味なんていらない、それでいい。そんな風に肯定してくれるような・・。良い!! けど、本編読まないと、短編の方は全然わかんなくない!? という気持ちにもなった。図書館で借りて読んだけど、これは買いだな・・。
  • 2026年8月31日
    ミスター・チームリーダー
    おもしれ~~! 朝井リョウ×渡辺銀次(ドンデコルテ)のラジオの中で、朝井さんが銀次さんにオススメしていたのが気になって読んでみた。やっぱり好きな作家のオススメする本って、好みが合うのかもしれない。ボディビルダーかつ職場の若手シゴデキ社員(課長くらい?)が、怠惰な社員のことが“組織の体脂肪”に見えてくる・・という、その設定でグッと引き込まれてしまう。ちょっと共感できてしまうモヤモヤが、徐々に激しさを増していく感じが世にも奇妙な物語っぽさすらある。ボリュームも多すぎず、ちょっぴり少なめだから読みやすいのでオススメもしやすい。そういう意味でも最高! 早速友人に薦めました。
  • 2026年8月30日
    ドン・キホーテ 後篇1
    ドン・キホーテ 後篇1
    あれ!? 何か後編に入ったら途端に面白くなったぞ……!? 若干、主人公のドン・キホーテが正気に戻りつつありそうでそうでもない感じが良いのかもしれない。かつ、ちょこちょこいい感じのことを言うのが「こいつヤバ!(けど憎めねえな……)」って気持ちにしてくれている……のかもしれない。この勢いで残りの後編も読み切りたい……。
  • 2026年8月30日
    ぼくには笑いがわからない
    お笑いが好きだから、ド直球にテーマに置いている作品を読んでいると、どうしても嫌みな自分が出てきてしまう。「なんか、展開がちょっとご都合主義すぎない?」とか、「サークラのくだり、必要?」とか、「うじうじしてるくせにネタは面白いとか、なろう系かよ」とか。でもそれは“喰らってる”ことの裏返しで、舞台に魂を持ってかれてしまう感覚とか、自分の中から何も出てこないことへの絶望にも似た焦燥とか、笑ってもらえた時の世界に存在を許された感覚とか、そういう、「全部言わないでよ!」みたいな気持ちから生まれてくるんだと思う。面白かったのに、素直にそう認めたくない。そんな一冊。そしてこれを踏まえて先日の『水曜日のダウンタウン』のクイズに挑みたいと思う。目指せ全問正解! Q、「主人公が漫才の最中に興奮してやったことは?」A、「鼻血を出した」みたいなのがあると予想。
  • 2026年8月27日
    スメラミシング
    小川哲の作品を読んでみよう! そんでSFチックなものを読んでみよう! と思って手を出してみたら、見事に撃沈。『言語化するための小説思考』でこの本に収録されている「七十人の翻訳者たち」の話が出ていたので「これか~」と思ったりしたけど、全然入ってこなかった・・。陰謀論が題材になっている「スメラミシング」やちょっと切ないボーイ・ミーツ・ガールものの「ちょっとした奇跡」は楽しく読めた! だけど、まだまだ全然SFっぽい作品を読み解く素養が足りていない・・。精進せねば。
  • 2026年8月26日
    仮面の告白
    仮面の告白
    初めての三島由紀夫作品。友人が「めちゃくちゃ文章が綺麗」と絶賛していた理由がわかった・・ような気がする。自分の異常性に蓋をして、あるべき(と思っている)姿を演じる苦悩、的なところが『人間失格』みたいだなと思ったけど、こちらはその“道化”を見透かされる恥ずかしさ的なところはなくて、どちらかと言えば「仮面を被り続ける(本能的な思考を抑えて、あるべき姿を追い続ける)苦悩」が描かれているところがまた違うな・・と思ったりなんだり。同性愛が現代ほど容認されていない当時には、こういう性的マイノリティーによる息苦しさはよりしんどかったんだろうなあ(そこは本筋じゃないとは思いつつ)。 解説に「『仮面の告白』は小説の小説なのである。」とあって、そこが何だかわかるようなわからないような……。解説の解説が欲しい……。 それと、終盤に不倫チックな行為をしている時、「こんなの火遊びじゃないよ、水遊びみたいなもんだ」というセリフがあって、それを読んだ時、ふと朝井リョウの『正欲』に出てくるキャラクター(水に興奮する特殊性癖に悩んでいる)を思い出した。関連はないだろうけど・・。
  • 2026年8月23日
    レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上
    教養のために読んどこシリーズ。大天才の手帳大公開的な内容で難しそう〜と思ってたけど、ダヴィンチのX垢を見てると思ったらスイスイ読めるようになった。とはいえ絵画に関する知見だとか、ちんぷんかんぷんなところが9割だけど、前半部分の親父の小言的な箇所はなるほどね〜な感じ。大天才の親父の小言は何となく心に留める価値が高そう。そして下巻をちらっと見たら、科学的な内容ばっかでかなりキツそう。飛ばしちゃうかな。。
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